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クロちゃんのプロポーズを見て思ったこと

おとといの『水曜日のダウンタウン』の、クロちゃんのリチへのプロポーズ回。

惜しくも(?)クロちゃんのプロポーズは失敗に終った。

失敗どころか、恋人としても別れるという結果になってしまった。


リチはずっと我慢をしていた。

リチは素の自分を出したいのに、クロちゃんはリチに理想の彼女を演じるよう強要していたから。


「これまじ最悪だわ黒川」と思いながら見ていたら、最後リチから刺さる一言が。


私よりも自分の事が多分大好きなんだよ


いつも自分が主人公みたいに



うわっ!

なんか胸をえぐられた気分!


この言葉がぐさりと突き刺さるということは、自分も当てはまるということではないか。


正直、僕はこの世界で主人公でいたい。だからこうやってnoteで記事を書いてるし、アクセスも100万とか言って欲しいし、有料記事も爆売れしてほしいし、もっともっと目立ちたい。

自己顕示欲半端ないし、昔は映画監督で有名になりたいと野心に駆られていた。


そして自分の事が好きなんだ。自虐癖のある僕だけど、本当は自分が大好きな卑怯者だ。


僕は主人公になるために努力してきたし、頑張ってきた。

だけどこれって、「モテる」とは真逆の行為だった。


彼女になりたい女の子はそんなこと求めていない。

それよりもお互い自然体出会いられる関係を求めている

いくらお金や名声があっても、松ちゃんや中居くんみたいになるわけだし。


主人公になりたい男が欲しい女性は、容姿端麗の女性で、それこそトロフィーを持っているのと同じだ。それじゃあ女性の尊厳は完全に無視されている(それでいい女性もいるかもしれないけど)。

ほとんどの女性はあたたかい家庭を持ちたいわけで、男の理想は彼女たちの理想とはかけ離れている。


僕が恋愛をしてはいけないわけは、僕がクロちゃん側の人間だからだ。

これじゃあ恋愛で幸せになれないし、女性を幸せにできない。


恋愛をあきらめた僕は、やはり正しかった。


逆にクロちゃんは幸せだと思う。

こんなことを面と向かって言ってくれる人がいるんだから。

普通は誰もクズだと言ってくれないし、そのまま気づかずに生きていって、さらに女性を傷つけてしまうんだから。


そして僕も自分がクズ人間だと気づけた。

リチさん、ありがとうございました。

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あらかわくになが
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