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子どもの受験を機に、学歴について考えてしまう 【500字コラム】

私の【500字コラム】で最もPV数が多い記事。日本社会で学び働き生きていくには、なかなか知らんふりしにくい問題なんですね。

今朝の朝日新聞。

「学歴なんて関係ないのか?」と異なる観点を持つ三人が応えています。

長らく忘れていた私の学歴コンプレックスを思い出したのは、我が家の子どもが受験を控えているから。

子どもたちの学校には、近隣のA校(普通科偏差値高)、B校(普通科偏差値そこそこ)、C校(商業を含む専攻科、偏差値?)を指し、「B校はA校をあきらめた人が行く学校だから、B校に行くくらいなら、C校に行ってそこそこの成績を修めて地元私大に行くといい」と公言する親御さんがいます。いわゆる体裁の問題なんでしょう。

地方都市で暮らして実感するのは、他人から「学校は?会社は?」と聞かれる機会が多いこと。それは私自身にも家族に対しても同様です。また、家族の経歴を惜しみなく披露するひとが一定数いるのも感じます。

私は岡山に移り住んでから、仕事関係者に大学について聞かれ「あ、出てないんだ(意外)」と反応されたこと幾数回。どうやら、ライターという職業を知らない人は、職業そのものを過大評価しており「たくさん(学校で)勉強をしてきたひと」と思い込んでいる様子があります。

これについてはいわゆる物差しだろうと、さほど気にしてはいなかったのですが、子どもの受験期に入り前述のような話に触れると、むむむと考え込んでしまうのが親心ですね。






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くにとみゆき(牡蠣ミユキ)
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