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今月の1本 (2019/11)

月に一度、撮影したフィルムの中から1本を選び、写った全ての写真を時系列に振り返り、その想いを語ります。

11月は晴れが多く、撮影した8本のフィルムを見返すと「いつ仕事してたんや?」と思えるほど色んな場所に出掛けていました。

今回もゆるゆると撮影した写真と共に、役に立たないどーでもいい話を交えてお送りします。最後までお付き合い頂けましたら嬉しいです。

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11月の1本

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スタートは中崎町から
JRの高架下を通りZINEのオシャレな展示会↓にお邪魔しました。(ZIN=自作の冊子)

一からの手作りZINEからネットサービスのZINEまで、棚から手にとった力作そろいの30作品はクオリティ高くて勉強になりました。知り合いが2人出展されてて、それがまた悔しいほどずば抜けて良かったです。

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その後 中2の娘も合流。
最近古着屋さん巡りに嵌ってるとのことでアテンドしました。良いセレクトで高価格設定の店から、乱雑で超低価格のお店まで楽しめます。

・看板に「ビンテージ」と書いてる店は高い
・店の前まで吊るしハンガーで溢れてる店は安い
これ古着屋の法則・・知らんけど

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この写真見ると中崎町をご存知ない方は「ただの下町?」と思うかもしれませんが、突き当りまでに3件くらい店があると思う。

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さて、日が変わりここからはスーパーカブ70に乗って秋の風景を求めて走ります

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勾配のキツイ坂を1速と2速だけで、エンジンがワンワン唸りながら登ります。

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紅葉も始まってますね~私が撮ると全然きれいじゃない(ヘタクソ)

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なんじゃいなこの変な写真(笑) ファインダーから見た時はすごく良い構図だったのになぁ~

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自宅から50分

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この風景が見たかった

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オレンジ色のタマタマは「柿」ですよ。お正月の鏡餅にのっている串柿を作る和歌山の四郷という地区に来ました。山の斜面に伝統的な串柿干しを見れる集落が4箇所あります。

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毎年11月になると関西のローカルニュースで流れ始めます。それを聞きつけた柿目当てのカメラマンが・・私一人ってなんでやねん?!

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干して間もない柿は色鮮やかです、昨年は11月末頃に来たら干あがって茶色に変わってました。

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車がやっと一台通れる道幅なのでカブの優越感が倍増です。

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※このようにちょいちょい「カブ自慢」を挟むには、普段虐げられてる不満があるので、たまには自慢したいという心理が働くので聞いてやってください。

というのも、カブ乗ってますと中々の確率で"強引な追い抜き""煽り"を受けます。これはカブに限らず小さいバイク全般に言えるのかなぁ、、

ここからは私調べで最後に「知らんけど」と付け加えますが、いけずな車種・性別年齢・地域に偏りがあって面白いんですよ。

・車種  ①プリウス ②軽4 ③ハイエース(夕方)
・性別年齢 ①おじいさん(60才以上) ②おばちゃん(40才以上)
・地域 ①大阪市内 ②③郊外から田舎に行くにつれて減少して和歌山で無くなる(笑) 

煽りといえばヤンキーのイメージありますが、ヤンキーは昔にバイク乗って自分も煽られてますからバイクは煽らない傾向があります。

以上、知らんけど

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さあ腹へったので山を下りましょう

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小石まじりの下り坂は滑って怖いんだ

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この熟れまくった柿って食べれるんだろうか?

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何かと思ったら剥いた皮ですね

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柿の皮はすぐに土に戻るのでノープロブレム

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この道は土とコンクリートが交互に現れてズルズル滑ってめちゃ怖かった・・ソロツーリングの場合、転倒やパンク時に助けが来るまで時間が掛かるのでいつも慎重に運転しています。特に携帯が圏外で事故ったら超アウトなので頻繁にアンテナ立っているかチェックしています。

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15分後には旨いラーメンにありつける和歌山ばんざい

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和歌山のかつらぎ町に来ると何故か笑福亭のラーメンが食べたくなり4度目の訪問。街の中華屋にしてはコック3名もいる大型店でお昼時はいつも大繁盛してます。お味は素朴で最高に旨いのです。

カメラはRollei35b 。最短の撮影距離は90cmですから、ズボラしてイスに座ったまま撮るとピント合わないですね。

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ラーメン屋を出て2分、必ず通る河川敷の道です。

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こんな細い道は歩行者専用に見えて車バイクOKの道です。時速20kmで走るのが一番気持ち良い

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この時はコンビニのドリップコーヒを左手に持って、運転は右手でココまで来ました。芝生に座って良い景色を見ながらコーヒーを口に流し込んでラーメンの油を清めます。

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紀ノ川には河川敷にアクセス出来る場所が多くてダート道も楽しめます。

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ここは増水したら川底なので一切草木が生えず違う惑星に来たみたいです。

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帰り道もひつこく「柿」

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違う集落も一応抑えておきましょう(笑)

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ここは大規模ですね。ただ正直撮ってる方も柿の不感性になるんですけど(笑)

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ここは比較的 低い場所なので撮影してる人がチラホラいらっしゃいました。

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上下の2枚はスキかも

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畑ではない道端に天然の柿が生えてる場所も多いです。私は勝手に「野良柿」と呼んでまして、その実は収穫されること無くわけで  どっちが幸せなんだろう?と考えたりします。

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最後の一枚は野良柿とカーブミラーでした。

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おわりに

これだけ柿の写真を撮りまくって言うのもなんですが、わたし全然「柿食べない」人なんですよ。(スイカとマスカットさえあれば幸せ)

ところが道の駅で 家族に頼まれた「ちょっと高い柿」買って帰ったら 

めっちゃ旨いでやんの!

というわけで、
今年から柿デビューしましたことお知らせします。

おしまい

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11月の1本
Rollei35b / Fujifilm C200 / development by FUJICOLOR PLAZA MMG


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kunihito_miki
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