Japan Expo Paris 2023 【WABI-SABIステージ編】
ハローみなさん!
三味線ロックユニットKUNI-KEN(今年20周年)、四日市市観光大使のKUNIAKIです!
KUNI-KENで世界に挑戦したり、倭奏(わかな)津軽三味線教室で生徒たちに熱血指導や中学校のゲストティーチャーで熱く講演したりしています!
さて、前の記事に「Japan Expo Paris 2023 【SAKURAステージ編】」を熱くきました!笑
読んでいただいた方ありがとうございました!
今回もお付き合いください♪
フランスのジャパンエクスポは、いくつか趣旨によりステージが分かれていて、今回もWABI-SABIステージにも登場しました!
以前にもSAKURAステージ同様、三味線ロックの演目をしていましたが、今回からルール変更がありました。
音量を控えめにして、オーディエンスをあおったりすることは無しということに。
そこで、KUNI-KENだったら、原点スタイルの三味線だけの音のアコースティックスタイルでお届けしようということに。
三味線ロックというジャンルを作って、初めてフランスに来た時、もしかしてこのオーディエンスために作ったんじゃないかというぐらい、三味線ロックは日本より盛り上がった。
海外公演って、三味線ロックありきということが根付い中で全編アコースティック!
これはこれで、新たな挑戦だったわけです。
演目はこちら!
1.旋律の導火線
2.紅蓮華(鬼滅の刃)
3.新・クニケンじょんがら
4.疾風烈火
ニューアルバムの新曲も取り入れて、今の僕達を感じてもらいたい。
オープニングは特にSEもなく、ただ登場して、すっと椅子に座るという超シンプル!
自信を持って演奏しました!
すると、本当に親身に聴いてくれて、演奏が終わった後のリアクションが凄かったのです。
津軽三味線のアンサンブルの特性がパフォーマンスだけで全て伝わっているような気がして、その反応が心地よかったなー。
MCの方の見事な振りのおかげもあり、フランス初の全編アコースティック演奏は成功でした!
みんな、ありがとう!!
また、このWABI-SABIステージまわりは、アニメやゲームといったポップカルチャーとは違い、お茶、習字、陶器、着付け、などザ・ニッポン!といった根幹的なコンテンツを持つ企業が出店するブースなんです。
その環境に凄くマッチした演目で、責任者の方もわざわざ声をかけてくれて、「新たなKUNI-KENさんでした。」と評価してくれました。
今後もWABI-SABIステージは、海外で原点スタイルをさらに鍛えるという場所となりそうです!
思えば20年以上前、近鉄四日市駅で、まだバンドスタイルもないこのスタイルで路上ライブやってました。
それからの20年の経験が、この賑やかなノリノリのフランスジャパンエキスポでも活かされたんだと、この津軽三味線の特性と僕達兄弟ならではのアンサンブルにさらに自信が持てました。
海外で原点スタイルがさらに好きなりました。
なんだか感慨深いです。
ステージ終了後、予定になかった嬉しい出来事が。
お客さんから質問攻め。
「三味線の音が凄く好きです」
「子供にも触れさせてほしい」
など、結局ワークショップに。
海外の子ども達、かわいいね!
これも、三味線だけの音で聴いてもらったWABI-SABIステージならではのことなんですね。
そっか、フランスのオーディエンスは、「KUNI-KENを通して三味線を聴きたたいんだ」と悟りました。
さあ、フランス公演シリーズブログ。
次回は、096k熊本歌劇団の舞台でゲスト出演させていただいた「ICHIGOステージ編」をお届けします!
お楽しみに!
KUNIAKI