【全文無料】「リベラル」の正体~沖縄・辺野古基地工事に関連する警備員死亡事件を受けて~
2023年6月28日、辺野古の新基地建設に用いる土砂搬出の場に於いて、反基地活動中の70代女性がダンプの前へ飛び出し、警備に当たっていた40代の男性警備員を巻き込む事故が発生。
活動家女性は命に別条なく、警備員の男性は死亡した。
報道に拠れば「頭部破裂」との通報があったとのこと、現場の凄惨さを物語っている。
ただ真面目に仕事をしていただけの男性が、70代女性活動家の身勝手に由り命を奪われた。
亡くなられた男性のご冥福をお祈り申し上げます。せめて安らかにお眠りいただきたい。
筆が進まない。
男性警備員が余りにも報われない。その無念は如何程だろうか、家族の衝撃は、悲しみは如何程だろうか。
活動家に対し、無論70代女性活動家以外の活動家を含めてであるが、最大級の怒りを禁じ得ない事件である。
今回の一件は、「偶々発生した不幸な事故」などでは決してない。
沖縄に於ける反米軍基地活動家の行動は、これまでも車両の前へ飛び出し、車両の下に潜り込んで「人が轢かれてるぅ!!」と騒ぐなど、何時死者が発生してもおかしくないものであった。
工事関係者や警備員の必死の努力に依って活動家は生かされていた訳であるが、その努力に甘え切った活動家が身勝手を繰り返したところ、活動家ではなく職務に当たっていた警備員が死亡するという、何とも胸糞の悪い事件が起きてしまったのである。
当該警備員は、反米軍基地活動家及び活動を煽ったメディア、容認してきた玉城デニー沖縄県知事、その他リベラル系言論人、インフルエンサーに依って命を奪われたと言って過言ではないだろう。
本記事ではこの事件に関連し、「リベラル」を名乗る、又はそう呼ばれる勢力がどのような存在であるのかを書き残そうと思う。
奴等の邪悪さは以前から認識していたつもりだが、余りにも醜悪が過ぎる。
罪もない警備員男性の死をネタに金を稼ぐ真似はしたくないので、本記事は全文無料での公開とする。但し、区分として『滅私公論』の記事として後に辿りやすいようにしている。
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まず、メディアの報道を見てみよう。
全てを網羅している訳ではないが、目に付く報道を確認したところ、共同通信とTBS(RBC琉球放送)のものは非常に酷い。
共同通信は、以下のように報じている。
「辺野古移設抗議の女性ら2人ひかれ1人死亡」
これは2024/06/28 14:56に公開され、2024/06/29 09:52に更新された記事(https://nordot.app/1179300020341097413)の見出しである。
更新される前の見出しでは「【速報】辺野古移設抗議の女性ら2人ひかれ1人死亡 | 2024/6/28 - 共同通信」となっていたようだ。
「辺野古移設抗議の女性ら2人ひかれ1人死亡」との見出しを見れば、人はどのようにこの一報を解釈するだろうか。
「辺野古移設に抗議する女性2名が工事車両に轢かれ、そのうち1名が亡くなった」のだと解釈する者が少なくないだろう。実際にこの効果を狙ったタイトルであるとしか思えない。
確かに、共同通信のタイトルは嘘を言っているものではない。然し「警備員」という重要な情報を伏せ、ミスリードを誘発する形となっている。
これが意図的なものであれば卑怯で姑息にも程があるというものだが、実際に意図的なのだろうと思う。
林智裕氏の記事にある「うまずして」報道や「childbirth」報道、東京電力福島第一原子力発電所事故関連の報道、「Fukushima Water」報道等を見れば、そのようにしか考えられないのだ。
TBS NEWS DIGが報じたRBC琉球放送は、以下の如き内容である。
辺野古ダンプ運転手が証言「無理な誘導多かった」現場では辺野古移設反対の抗議運動
これは2024年6月28日(金) 13:50に公開された記事(https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1260071?display=1)のタイトルだ。
当該記事から、幾つかの引用をしよう。
まるで警備の問題に由る事故であるかの如き言い草である。
警備の詳細については明るくないので言及を避けるが、そもそもの問題として、活動家が危険行為を続けたことに由る "ヒヤリハット" であり今回の死亡事故であることは間違いないだろう。
何故「工期のスピードアップ」が必要となったのか。活動家が工事を妨害し続けるからである。
何故「危ない事案」が発生し、「事故になりそうなこと」が起きるのか。活動家が危険な行為を繰り返し続けるからである。
反米軍基地活動家がどれ程危険な行為を行っているのか、一度インターネットで検索してみるといい。法律のほの字も知らないのかと思うような行為ばかりである。
これに言及せず警備が云々と報じるのは、まさに活動家の危険行為を庇い死亡した警備員を含め警備に携わる人間へ事の責任を擦り付ける行為に外ならない。
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活動家の行為は道路交通法違反や威力業務妨害罪、共謀罪などに該当するのではないかとも思えるが、玉城デニー沖縄県知事はいったいどのようなコメントをしたのだろうか。
辺野古の警備員死亡事故「極めて遺憾」 玉城デニー知事、安全確保まで土砂搬入の中止要請へ
これは、沖縄タイムスが2024年6月28日 17:36に公開した記事(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1387200)のタイトルである。
玉城デニー知事は「原因が究明され、安全対策が取れるまでの間は土砂の搬出作業を中止するよう求め」るそうだが、「抗議活動中の市民」には「法令順守や地域住民の安全安心に配慮するよう求めたい」としか言わなかったとのこと。
「法令順守や地域住民の安全安心に配慮するよう求めたい」などというのは、安倍晋三元首相が暗殺された際、テロリストを擁護する者が「暴力は許されないが~」と Yes, but 論法の為に申し訳程度に書き加えたそれと同じようなものである。
玉城デニー氏は仲間を庇っているようにしか思えない。
玉城デニー沖縄県知事は、「これ以上の工事を続けるなら警備員がどうなっても知らない」とでも言いたいのだろうか。「警備員を死なせればお前らの主張は通るぞ」とでも活動家に呼び掛けているのだろうか。
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そもそも、我が国に於ける「リベラル」とはどのような勢力であるか。
例えば、日本共産党は一般にリベラル勢力の国政政党であるとされ、リベラル系のインフルエンサーらが好意的に取り上げることも少なくない。
然し、この「日本共産党」がどれほど危険な組織であるか御存知だろうか。
まず、日本共産党は過去に人を殺している。
1952年の白鳥警部射殺事件では日本共産党札幌軍事委員会委員長であった村上国治が主犯格として逮捕され、懲役刑が確定。
1933年の共産党リンチ事件では、内部リンチに依り日本共産党中央委員であった小畑達夫が死亡している。
そしてそもそも、日本共産党はソビエト連邦のスパイ・工作組織であったコミンテルン(コミュニスト・インターナショナル、第三インター)の日本支部として誕生した組織である。
これは当の日本共産党も認めている。
このような日本共産党は、暴力革命の路線を堅持していることから、公安調査庁により破壊活動防止法に基づく調査対象に指定されている。
このような日本共産党がヨシヨシされる世界がリベラルの世界なのである。
安倍晋三元首相が暗殺された際のリベラルはどうであったか。
以前から「あ べ し ね」(池田香代子)、「安倍に言いたい。お前は人間じゃない!たたき斬ってやる!」(山口二郎法政大教授)などと言い放ってきたリベラル勢力であったが、殺された人間に対して本当に酷い態度をとっていたものだ。
「暗殺が成功して良かった」(島田雅彦法政大教授)、「気の毒だけど悲しいとは思わなかった」(前川喜平元文部科学事務次官)に五十嵐えり東京都議会議員(武蔵野市選出)が爆笑し「ああいう形で "裁き" を受けるべきではなかった」と発言したことなどは有名だろう。
これらを筆頭にリベラル勢力は亡き安倍晋三氏をこれでもかと罵倒し、SNS上では「〇〇義士」などとテロ犯を呼ぶ者が溢れた。「義士」とは一般に、尊敬や賞賛の意を込めて呼ぶ言葉である。
一度、X(旧Twitter)に於いて「安倍 死んで良かった」で検索してみると良い。吐き気を催す邪悪が広がっているから。
最近で言えば、岩下食品への嫌がらせ行為が話題となっている。
「岩下の新生姜」で有名な岩下食品の社長である岩下和了氏が東京都知事選候補のひまそらあかね(暇空茜)氏に好意的な投稿をしたところ、「会社へのメール、電話で社員に危機感を伝えるしかない」との投稿が蓮舫候補を支持するユーザーから為され(https://x.com/usamimn/status/1806230291935318168)、これをNPO法人フローレンスの会長である駒崎弘樹氏や町山智浩氏らがリポストして拡散。
岩下食品の取引先である「大阪 たこ焼たこば」には販売中止を要請する嫌がらせ電話が絶えず掛かり、電話線を抜く事態となっているそうだ。岩下食品の社長は警察に相談しているのだという。
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このように、リベラル勢力は他者の人権及びその他の権利、果てまでは生命までもを軽視し、気に喰わない者に対しては徹底的に悪逆非道の限りを尽くさんとするのである。
これまで耳当たりの良い綺麗事を述べて支持を拡大し、正義を掲げて相手の言論を封殺してきたリベラル勢力であるが、近年、その醜悪さが世間へ認知されるようになりつつある。
これ以上の犠牲者は絶対に出してはならない。
今回の警備員男性だって、在って良い犠牲ではなかった。然し、奴等を野放しにして自由にさせた結果、何の罪もない警備員が亡くなってしまったのだ。
いい加減に気づいてくれ、奴等は決して "正義" などではない。
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