生まれた時から死ぬ瞬間まで自分らしく生きたいのだ
魂が死んだ
白血病と告知を受けた直後は生きがいを失い、死を待ち望んだ。
妻は直ぐに死ぬなら会社を辞めて好きなことをすることを勧めてくれた。
しかし、直ぐに死なないことが分かった途端、治療費と生活費のためにクビにならないでねと態度が変わった。
その後はクビにならないことを考え仕事を続けていた。
この頃からクビになっても家族を守るためにスキルを身に付けたいと考えていた。
僕が生きていた証を遺す
配置転換となり研修部門に移って半年経った時、新入社員を実務指導することになった。
その時、この時代、僕が生きていた証を彼らの中に残していこうと決め、その時点から前向きに生き始め、次から次へとセミナーに参加し研修スキルを身に付けていった。
同時に家族を守るスキルにもなっていった。
現在は、医療現場に患者の想いを届け、患者として求める寄り添い方を講演している。また患者仲間には逆境に陥った時の生き方をアドバイスしている。
ひとは人のために自分が役に立ちたいと思っている。
病気であろうが無かろうが。マズローの下位階層だけではなく、上位を目指したい。
体力低下、副作用、後遺症で出来なくなったこともあるが、出来ることはたくさん残っている。
周りの人が患者とみるか一人の人とみるかでサポートが異なってくる。
ひとは生まれた時から死ぬ瞬間まで自分らしく生きたいのだ。健康であろうがなかろうが。
あなたはどのように生きて、どのように人生を結びたいですか?
しあわせです。感謝
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