【1分で読める500字コラム】誰が言うか、誰に聞くか
ひとむかし前の「子宮」騒動は鳴りを潜め、今は「膣」。あ、子宮、あれはファンタジーでしたね。失礼。昨今、ちょっとイケてる女は「膣」について語るようです。もうこれは、肉体に関することなので、ジェンダーとは関係のない領域。そのせいか、膣について語る女性はなんだか生き生きしているように見えます。
ただ、どうにも膣膣膣と話す女性に懐疑心。「トイレを素手で洗う起業女子」が流行ったときのように、男性が踏み込みにくい類の話題で、一生懸命「女性のご自愛」をアピールしているように見えてしまう。
しかし2021年6月12日の朝日新聞の記事で、私は考えを改めました。
女性泌尿器科医の「女性器語り」は決してファッションではありません。女性の生き方そのものに着目し、閉経後のトラブルにどう向き合うか、なぜ女性専門クリニックを開業したのか、それらが前向きに語られています。
権威や肩書に弱い?
はい、認めます。
情報は「誰が言うか」「誰に聞くか」が大事ですね。
名前を売ること、肩書を持つこと、そしてその名前で実績を磨くこと、さらにそれらをロジカルに語り公表すること、そろそろそういう働きかけに力を注がないと、5年先10年先が辛くなるかもしれません、フリーランス。
怖いです。
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