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スポーツとお金

スポーツとお金はすこぶる相性が悪い。
もう少し噛み砕くと、"スポーツ選手と"相性が悪いということです。


世の風潮というか、多くの人の目に映るスポーツ選手というのは、清らかで純真な、人としてあるべき姿を提示する理想的な人という目で見られがちだと感じています。

別にこれ自体は悪いことではないし、実際、一つの競技に人生をかけ、毎日死に物狂いで練習に励む姿というのは美しく、多くの人に勇気と希望を与えていると思います。

かくいう僕もその内の一人で、身の回りにいる最前線で競技に打ち込む人たちを見ると、自分も頑張らなければ!という気持ちにさせてくれます。


ただ、選手も人間です。
僕たちとなんら変わらない人間です。

スポーツ選手への過度な特別視は弊害をもたらします。
その弊害の一つが、「お金」です。


スポーツ選手は試合で結果を出してなんぼ。
練習してなんぼ。
メディアに露出したり、金儲けなんてしている時間があったら練習しろ。
それでひとたび成績が落ちようものなら、他のことにうつつを抜かしているからだ、と非難される。

そんな風潮がスポーツ界をとりまいている気がしてなりません。


前述の通り、選手も人間です。
生きるだけでもお金がかかるし、選手活動を行うためにもお金が必要です。

もちろん、世界でも結果を出せるようなトップレベルの選手であれば、スポンサー獲得も比較的容易かもしれません。

スポーツも実力の世界。結果がだせなければ淘汰されて然るべき、かもしれません。

ただ、もっと経済的課題を解決するための環境が整備されてもいいのではないかと思います。

さらには、やる側、関わる側、見る側のスポーツとお金に対する見方や考え方も変わった方がいいのではないかと思います。



ちなみに僕はスポーツ選手に対して無償で支援するつもりはありません。

僕が作りたいのは、選手が堂々と自分がスポーツで得た知見を生かして経済活動ができる環境と風潮です。

選手自身も、スポーツで結果を残せばいいという考え方から脱却する必要があると思います。

デュアルキャリアを考える上でも、大事な視点です。


mimook(ミムック)は、まさに選手が能動的に経済活動を行えるプラットフォームを目指しています。

選手がスポーツをする上で欠かせない道具、スポーツ用品(野球ならグローブ、テニスならラケットなど)についての知見は、一般のスポーツユーザーにも価値がある知見です。

これらを活用して経済活動を行うことができるプラットフォームが、mimook(ミムック)です。


スポーツとお金の問題を解決するには、選手、関係者、見る側、全てのステークホルダーが意識のアップデートをしなければ解決しないと思っています。

だから、問題提起として、そして具体的な解決策として、僕はmimook(ミムック)というプラットフォームを開発しているし、世に提示したいのです。



もし、この考え方に共感してくれる人がいたら、ぜひお話してみたいし、仲間になってくれる人がいたら嬉しいです。

僕のツイッターはDMを解放しているので、いつでもお声がけください。


まだまだ生まれたばかりの会社ですが、ビジョンを具現化するため、精進していきます。
よろしくお願い致します。


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