17年ほど前に国頭村民になるために私がしたこと。
それは収入を得るための仕事を作ること。
国頭村は沖縄の最北端にある田舎。
仕事は限られていて、移住するにしても何の仕事をして収入を得るか考える必要があり、私が考え出した
答えは・・・
「そうだ!!宿泊施設を作ろう!!」
ってことです笑
その当時は、泊まりたくても泊まれる場所の選択肢が少なかったので、なら自分で作っちゃおう!!って思ったのです。笑
全然お金もないのに笑
どうやったら宿泊施設を開業できるのかなどを自分で調べ、宿泊施設にできそうな建物を捜し歩き、お金の相談は母にしました笑
まずは保健所へ!!
保健所から旅館業法の書類をもらい、色々教えていただきました。
次は資金面!!
母に相談し、母は看護師をしているのですがビジネスも好きで資金は娘(私)の夢のために母が協力してくれることに。ありがたいです。
次は物件探し!!
この物件探しは、何でもいいわけではなく、そんなに手を加えなくても(お金をかけなくても)営業できそうな物件を見つけるってことで、色々見ていきましたが国頭村に物件自体がそんなになく、なかなか見つからず・・・
売り物件購入を考えていたのですが、その当時、住所が沖縄県内にない場合県外の人がローンを組むハードルが高く、頭金も売値の30%を用意しないといけないなどがあり購入は厳しく断念・・・
私が閃いたこと
条件にぴったりな物件は見つけたのですが、購入のハードルが高すぎてどうしても買うことはできない・・・
どうしようかなーと考えた結果、ダメもとで不動産に
「この物件を賃貸にしてもらうってできないですよね?」って相談したところ、なんと自社物件だったらしくOKをもらうことができました。
いやー、言ってみるもんだねー。
そんなこんなで国頭村に移住するために
やったこともない「貸別荘経営」という仕事を自分で作り、晴れて国頭村民に!!
あの当時の私は20代独身、いきなり国頭に来て貸別荘オープンさせちゃったもんだから、みんなから好奇の目で見られただろうし、噂にもなるよねーって今なら理解できます。
こんな田舎でお客さん来ないし、うまくいくとは思えないって本当にたくさんの人に言われました笑
そして、その当時ブログも書いていて、国頭村の飲食店とかブログで紹介していたんですが、国頭の友人にも、こんなさびれたお店の写真撮ってどうすんの?って言われたりしましたが、私にはそのさびれ具合が魅力的にしか見えなかったんです笑
17年経った今は世界自然遺産にも認定され、宿泊施設も増え、観光客も来る村になりました。
私からしたら、初めて国頭に来た23歳の時から、国頭村最高!!ってずー---------と思っていたので、今さらって感じとやっとかっていう感じの気持ちが半々です笑
今、現在思っていることは、田舎で過疎地だからこそ色んな事をIT化させ、過疎地なのにITの最先端を行っている村にしたらいいんじゃないかなーってことです。
私自身、どっちかというとアナログ人間で何がどういうシステムでどうなっているなんて、全く分かっていないけど、高齢化だからこその新しい仕事(今までなかった仕事)ができるんじゃないかなんて思っています。
現在閉まっている共同売店も、商品在庫は置かず、ネットで買い物を代行、またはまとめて買い物代行などをしてあげる売店にしたらどうかな?とか、ざっくりとですが思っていたりします。注文した商品も売店に届くようにし、受け取りも売店に来てもらうか受け取りに来れない高齢者には手数料少しいただいて自宅に届けてあげるとか。
仕事がないと言われる国頭村。
正確には「仕事がない」ではなく「自分の希望する仕事がない」が正解なんじゃないかなと思います。
だったら作っちゃいましょう!!笑
リモートワークができるような人材育成とかもいいと思いますけどねー
長くなったので今日はここまで。
読んでいただきありがとうございました。