海が見える薬局通信 水無月
今月も原稿執筆の時期が訪れました。
創作活動はワクワクします。アウトプットのために調べることで学習効果が高まります。
人生で起きることはすべてしあわせに導かれます。
私が勤務している海が見える薬局では薬だけではなく、言葉や言葉以外の表情などでサポートしています。
その一つとして薬局通信にコラムを書いています。
薬局では6月1日からお渡ししています。
しあわせです💖感謝
6月の和風月名は水無月です。
由来は水無月の「無(な)」が「の」にあたる連体助詞で田に水を引く時期のため水の月「水無月」と呼ばれた説があります。
「有る」のに「無い」と表現するところが面白いです。
自宅の近所にある神社の手水鉢は真ん中の水がたまる部分が大きな「口」いう字です。
その「口」を部首として使い
上から「吾」、右から「唯」、下から「足」、左から「知」という漢字になるように刻印されています。
続けて読むと「吾唯足知」(われただたるをしる)になります。
人間は欲深いものです。
足りていないと思えば欲しくなります。
ところが同じ状態でも足りていることを知ると満たされてきます。
物だけではなく気持ちも同じです。
自由に水を飲むこと、波音が聞こえること、近所の方と挨拶することなどで、それだけでもしあわせだと知ると心が満たされていきます。
足りていることを知らず欲深いと永遠に満たされることはありません。
私は時々この神社を参拝しては自分自身を見つめることにしています。
有るのに無いと表現する水無月には足りていることに意識を向けてみませんか?
気持ちが豊かになり落ち着いてきます。
感じたことなど気軽にスタッフにお話しください。
しあわせです感謝 名古屋市 50代 K.H
来月のテーマは文月です。