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未来に残したい街並み(おすすめの場所@さの町場②)
また、まん延防止の対象地区になってしまいますね・・・
しかも今回はかなり広いエリアで・・・
「コロナワクチンも2回受けたからと言って安心できない」とマスコミは叫んでいますが、それならワクチンを接種した意味って何?とか思っちゃいますけど・・・
仕方ないのですが、活動制限は限定的に、かつ根拠に基づいた方法でしていただきたいですね。
さて、気持ちを切り替えてっとw
いつも「週末note」として、土日にこのnoteを書かせていただいていますが、テーマがすぐに思いつくときもあれば、なかなかテーマが浮かばないことも結構あったりします💦
今回は、テーマが浮かばないときでして・・・
本日のnoteはこれにて終了!
と言いたいですけども、楽しみにしている方がおられると思います(?)ので、色々とテーマ探しの旅に出ました。
テーマが思い浮かばないときは、だいたいnoteの「応募する」というところを覗いてテーマを探すのですが、
安心してください!
ありました❣
Suntoryさんが募集している「#未来に残したい風景」
この後お話させていただきますが、このテーマに通じることがつい最近ありましたのと、夏場に書かせていただいた「おすすめの場所@さの町場①」の続編として書かせていただきますね!
えっ?👂
「おすすめの場所@さの町場①」を知らない~❣❓
そんな方はこちら👇をご覧ください。
こちらのnoteも「スキ」の数が少ないと打ち切られますので、楽しみにしてくださっているみなさまの愛のチカラで継続できるようご協力をお願いします<(_ _)>w
◆このテーマを選んだ背景
先だって2つ隣の岸和田市というところからお声がかかり、古民家の利活用の講演会があるので、バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)の取組のことを紹介してほしいという依頼を受け、僭越ながらも講演をさせていただきました。
講演会の会場付近は、城下町で街並みも素敵なんですが、会場先でお待ちしていただいた担当課の課長さんから「結構綺麗な建物は残っているんですが、なかなか活用というところまでできていないということでした。
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古民家が建ち並び、素敵な街並みですよね。
日本家屋は、そもそも空き家になることを前提にしていない建物なので、特に日本の風土の特色である湿気は、使っていれば、風通しをするなどの対策が可能なんですが、使っていなければ湿気が建物内部にこもってしまい、建物の老朽化を進めてしまうのです。
ですので、古民家をお持ちの方は、積極的に活用することをおススメします。
その講演会の時にも会場から「古民家を活用できない理由は何か」というご質問をいただいたのですが、
①知らない人に貸すとトラブルの元になる
②貸した人が好き勝手なことをして近所迷惑につながる
③そもそも生活に困っていない人が、将来的な資金面の計算もせずに、投資回収する目的としか物件を見ていないため、自分が決めた金額以下では貸さない
などが主な理由であると答えました。
限られた時間なので、詳しい説明はできませんでしたが、できれば「物件を貸さないことの弊害について」のご質問もいただければ、次のように答えて、貸したほうがいいかもと思われる方も出てくるかもしれませんけど。。。
① まちの衰退を顕著に表してしまう
② ①から波及して治安や環境が悪化する
③ 資産価値が下がる
④ まちのコミュニティの構成員が減少して、有事の場合の共助が対応できなくなる
「共助」とは、地域の災害時要援護者の避難に協力したり、地域の方々と消火活動を行うなど、周りの人たちと助け合うこと
所有者やその親族の方の考えはあるのかもしれませんが、その物件の周辺に暮らされている方や地域のことも考えていただくと、妥協してもらえるところもあるとは思うのですが、バブル経済期の時に頭を打っていても、まだ土地神話がまた来ると未だにお持ちの方も少なからずいて、なかなか進まないですね・・・
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◆未来に残したい街並み①
土地所有者のことはさておき、本題に入りますね💦
さの町場で、最初に未来に残したい街並みですけども、やはりこの場所。
いろは蔵通り
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奥に高く聳えて見えるのは、日本で3番目の高さを誇る「SiSりんくうタワー」ですが、その手前に見えるのが、江戸時代に廻船業で栄えた食野家などが所有していた蔵のあった通りとの新旧のコントラストが最高ですよね!
Local ATTENDANT事業に関わっていただいたキャビンアテンダント(CA)さんが、この場所を初めて見た瞬間、
え~! すてき~!
と絶叫した程です。一度、リアルに見に来てください。
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◆未来に残したい街並み②
次にご紹介させていただきますのが、今では滅多にお目にかかる機会が少なくなった陶器でできた郵便ポスト。
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地方都市に行くとまだまだあるのかもしれませんが、こういった陶器製のポストは今では製作できないそうで、老朽化したり、事故などで壊されたりすると、今の小型のポストに変わっていってます。
こういう街並みってなんか落ち着くと思いませんか?
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さの町場の特徴は、狭くて曲がりくねった道に、家が道に沿って建てられていて、「迷宮都市」と呼ばれるほど、目印をつけておかないと道に迷いそうになる街並みです。 一度、迷宮都市「さの町場」を探索してみませんか~w
◆未来に残したい街並み③
最後にご紹介する場所ですが、重さ40貫(約150キロ)もあると言われている力石がある場所です。
さの町場の街並みは、食野家と切っても切れないのですが、こちらはいろは蔵からかなり近くにあり、昔さの町場の湾岸エリアが「佐野浦」と呼ばれていた頃、遠浅の海だったため、上荷船に荷積みされた荷物を取りに行く仲士という人夫がいたのですが、船が着くまでの間、暇つぶしのために、力自慢をしていたそうです。
その名残として、今なお当時の石が残ったままになっています。
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◆荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間
こうした街並みは、何億、何十億のお金を投じたとしても、何百年の歴史は買うことができないというお話をVRSアドバイザーの嶋田さんから聞かせていただいたので、少しでも多くの街並みが残せるようにこれからも頑張っていきます!
まだまだご紹介させていただきたい場所はあるのですが、そろそろ長文になってきていますので、次の機会までお待ちください<(_ _)>
さて、このさの町場に残る史跡コンテンツの多くは、「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間」として、日本遺産に47の自治体のコンテンツとともに登録をされています。
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この日本遺産中心となるのが北前船で、その北前船のことを次のように紹介されています。
米をはじめとした物資の輸送から発展し、船主自身が寄港地で仕入れた多種多様な商品を、別の寄港地で販売する買い積み方式により利益をあげたことから「動く総合商社」と形容されています。
今となっては古のことですが、こうした時空間を超えたまちを何も考えず、ぼんやりと眺めながら歩くのも、時にはいいかもしれませんね。
生活は便利になって、昔よりお金も物もあるはずなのに、心が貧しくなって生きている今日この頃。特に、コロナ禍で人の心が殺伐としている昨今。そういう喧騒から離れて、古の時に触れながら人間性を高めていく、そういうことができるといいですよね。
◆お知らせ
「バリュー・ライブラリー~素敵な本と暮らすまちを語らうコミュニティ~」ですが、全部の回に参加しなくても参加可能にしましたので、まだお申込みをされていない方でご興味のある方は、下記の画像をクリックしていただいたリンク先よりご確認・お申込みをお願いします。
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第1と第3の金曜日の夜、みんなとまちと本について語り合いませんか?
ご参加お待ちしております<(_ _)>
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