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「リサイクル」をアップグレード。「アップサイクル」とは?
こんにちは。江口邦広です。
今日は「アップサイクル」について書きます。
■アップサイクルとは
アップサイクル(Upcycle/Upcycling)とは、本来捨てられるはずの廃棄物に付加価値を持たせて、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせること。
擦り切れたタイヤをカバンに作り変えたり、廃棄されたビニール傘をおしゃれで実用的なバッグに変えたり、様々な業界/商品で行われています。
■リサイクルとアップサイクルの違い
よく知る言葉で、リサイクル(recycle)という言葉があります。
リサイクルして新しい製品を作る場合どうするか。
ペットボトルで言えば、ペットボトルをまず再生資源に分解します。その上で新しい商品を作ります。
先ほどのアップサイクルとの違いは、不要品の素材・特徴をそのまま活かすところに大きな違いがあります。
■アップサイクルとダウンサイクル
アップサイクルと対をなす概念としてダウンサイクルがあります。
■アップサイクル
元のモノより価値が上がること。
低価値な材料を高価値の製品に生まれ変わらせること。
■ダウンサイクル
元のモノより価値が下がるのこと。
製品を低価値の原材料に生まれ変わらせること。
ダウンサイクルの例でいうと、
紙から再生紙を作ることや、着なくなったTシャツから雑巾を作ることなどが挙げられます。
■3R(リユース・リデュース・リサイクル)とは。
■リユース(再利用)
不用品やその部品を繰り返し使うこと。
メルカリ等のフリマアプリが流行っていますが、これはリユースです。
■リデュース(削減)
廃棄物の発生を少なくすること。
レジ袋が有料化しました。マイバックの活用はこれに当たります。
またペットボトルを使わずマイボトルを使うこともこちらにあたりますね。
■リサイクル
不用品を再生資源にし再利用すること。
ペットボトルや缶などを再生資源に分解し使うこと。
先日サステナブル(持続可能)について書きましたが、このアップサイクルの動きもここにあたりますね。
普段意識していなかったので見かけませんでしたが、またアップサイクルの商品を見かけたらこちらのnoteでも紹介したいと思います。