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有史以来ですのね。なにごとも【500字コラム】
誰が将軍になろうが
私たちは痛くも痒くもない
次の輿に誰を担ぐか
命がけでこだわっているのは武士だけではないか
ドラマ「麒麟が来る」で足利義輝亡き後の将軍を誰にとの渦中に、尾野真千子さん演じる伊呂波太夫(ドラマ上の架空の人物)が嘆く台詞です。
菅内閣の発足が9月16日、大河ドラマの放送は9月20日。
皮肉ですね。しかし、NHKがそれを見据えて収録したとは時期的に考えにくいので、こういった言われは有史以来。誰を担ぐかと戦々恐々とするのは、政治家とそのまわりの財界の人たちで、候補者の地場でもない限り一般庶民にはどこ吹く風。
こちら今朝の記事。
先日の総裁選三人の候補者の中で、国民から「この人、誰?」と一番思われたであろう岸田氏。安倍内閣では外相や党政調会長として発信役を担っていましたが、菅内閣ではお役御免。
記事の中身を要約すると、「必要なのは根回し根回し、そして根回し」。令和の政治組織も、戦国時代となんら変わらないのです。
コロナよるマスク騒動を、100年前のスペイン風邪のそれと同様だと例えた記事がいくつも出ました。そりゃあもうたくさんで、元の情報がどこだかわからないくらいに。
もっと話題を身近なところへ引き寄せると。
恋仲の男女がもめる理由も、家族喧嘩の理由も、昭和の文豪が書いた小説と平成生まれの作家が書くそれと、根本は大きく違わない気がします。
それでも、時代を超えて物語や時事問題になる面白さ。
登場人物が一新すれば、ストーリーは変わる。
退屈しませんね。
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