鹿の惑星~三国ヶ丘から起こすよビックバン~
先日は気づいたら劇団のレコ発及び誕生日企画に出演させて頂きました。
予感していた通り、とても楽しい一日になりました。小学生並の感想で申し訳ありませんが、出演できて良かったです。
出演に至る経緯を簡単に書いておくと、スウィーティちゃんと出会ったその日に拙いコミュニケーション能力をなんとか駆使しながら対バンしましょうと騒いでいたら本当にすぐさまお誘いを頂きました。
これはもう、ありがたい、ありがたい上に嬉しい、出るしかないということで二つ返事で出演を決断しました。
スウィーティちゃんの行動力と思い切りの良さに感謝しております。
改めてありがとうございます、そしてお誕生日おめでとうございます。
また、今回も出演者の感想を書いておこうと思います。
主観的かつ身勝手な文字が並びますので万が一気に障ったとしてもチラシの裏に書かれた落書き程度に捉えて頂ければ良いかと思います。
①QLIP
セッティングがややこしいので、久し振りだったり初めてのライブハウスではわがままを言って1番目にしてもらっています(1番目の場合、リハーサルのセッティングのまま本番を迎えられるため)。
意気込みはどんなライブも「いつも通り、全力で」なのですが、当然のことながらその日の体調、心理状態、会場の雰囲気、機材によってライブの内容は変わります。
これは同じセットリストで同じ会場であっても同様です。
だからこそライブですし、面白い訳です。
この日はお客さんが比較的多く、しかもノリが良かったので、その雰囲気に影響されて自分もかなりノリノリでやれました。
どれくらいノリノリだったかと言うと、2014年頃のイキリまくっていた頃くらいノリノリでした。
あの頃は勢いだけでライブをしていました。
細かいことは良いからフルパワーで攻めていくということしか考えていませんでした。
8年も経ったのにライブをしながらそんな時のことを思い出しておりました。
気づいたら劇団の若さに影響されたのかもしれません。
非常に楽しかったです。
勢いと経験が表出した良いライブになったのではないかと自負しております。
お客さんに伝わっていたかどうかは分かりませんが、伝わっていれば最高です。
②すいらん
若さと快活さを兼ね備えていましたね。
メンバーのみんなが楽しそうにやっていたのが特に印象的でした。
バンドをやる喜びを素直に感じ、それをお客さんにも伝えられているように思います。
ボーカルさんも上手く、通る歌声でした。
MCで言っていた通り、勢いのある曲ばかりでまるで台風のように過ぎ去っていきました。
溢れる活力がそのままこちらに伝わるようで、僕も元気を貰えました。
③ドットルーム
申し訳ありません!
機材の片付けやら何やらをしている内に見逃してしまいました……本当に申し訳ない……!
しかし! 何度か共演していますので、その時に良さを知っております。
ツイキャスでも何度か話していますが、とにかくボーカルさんが良い声です。話し声すらハスキーで良い声です。
勿論、曲も良い曲揃いです。ポップで親しみやすく、耳にすんなり入ってきます。
そして見た目もお洒落で格好良いんです。
僕にないものばかり持っていて羨ましい限りです。
また対バンしてちゃんと感想を書きたいと思います。すみません。
④メタボリックシンジゲート
共演したことがありそうで実は一度も共演したことがありませんでした。
名前だけは何度も見たり聞いたりしていたにも関わらず、何故だか全く関わりがなく、それでいて興味はあるのでチラチラと物陰から覗き見ているような、そんな状態でした。
そんな中で先月行われた気づいたら劇団主催イベントにて、配信ではありますが初めてライブを拝見することができました。
噂には聞いていたとは言え、通想像以上に笑いの要素が盛り込まれていて、笑顔になるという意味でも興味深いという意味でも面白かったです。
それと同時に生で観ることが楽しみになり、そんな期待を胸にこの日のライブを迎えました。
結果、期待を上回る面白さを提供してもらい、笑顔の絶えない30分間を過ごしました。
ディスプレイに表示される映像のクオリティの高さ、隙間なく詰め込まれるネタから何としてでもお客さんを楽しませてやろうという強い意志を感じました。
ドローンが面白過ぎて思わず「何やねんこれ」と突っ込んでしまいました。
要するに面白かったということです。
⑤理科室コーヒー実験ブレンド
彼らとは長い付き合いでして、初めて会った時からもう10年は経っています。
何度も共演していますし、ダイオキシンボーイがMCで言っていたように「気付いたら劇団になる」前から知っています。
そういったこともあって、彼らを観る際はどうしても親目線というか先輩目線というか、勝手ながら見守るという感覚を覚えます。
しかもこの日は彼らにとって1年強振りのライブだったようで、尚更そんな目線になっていました。
大丈夫だろうか、早口シャトルランは成功するのだろうか、なんてことも考えておりました。
しかし! そんな不安は全くの杞憂でした!
いざライブが始まるとダイオキシンボーイは声が出ていますし動きもキレキレですし、他のメンバーもしっかりと公演をやり切っていましたし、完璧に理科室コーヒー実験ブレンドでした。
安堵すると共にどこか感動すら覚えました。
というか、何故かいつも理科ブレを観ると感動するんですよね。親目線だからでしょうか。
一応、公演内容はネタバレになりそうなので書かないでおきます(笑)
⑥気づいたら劇団
彼女達をちゃんと知ったのは、確かTwitterだったかと思います。
何やら良い曲をストレートかつ綺麗な歌声で歌っているライブ映像がタイムラインに流れてきて、「お、良いバンドやんけ、歌も上手いし」と一体何様のつもりなのか身勝手に評価しておりました。
その前は周りの反応を見る限り、ライブ中に武器を振り回すヤベェバンドだと警戒していたので、良い意味で拍子抜けでした。
え、良い曲をちゃんと演奏するただの良いバンドやん。
それが第一印象です。
話題になるのは一見して印象に残るところばかり、という状況に陥ってしまうのは人の性ということでしょうか。
狙ってやっているのかもしれませんが……そうだとすれば末恐ろしいです。
ライブの内容はと言うと、良い曲をちゃんと演奏するという僕の中の勝手な印象は守られつつ、時には演奏中にケーキを食べたりモーニングスターを振り回したりとエンターテインメント性に富んでおりました。
観てて飽きない工夫というのは僕も見習いたいものです。
彼女達がステージに立つと雰囲気が一気に明るくなるのも印象的でした。持って生まれたものなのか、狙ってやっているのかは分かりませんが羨ましく思います。
専門的なことを少し書くと、新曲のギターにかかっていたエフェクトが非常に好みでした。恐らくコーラスかな。
あと、個人的に一番凄いと思っているのが、あの若さで軸がブレていないことです。要はやりたいことが明確だということです。
バンド名に劇団という単語が入っている通り、ライブを観ればすぐにミュージカルな雰囲気を感じ取れます。あ、こういうことがしたいんだなとすぐに判断できます。
僕が彼女達の年齢の頃は「何がしたいかよく分からない」と言われていましたので、若くしてやりたいことを明確に提示できているのは本当に凄いことだと思います。
ところで、これはライブの内容には関係ありませんが、主催者であるが故に何かと忙しく、一日中走り回っていたにも関わらず、ちゃんとライブができていることに驚愕しました。若いって凄い。
と、まぁ長々と書きましたが、良い一日になったなと、とりあえずそういうことですわ。
こういう日がもっと増えると良いですね。
余談ですが、サプライズが一番緊張しました。
ケーキを落とさないか不安で不安で……。
落とさずに運べて良かったです。
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