お金を稼ぐこと
もう10月も終わりなんですね・・・早い💦
今年も残すところ2か月となりますが、今年も新型コロナウイルスで一年が終わりそうですね・・・(*-゛-)ウーン
まあ、ワクチン接種が進んで、感染者数が落ち着いてきているので、このまま元の生活に戻れたらいいですけどね~
さて、前にご案内させていただいていた「SHARE BASE つむぎや」のリニューアル工事ですが、大体の工事は完成し、あとガラス窓の入れ替えを終われば完成までこぎつけました!(写真は床材を貼る前のものです)
前よりは開放感あふれるようになりましたし、物置スペースもできましたので、前より器材の出し入れには苦労しないと思います!
つむぎやも2階シェアスペースを拡張工事したこともあり、チャレンジショップも当初6ヶ月で入れ替えると案内もさせていただいていまして、何店舗かは卒業したりもしています。
しかし
新たに出店していただけるお店もあり、また違ったつむぎやが楽しめると思いますので、ぜひお越しください!
参考までに11月の出店者情報を掲載しておきますね~📅
さて、つむぎやの事業もそうですが、事業を継続するということが大切なわけでして、同じことをしていてもお客さんから飽きられてしまうと事業は継続できないですし、その前に事業をする本人のマインドがなければ、事業なんて継続することはできないので、今回は、事業を継続するためのマインドをテーマにお話させていただきます。
◆お金をいただくということ
以前書かせていただいたnoteに価値あるものにお金を払うことについて書かせていただいたことがありあす。
お金を支払ってくれる人は、支払った人に感謝の気持ちを示しているのであり、プロの仕事をする人としては、そのお金に見合う以上の価値をその人に提供する必要があるわけです。
だからそのお金に見合った価値を、お金を支払っていただいた人に提供することが、お金をもらった側には責任があるということです。
別アカウントでそのことについて書かせていただいていますので、そちらもご覧ください。
◆お金を払ったからと言って客は神様ではない
ただ、よく誤解をする人がいますが、その価値に見合わない、特に安いお金で支払った人も同じように扱えと言う事ではないです。
昨年のGoToキャンペーンで問題になりましたが、特にGoToトラベルでは、もともと利用していなかった客層が、高級ホテルや旅館を利用できるようになったことから、客として訪れ、自分たちが思っているサービスが受けられないという理由でクレームをつけ、ホテルや旅館などの従業員を疲弊ささせたという例もあり、自分たちが提供しているサービスや商品の価値以下で価格提供すると、手間がかかり、損しかしないという構造に陥ります。
お金の大小に関わらず、全て同じ扱いをしろと言うのは、そもそも無理な話であり、その価格設定によって、人の関わる工数やオペレーションなどを考えているわけで、特に安い料金の環境で生活している人には、その辺の感覚が薄いのも現実ですしね・・・残念ながら・・・
◆お金を稼ぐことは悪いことか?
バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)は、まち再生ビジネスを掲げて活動をさせていただいています。今のところ、行政からの支援も受けていますが、そのお金ありきで活動しているわけではなく、他からも活動費を捻出する事業も構築しています。
例えば、冒頭で紹介させていただいた、つむぎやの事業です。
つむぎやは、シェアキッチンやシェアスペース、現在のところ、事務所へ貸したりして、その利用料金から収益構造を生み出しています。この他にもいろんな手法で収益構造を生み出そうとしています。
なぜ、お金にこだわるのかという方もおられると思います。
それは
つむぎやなどの運営には、VRSの存在が必要だからです。
不動産オーナーの方から預かった物件を蘇らせるだけが、VRSに仕事ではありません。その物件を活用して、まちに新しい息吹を吹き込み、まちを再生し、まちを活性化することが目的です。
つむぎやのリノベーションは、行政からの支援だけでなく、クラウドファンディングで多くの方々からもご支援いただきました。それが集結した結果、まちに新たな息吹が吹き込むことができたと考えています。
もちろん、このことはVRSのチカラではありません。行政や多くの支援していただいた方々のチカラの賜物です。
つむぎやを長く運営することこそ、VRSが担うべき役割だと考えています。いい人になろうとして、いい顔ばかりしていても運営は続けられない、それが現実です。
だから
VRSで運営を続けるため、運営ができるだけの必要な経費を捻出することに取り組んでいるのです。
◆事業を継続することこそ重要
昨年12月2日から今年1月18日まで、つむぎやのリノベーション費用を捻出するため、クラウドファンディングを実施し、最後の最後で諦めかけてた夢を叶えさせていただきました。
ご支援いただいた方々以外にも、暖かい声援をいただいたり、拡散などの協力もしていただいた方も少なからずおられました。
少し前と比べて、クラウドファンディングの認知度が上がってきて、すぐにクラウドファンディングに挑戦できる環境も整い、周囲ではクラウドファンディングに挑戦している人も増えてきました。
しかし
金融機関から融資を受けるより返済リスクが少ないや、簡単に資金調達できるなどといった気持ちでクラウドファンディングは始めるべきでしょうか?
VRSの場合、確かに資金調達の意味もありましたが、資金調達できない場合でも、つむぎやの認知度を上げていくという、大目的があったわけで、クラウドファンディングの期間中は、大目的を忘れてしまう時期もありましたが、なんとか軌道修正をしながらも、最後までこぎつけ、それが結果につながったと考えています。
そういう結果に導いてくれた方々への恩返しの意味も含めて、つむぎや事業は継続していく必要があるわけです。
それが支援していただいた方への恩返しだと考えています。
◆お金を稼ぐこと
よく集客をすればお金は稼げるという人がいますが、果たしてそうでしょうか? 集客ができたとしても、来ていただいたお客さんにそのサービスや商品の価値を提供できなければ、特にSNSなどで簡単に情報が発信できる時代になったことで、最悪な結果に陥ったりするわけです。
集客の前に、やるべきことをやらなければ、悪評につながるだけです。
お金を稼ぐことは、自分たちのサービスや商品のクオリティを上げるだけでなく、来ていただいたお客さんの喜ぶ顔を見て、提供した自分たちも幸せになれる、そういうことだと思います。
お金を稼ぐ=お金儲けをする、ではないのです。双方向で価値を提供し合い、そのことでお互いが幸せを分かち合える場を創ることだと考えています。
だから
数で稼ぐビジネスより、価値で稼ぎ、価値を分かち合えるビジネスが、アフターコロナでは求められるのではないのでしょうか。
来ていただいたお客さんを笑顔にし、次に来ていただく時には、もっと笑顔をさせたいという気持ちが、クオリティをあげ、それが価格以上の価値を与える、そのためには事業を続けられるよう、必要なお金は稼いで、次につなげていきたいですね。