正社員から働き方を変えていくリアル

ノープランから派遣社員へ

コロナがきっかけで、自分の働き方や生き方に疑問を持つようになり、2022年末に約25年続けていた正社員を手放しました。
が！実は「辞める」と決めた時、先行きはなんとノープランでした。

個人としても、節約カツカツFIRE（どんなFIRE）なら可能なくらいの資産はあったので、しばらくは働かなくても大丈夫なはずでしたが、それでも、何でしょう、この迫り来る恐怖！
実際に退職日を迎えるまでの間に、
やっぱり自分の収入が0になってしまうというのは怖すぎる、病みそう、
と思いまして、退職日の1ヶ月前に派遣会社に登録。
結局、退職した翌月から時短派遣社員としてデビューしました。

派遣社員として、10:00～15:00×週4日という勤務形態で働き始めました。
長い間、喉から手が出るほど欲しかった平日の自由な時間、それを今、自分は手にしている、幸せ過ぎました。
朝は子どもたちを見送ることができて、平日も1日休みがあって、行き帰りラッシュではない通勤で、家に着いてもまだ16:00前！

ただし、時間が増えたとしても、増えた時間を有効に使えるかどうかはまた別の問題。自己管理能力が問われます。
油断するとダラダラダラダラ、なんでも先延ばしにしてしまう私なので、やっぱり会社員の方が向いていたかも…と思ったりすることもあるのですが、それでもやっぱり、何事も自分で選択していきたいのです。そういう意味では、正社員を手放して後悔する気持ちは1ミリもないのです。

自分なりの最適解を見つける

私の場合、正社員を手放して、何か自分でもやってみたい！とは思ってはみたものの、いきなりフリーランスとか起業とか全くイメージがわかずでした。（覚悟もなかったし）なので、時短の派遣社員という道を選択しました。
雇われて働く＝毎月お給料がもらえる
ここを最低限確保した上で
✓色々なことにチャレンジする時間もある
✓自分の時間も確保できる
私にはこのやり方が合っていたなと思います。（精神安定上、やはり給料バンザイ！）
今後は、徐々に会社員の仕事を減らしてフリーランスに移行していきたいなと思ってはいますが、ま、ゆっくりでいいかな。

私たち、仕事に家事に育児に、もう両手にいっぱいいっぱいです。
新しいことを手にするには、まず先に手放す、手放して余白を作る、と言います。私もそのとおりだと思いますが、一度に手放す量はひとそれぞれ！
私は保守的でビビりな人間なので、少しずつ手放していき、少しずつチャレンジていく、このバランスがちょうどいい感じです。

そして、チャレンジしていく上では、
「自分にできるのか不安に思うことでも、やってみたい気持ちがあるなら思い切って飛び込んでみる！」
をモットーにしています。
やってみたい気持ちがあるということは、好奇心を持っているということ。
何が起こるかわからない不安な気持ちと、未来にワクワクする気持ち、実は先のことが不確実、という意味では表裏一体、紙一重です。
なので、自分の捉え方、フォーカス次第なのでは？と、己に言い聞かせています(笑)
ライター業も、やってみたいという気持ちだけで、かなりの見切り発車です。

なんだかまとまらなくなってしまいましたが、少しずつ手放しながら少しずつチャレンジしていく、私にとってはこのバランスを取っていくのがちょうどいい。派遣としてもお給料があるおかげで、新しいことにチャレンジする気力も湧きます。
働き方に迷っているのなら、まずは手持ちの荷物を減らす、手放せることがないか探してみる、というのが最初の一歩なのではないでしょうか。