今月の1本 (2019/3)
こんにちはkunhito.mikiです。
月に一度、撮影したフィルムの中から1本を選び セレクト無しの36枚を時系列で振り返り、その想いを語ります。
3回目に入りましたこの企画。今回のフィルムは撮影時間がゆっくり取れずリハ前やライブ前に少しだけ撮り歩いたり、車窓からノーファインダーでサクサク撮った撮ったりと、忙しい時ほど撮りたくなるって何なんでしょう(笑)
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Rollei35B / Fuji C200での撮影です。今回も温かい目でご覧下さい。
いきなり同じのが2枚ですまぬ。1枚目の左は感光してることが多いので念のためもう1回シャッター切ったら、あららどっちも綺麗に写ってたね〜♪というフィルムあるあるです。
今年すでに3回も行ってる関西インスタ界では有名なフォトスポット。大阪駅から2駅の西中島南方(にしなかじまみなみかた)と長い名前の駅から徒歩10分、河川敷にある葦の群生地です。
RECOではnomさんが西中島の記事を書かれていますね。皆さんも是非ご覧ください。
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また、私がファンの金原みわさんの書籍「さいはて紀行」でもこの河川敷を違った切り口で書かれていらっしゃいます。めちゃくちゃ面白い一冊なので是非ご覧頂きたいです。
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この日は19時から十三246でリハーサルなので一駅分トボトボ歩きます。ちなみにstudio246は関西一円に展開する設備・スタッフ共にクオリティが高いスタジオです。オーナーは円広志さんですよ!
この時点で18時過ぎ、完全に日没していて相当暗いです。撮影の設定はF3.5 / SS1/30 です。このカメラで出来る一番明るい撮影設定です。結構良い感じに写りますね。・・って自分で言わないと誰も言ってくれない(笑)
盆栽みたいに枝ぶりが良い木。生えててくれてありがとう。
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場所が変わり
南船場のギャラリー・アビィさんへ友人のポートレート展示にお邪魔した日のスナップです。記事の為に写真撮ってるわけでないのでアビィさんの写真が無くてさーせん。
オーナーの吹雪さんはお名前とは正反対の温厚で優しいお方。おでんの具に例えると「がんもどき」とか「大根」みたいな・・いや例え間違ってるな、、おでんの具はどれも温かい(笑) とにかく一度足をお運び下さい楽しいギャラリーです。
アビィの入ってるビルはレトロな雰囲気で、この階段を行くたびに撮っちゃうんだなぁ、結果何も起こらないんだけど・・何かを感じる場所は懲りずに何回でもシャッター切ります。
アビィから心斎橋方面に歩くと
グニャグニャに迫ってくる葉が気になる。
そして雀荘の名前も気になる。オーシャンズ11
扉あけたらブラピと ジョジクルと マトデモが 卓を囲んでジュリロバが お茶くみしてた・・みたいな妄想が・・
むむむ~ 略称はブラピしかシックリこないのはなぜだ?そして胸の次にビルの谷間を撮りたくなるのはなぜだろう?
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日が変わって
夕暮れの阪神高速 湾岸線からの風景。「関西工場萌えの聖地」高石市にある三井化学のコンビナートです。関空に初めて降り立った外国人観光客は高速バスからこの風景を見て興奮するそうですね。
私は関空方面に向いてノーファインダー撮ってます。
中央のクレーンは関空連絡橋を吊り下げた巨大クレーンででしょうか?
あの巨大クレーンは船の上だから水に浮いてるのかな?すごく気になる。
これは信号待ちでパチリ。設定はF5.6 / SS1/125 だったかな~とうる覚え・・超適当な露出設定でしっかり写るの私の腕ではなくネガフィルムとラボ努力のお陰です。
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よく晴れた日曜の午後2時頃~京都の宇治にきました。この日は17時からライブの会場入りの予定。少し前に宇治入りして散歩スナップしてました。
京都市内とは違って少し昭和レトロ感が強いですね。私は整備された祇園よりも宇治の方が好みです。
平等院に向かう参道から右に折れて路地を俳諧します。
なにかいいとこないかな~と路地をめぐると
瓦修理の現場に遭遇。2分ほどじーっと見ながら会釈したら屋根の上から右の職人さんがニコっと笑ってくれたので近寄ってパチリ。このフィルムで一番のお気に入りが撮れました。
和瓦の需要が減っている影響で瓦葺き職人の数は20年前の1/2以下まで減っているとのこと。
先の関西を襲った台風で瓦が飛び未だブルーシートの応急処置のままになってる理由は、放置ではなく職人不足のため修理の順番が回って来ていないそうです。
昭和なマンションですね、カタカナの「コとス」はロゴが独特ですね。ちなみにコーポラス集合住宅のCorprate+ houseを略した和製英語とのこと。さっきのマットデーモン=マトデモよりしっくりきました。
神社の裏にあるビールケース置き場が気になるぞ
改めて見返すと何でこんなの撮った?ってなるけど私のスナップなんてそんなものですよ、深く考えて撮ってませんから。
「~下さい」の下の余白が少なっ!と思いました
電柱のビョウドウィンのカタカナに惹かれました。ほんと何も考えずに撮ってるな。
でも、こうやって道を歩きながら目に入ってくる違和感を探してシャッターを切るのがとにかく楽しいのです。記事のためでもインスタのためでもなく、ただ好きだから撮っているのです。
な~んてカッコいいこと言ってる割に、バズったりイイネたくさん付くと踊りながら喜んでおります~皆さん私をもっと褒めてください(笑)
そして
まいど恒例の
にじり寄りスナップですね、別の名を「フィルムの無駄使い」良い子はマネしないように。
こういう中途半端な距離感の写真を見ると「もっと寄れよ、この根性なし!」って毎回反省しますね。自分が思ってるより3歩前でちょうどいいのかも。
ポロっと落ちる椿の花をみたら春は近いですね。
最後の1枚は梅の花でしたね、このあと平等院に向かいましたが続きはインスタかTumblrに公開します。
4月の1本では桜をお届け出来るかな~また来月も緩い36枚をお送りしたいと思います。最後までご覧頂きありがとうございました。
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3月の1本
Rollei35B / Fujifilm C200 / development by FUJICOLOR PLAZA MMG