Back EasT
僕は神、わるくはないのMVを撮影して頂いたハルオさんからお誘いを頂き、 2015年以来、約7年振りに東京でライブをしました。
その会場となったtime Tokyoはハルオさんが経営しています。
MV制作とライブハウス経営を両立するのはとんでもなく凄いことやと思いますし、勝手に尊敬しております。
time Tokyoは天井、壁、床の全てが白で、真っ白な空間でした。
防音や吸音を考慮した場合、内装を白で統一するのは難しいらしく、かなり珍しいライブハウスなんじゃないかと思います。
実際、内装にこだわり過ぎた空間というのは音が反響し過ぎたり、そもそも防音ができていなかったりするのですが、time Tokyoは反響もありませんでしたし、いつもの感覚で大きい音を出せました。
全てが白い空間というのはそれだけで非日常感が味わえますので、僕は好きです。
東京でおすすめしたい場所の一つとなりました。
①mion
彼女がリハーサルをしているときに楽屋に漏れてきた歌声を聞いたとき、音源を流しているのかと思ってしまったくらいに歌が上手かったです。
曲もバックトラックではデジタル特有のポップさや可愛さを駆使しつつ、歌唱力で有機的な部分を表現していて、絶妙なバランス感覚でした。
程良くゆるさも垣間見え、シリアスになり過ぎないところにも良さを感じました。
大阪でも活動していたらしく、また大阪でもご一緒できればと思います。
②TheThankyou&Sorry
なんと顔合わせをする前に出会うことができました。
と言うのも、最寄駅の改札を出たところでスマホ片手にGoogle Mapをぼんやり眺めていたところ、ボーカルさんが声をかけてくれました。
そんな行動からも分かるように、皆さん気さくで優しく、良い方でした……。
人見知りでコミュニケーション下手な自分はとにかく学ぶことが多かったです。
ライブも盛り上げ上手で、どんどんお客さんに声をかけて楽しませようという気持ちが伝わって来ましたし、何より自分たちも音楽を楽しんでいるということが前面に出ていました。
音楽面ではボーカルさんの声がどこまで出るねんというくらい出てましたし、楽器隊の方々も経験から来る安定感と説得力がありました。
自分にはないものばかりを持っていたので光って見えましたね……!
③QLIP
東京ということで特別なことをする訳でもなく、いつも通りやりました。
ライブはいつも特別です。
いつも通りで良いのです。
板付き(簡単に言うと登場シーンがないということ)だったので、前にここに書いたように少しだけMCをしてみました。
まさかハムさんがリハーサルの後に散髪してくるとは。
MCのためにネタを作ってくれたのかと思うくらいのタイミングでした。
彼は過去にも面白いことをしてくれています。
それはまた別の機会に……(笑)
あと、PAさんがイヤモニに明るい方でリハーサルもかなりスムーズでした。
外音の要望もすぐに反映して頂き、いつも通りの音になっていたかと思います。
QLIPは音数も機材も多く、PAさんの協力がないとすぐにバランスが崩壊してしまい、演奏が成り立ちません。
このように協力して頂けることは非常にありがたいことです。
④Hello1103
これは衝撃でしたね。
ここ最近は音楽での体験をライブでの主題として考えていたのですが、まさにそれをこれでもかと提示していました。
真っ白な空間に次々と映し出される激しくも理性的な幾何学模様と無機質で破壊的なデジタルミュージック。
どうしようもありませんでした。
凄いとしか言いようがありません。
まさに音楽での体験を清々しく表現していました。
色んな方に体験して欲しいので何とか大阪にも呼びたいと思っています。
可能であればコラボレーションとかもしてみたいですが、これはあくまで勝手な妄想です。
いやはやしかし、久々過ぎる東京ということもあって、お客さんが来てくれるのか不安だったのですが、想像以上にお越し頂けてとても嬉しかったです。
東京に行った甲斐がありました。
お越し頂いた皆さん、本当にありがとうございます。
余談ですが、前乗りしようとして前日に飛行機で東京に向かったのですが、2時間も遅延してホテルに着いたのは結局0時でした。
次回以降、飛行機で東京に行くのはやめておこうと思います。
多少お金がかかっても新幹線にします。
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