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「お掃除プロジェクト」って?ただの掃除じゃない、その魅力

こんにちは、お掃除プロジェクトです。

突然ですが、皆さんが「お掃除」と聞いてとっさに浮かぶイメージはどんなものですか?必死で窓ガラスを拭いた年末の大掃除?小学生のころ、お昼の時間にみんなでやった雑巾がけでしょうか?

私たちお掃除プロジェクトの「お掃除」は、一橋大学が拠点を置く国立市での、月に一度の清掃活動を指します。毎月一橋生が国立に集まり、ゴミ拾いや落ち葉掃きといったボランティア活動を行うことでみんなハッピーになろう、というプロジェクトです。


お掃除プロジェクト立ち上げのきっかけ

このプロジェクトはKuni Project立ち上げと同時期にクニプロを盛り上げていく最初のプロジェクトの一つとして立ち上げられた、いわばクニプロ初期メンです。

そもそもは、地域活動チームであるクニプロの活動を始める中で「月一で大学通りに50人の一橋生が集まってゴミ拾いするようになったら面白くない?」というアイデアから生まれました。ゴミ拾いと聞いて難しそう、敷居が高そうという感想を持つ方はきっと少ないですよね。特別なスキルも知識もいらず、道端のゴミを拾うだけ。お掃除プロジェクトはこの気軽さを武器に、なんとなく立派な感じはするけどあまり身近とは言えない「地域活動」の最初の入り口、「地域活動ってこれでいいんだ」「手軽だし気分いいな、もっとやってみよう」と思っていただくきっかけになりたいと思っています。

そして、毎月一橋生が50人集まるようになり、「なんか大学生が定期的に国立掃除してるらしいよ」という具合に市民の方々に浸透していくと、大学生の力がほしい人がお掃除という場を通して意思疎通を図れるようになります。こうして地域活動の輪を広げていこう、というのが立ち上げ時に込められた展望です。


活動内容紹介

・基本的な活動
普段は呼びかけに応えてくれた一橋大学生が集まり、毎回異なるルートでゴミ拾いを行っています。協力してくださっている国立市民の方からゴミ袋やトング、手袋などの道具をお借りしているので身軽に参加することができ、大学の講義終わりに集まってゴミ拾いをしたこともありました。

・一橋大生だけでなく…?
実は、他校の学生の皆さんとのコラボお掃除も開催しています。

去年の11月には国立高校、桐朋高校、国分寺高校の学生の皆さんと合同のお掃除を開催しました。大学通りを中心にゴミ拾いと落ち葉掃きを行ったのですが、まだ落ち葉が落ち切っていない時期だったので、掃除を行った次の日にはもう大学通りが落ち葉だらけになっていて少し苦い気持ちになったり…笑

そして12月にはNHK学園高校の皆さんとお掃除を行いました。寒い中でしたが予想以上に多くの学生さんに参加していただき、引率の先生方も交えながら暖かく交流を深めることができました。

このように、さまざまな人と会って話すことができるのがお掃除の魅力です。

あと、レアなゴミを見つけることがあったり(これを書いている中の人は固定電話機が落ちているのに遭遇したことがあります)、意外にフォトジェニックだったりするところも小さな楽しみです。素敵な写真をとるチャンスが結構たくさんめぐってきます。


お掃除運営チーム紹介

現在お掃除PJは新3年生2人、新2年生2人の計4人で運営しています。比較的少人数なのもあり、あまり気を張らず自然体でいられるチームだと感じています。ルート選定、ターゲット決め、外部の方との連絡、広報など毎回さまざまなタスクが出るのですが、それぞれが連携し助け合える、暖かい雰囲気です。 


今後行いたい活動

今後も引き続き国立市のお掃除を続けながら、一橋生同士や、国立にかかわる方々と一橋生の交流の機会を作っていきたいと考えています。新入生に同期・先輩とのコミュニケーションの機会を提供する新歓お掃除や、小学生と行うお掃除の実施も考えているので、お楽しみに! 


こんな人におすすめ!

お掃除プロジェクトに参加するにあたって、こんな人でなければいけない!というような確固たる基準はもちろんありませんが、こんな人なら活動をより楽しめるかもしれないというタイプを大きくあげるとすれば、

  • ボランティア活動に深く関わりたい人

  • 国立をよく知りたい人

  • さまざまな人と出会いたい人

の3つになると思います。

ボランティア活動に深く関わりたい人

1ヶ月に一度活動があるので、定期的にボランティアをしてみたい!という方にはぴったりです!ゴミ拾い中、国立市民の方々に「ありがとう」「お疲れ様」と声をかけていただくと自己肯定感爆上がり、やっていて良かったと感じます。また、運営はお掃除開催のための準備を行うので、ただ参加するだけでなくもっと深く関わってみたいという方にもオススメです。

国立をよく知りたい人

せっかく一橋に入ったのなら、国立市のことを深く知っておきたいと思いませんか?

お掃除プロジェクトは毎回1〜2時間国立を歩き回っているので、大学通りを歩くだけでは見つけられない飲食店や雑貨屋さんを知ることができたりします。また、毎回参加してくださる地域の方、すなわち国立ベテランの方々から通な情報を得られたりもするんです。

講義終わり、たまには友だちといつもとちょっと違う、美味しいお店でご飯が食べたい。そんな場面で「じゃあ…」とグルメな提案ができるようになる!…かもしれません!笑

さまざまな人と出会いたい人

これが、実は最大の推しポイントといっても過言ではありません。

お掃除中は自然と近くの人と会話が発生しやすい環境が出来上がるので、普段大学の学食で隣になったからって気安くは話しかけられない先輩とも、ちょっとお話ができたりします。

また、大学生同士だけでなく、違う年代の方々ともコミュニケーションできる機会も得られます。

色んな人とたくさん話したい!という方はもちろん、知らない人と話すのは少し苦手だという人も、お掃除を通して多くの人と接することで、楽しく会話できることが増えるかもしれません。

また、特に新入生は、入学したてで知り合いもあまりいない、分からないことを誰に聞いたらいいか分からない、という状況に陥りがちですよね。そんなとき、お掃除で一緒になった学生に聞いてみるというのも手です。月一でちょこっと話す知り合いがたくさんいるというだけで心強かったり…!ぜひぜひお掃除仲間を増やしてみてください。


お掃除プロジェクトの目標

お掃除プロジェクトは、一橋生にとっての地域活動の入り口になりたい、そして国立に「ありがとう」を伝えたいという想いを持って活動しています。国立市の美しさをゴミ拾いを通して守ることで「いつもありがとう」の気持ちをそこに住む人々に伝える。それを見た国立の皆さんからもし「ありがとう」と声をかけてもらったら、「ありがとう」の連鎖が生まれますね。もちろんお礼を言ってほしくてやるわけではないけれど、これってすごく豊かなことだと思いませんか?国立に住む人々と、国立で学ぶ学生がお互いに感謝を伝えられる環境を、お掃除プロジェクトを通じて実現したいと思っています。

そして、この理想に共感してくれる一橋生を少しずつ増やして、最終的には一橋生全員が(!)お掃除を通して地域活動に参加するようになったら?50人どころではなく、もっとたくさんの学生が国立に溢れるようになります。そうなったらとても面白いし、そこから新たな出会いがたくさん生まれることでしょう。とてもワクワクしますよね。こんな未来を実現できるよう、少しずつお掃除の魅力を伝えていきたいと考えています。

「お掃除」と聞いたとき、年末の大掃除、小学校での雑巾掛けでもなく、一橋生みんなに「クニプロのお掃除プロジェクト」を思い浮かべてもらえるように。そして、「暇なときに参加してみよう」から「お掃除常連」にシフトしてもらえるように!

そんな未来を目指し活動していきます。


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