夢と希望が現実へと変わる!
昨年12月2日(水)11時からスタートした「泉佐野市│空き家を新しい挑戦が生まれる場所へと生まれ変わらせたい!」プロジェクトのクラウドファンディングは1月18日(月)23時をもちまして、無事終了することができました。
このnoteでも何度もお願いしておりましたので、クラウドファンディングの結果と、その裏側で起こっていた人間模様のお話も含めて書かせていただきます。
幸先のいいスタート
「泉佐野市│空き家を新しい挑戦が生まれる場所へと生まれ変わらせたい!」プロジェクトのっクラウドファンディングが始まったのは昨年12月2日(水)11時からでした。
クラウドファンディングサイトとして、READYFOR社にお願いしており、READYFOR社のキュレーターの方と、始まる1カ月半前から定期的に打合せをして、12月2日のスタートに挑むはずでしたが、つむぎやがオープンしていないこともあり、支援者にご提供できる魅力あるリターンがないのではと、メンバーから指摘され、その10日前から急遽、バリュー・リノベーションズ・さの(VRS)に関わっていただいている事業者の方と連絡を取り、リターンのご提供をいただいた企業様ののご担当者の方にプロジェクトの趣旨を説明し、限られた時間の中でしたが、8社の企業様から合計18アイテムをご提供いただきました。自分のところのお仕事もあるのに、このプロジェクトにご理解していただき、感謝申し上げます。
そのあとも、色々とありまして、READYFORは大手のクラウドファンディングプラットフォームということもあり、リターンの審査も結構厳しくて、免許や許可の取得を確認するように言われ、クラウドファンディング始まる前日まで、リターンのご提供をいただいた企業様とやり取りとしていました・・・
その結果。。。
なっ、なんとーーー!
肝心の支援をいただく方々への、事前のお願いメールを送ることができず、クラウドファンディングが始まる前日の深夜に一斉に送りつけてしまいました( ̄▽ ̄;)💦 それも一部の方だけで、クラウドファンディングが始まった時間以降も時間を見つけてお願いのメールを送っていました💦
そんな状況で送ったにも関わらず、受け取った方々の大半は、好意的に受け取っていただき、しかも久しぶりに連絡したも多いのに、心温まる応援メッセージやメールで返信していただきました!
おかげさまで、5日目で達成の目安とされている目標額の2割が3日目で3割を達成することができ、幸先のいいスタートが切れました!
その後・・・
この勢いで行くと、目標額の達成も早いんじゃないかと高(たか)を括(くく)っていると、神様はよくお見通しで、少しの支援は入りますが、最初の勢いがなく、5日目を経過した後は、伸びが鈍化してきました💦💦
活動していないとすぐに影響出るのだと思い、地元の企業様に直接お伺いしお願いしたり、商店街の会合や、地元で活動している団体の理事会にもお邪魔しお願いしたり、商工会議所の配布物と一緒にチラシをおくっていただいたり、またメールやメッセンジャーでお願いするなど、考えられる手は打たせていただきました!
そして、スタートして23日目のクリスマスの日に!
目標額を達成することができました!ありがとうございます。
この模様は、以前にnoteで書かせていただいていますので、そちらをご覧ください。
伸び悩む日々
目標額が達成した後、NEXTゴールとして、同額を上乗せして挑戦しました!
しかーし!
世間はそんな甘いものではなかったのです。。。 年末年始のお休みも重なり、支援はしばらく停滞していました💦💦
NEXTゴールを達成したいという気持ちがあったので、また可能性のあるところに声掛けをして、直接お願いしたり、メールやメッセンジャーでお願いしたりとしていたのですが、なかなか難しい状況となりました。
別の用事で電話したりすると、「あっ、ごめんごめん、今当たってるので、少し待ってね」と言われるまでになってしまいました( ̄▽ ̄;)💦
そんな状況でも、このプロジェクトを応援してくれている人たちがいました。その様子は以前のnoteにも書かせていただいていますので、そちらもご覧ください。
そして最終日!
残り5日という日まで、なかなか支援は伸び悩んでいましたが、最後の金曜日という日から、これもクラウドファンディングの性質かもしれませんが、支援が急に伸びてきました!
週末の土曜には、「なりわいテーブル」参加者から直接ご支援いただき、また最終日18日には続々とご支援の申し出をいただき、最終日までの4日間であと40万円というところまで来ました!
しかし。。。
しかーし!
残り4時間であと40万円は非常に厳しいと感じました。というのは、まだ何人かお願いできる人はいてても、合計でもその金額は達成することができないからです。。。
でも諦めるわけにはいきませんでした。というのも、このプロジェクトをVRS以外の人も必死で拡散してくれていたからです。VRSが諦めてしまったら、その人の想いも無駄にしてしまうと考えたからです。
でも。。。どうしたらいいのか見えないまま、帰路についていました。。。
最後の大どんでん返し
少し小雨まじりの中を傘もささずに帰っていると、ポケットにいれていた携帯電話が鳴っているのに気づき、電話に出ると、まだ事務所に残っていたVRSのメンバーから電話で、「今すぐ戻ってきてください!」という連絡が入り、何か起こったのかと思い、急いで事務所に戻りました。
すると、そこにいたのは
なんと!
なんとー!
つむぎやの物件のオーナー様ご夫婦でした。
オーナー様は、いつも我々VRSの活動を見守っていただいて、講演会があると忙しい中でも時間をあけていただき見に来てくれたり、オーナー様が経営している喫茶店で作っているサンドイッチやケーキを持ってきていただいたりしてくれています。そして、少し前に無理を言ってクラウドファンディングの支援もお願いしたばかりなのに、残りあと2時間少しというところまで、達成状況を見ていただいていて、達成がちょっと危なそうだなと感じたのか、足らずの分をお持ちしてくれました。
何度もNEXTゴールの説明をさせていただき、第一目標の額が達成したのでお金はいただけるんですよと言いましたが、「今まで、まちのために何一つできなかったせめてもの償いだと思って、お受けください。」と仰っていただき、追加でご支援をいただきました。
オーナー様は「まちが衰退する様子は、このまちに住んでいる者が一番わかっているんです。でも何もできなかった。しかし、あなたたちはやろうと立ち上がってくれた。それが嬉しいんですよ!」と言ってくれました。
誰のためにしたプロジェクトでもなく、自分たちの居心地の悪さから始めたプロジェクトですが、影ながら見守っていただき、そして応援してくれていたんだと感じ、この時ばかりは、少し涙腺が緩んでしまいました。
こうして、最後の最後でNEXTゴールまで達成することができました!
夢と希望がもてた瞬間
あれから1週間経とうとしていますが、今リターンの配送の準備をお願いしている段階で、リスト作成が終わったところです。
総勢103名から、総額4,163,000円をご支援いただきました。
本当にありがとうございます!
103人の方からご支援がなければ、2回も感動をいただくことはできませんでしたし、人の優しさに触れることができませんでした。
感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、クラウドファンディングの挑戦の機会をいただいた、READYFOR社のスタッフの方々や、キュレーターの中原さんには、本当にこと細やかに手厚いサポートをしていただき、心から感謝申し上げます。
夢と希望が持てたのは、ご支援いただいた方だけでなく、READYFORの関係者の方々、またこのプロジェクトを必死で拡散していただいた皆様のおかげだと考えています。
本当にありがとうございます。
また工事を請け負ってくれましたアクティブマドリードの谷井さん、中家さんには工事期間中も大変お世話になっただけでなく、依岡社長には採算度外視で工事をしていただいているにも関わらず、ご支援までいただき、本当にありがとうございます。
みなさんに感謝の気持ちでいっぱいです!
スタート地点に立つ
今回のプロジェクトの終了は、つむぎやにとって、はじまりの瞬間です。NEXTゴールが達成したからと言って、ご支援いただいた方々や応援していただいた方々とは終わりだとは思っていません。これだけのビッグプロジェクトにまで成長したんですから、これからの成果を見せていかなければなりません。
皆様に愛される拠点として、他のまちづくりプロジェクトを紡ぐフラグシップとして、そして、まちの起業がどんどん生まれる拠点として「SHARE BASE つむぎや」を育てていきたいと考えていますので、これからも応援よろしくお願いします<(_ _)>
※ご支援いただきました皆様へ
この度はご支援いただきまして、誠にありがとうございます。現在、リターンの配送準備の手配をしておりますので、今しばらく到着をお待ちください。