見出し画像

「最も大切なこと」とどう向き合うか?

「最も大切なこと」とどう向き合うか?

私は38歳の時にがん告知を受けました。その時に様々なことが頭の中を駆け巡りましたが、自分にとって家族が最も大切であることに気づくことが出来ました。特に4人の幼い息子たちをどれだけ愛しているかに気づくことが出来ました。実際に治療法もリスクを掛けた治癒よりも、家族と共に過ごし子供たちの成長を見守るしあわせを優先し延命治療を選択しました。

それまでは仕事一辺倒であまり息子たちとも触れ合っていませんでした。インターフェロン導入のための2週間の入院後、自宅に戻り、息子たちとの思い出を作るためにスキンシップを取ることを意識的に行いました。ただがんのことを彼らには伝えていなかったため、突然接し方が変わった父親を息子たちは避けるようになりました。

やがて、気持ちが回復するとプロの研修講師を目指すという生きがいを見つけ、セミナーや学会等に積極的に参加するようになりました。また何かに打ち込む元の生き方に戻りました。

大切なことに気づいたのに先送りして・・・おろかなものです。

その後、単身赴任の事例を受けた時に家族と離れることで改めて考えることになりました。

子供たちが成人を迎えた現在、定期的に息子たちを招集し飲み会で語り合うようにしています。男として、社会人の先輩として、父として本音の声に耳を傾け、応援してあげるようにしています。私にとって人生における至福な時間です。

人生において大切なことはいっぱいあります。

優先順位を立てて手に入れることで人生が充実していきます。

目先の快楽や小さな不安解消に気持ちが行きがちです。

自分にとって本当に大切なことは何かと考え、後悔しないように自分らしく過ごしましょう。

人生は必ず0歳から始まります。

しかし、終わりは様々です。

平均寿命は「平均」です。

人生会議は生き方会議

想いはエネルギーだ!

しあわせです💖感謝


愛知県看


いいなと思ったら応援しよう!