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■クニさんプライベート同行取材企画〜バイロンベイで洋服のお買い物へGO!!

クニさん密着取材班の中村です。オーストラリアのバイロンベイからお届けします。

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クニさんと出会って、私がバイロンに住むまでの話はこちらから!
■日本で仕事をする意味って実はあまりない。住む場所から仕事を考えるって大事じゃない?(前編) ■(後編)

最近、「クニさんはどんな人なの?」とか「バイロンでどんな毎日を送っているのか気になる」という声をいただくので、日常をリアルにお伝えすべく密着しています。

そして、ある日の午後、取材班はクニさんの「街に服を買いに行く」という声を聞きつけ、同行することに成功しました。

バイロンベイはオーストラリアの最東端に位置する人口3万人の街です。

温暖な気候の観光地で海好きな若い層が集まるので、サーフショップやビーチ用品のお店が多くあります。

大型スーパーは2軒ありますが、地元産のコーヒー豆を扱うこじんまりした可愛いカフェが多く、マクドもスタバもチェーン店はありません。

住民の健康意識は高いと言われて、ナチュラルショップを見かけることも多く、ゆったりとした雰囲気が流れるこの街には、チェーン店や大型ショップは住民の反対で入ってくることができません。

クニさんが買い物の場所に選んだのは、街の中心地にある『UNPLUGGED』

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なにやらおしゃれな洋服屋さんです。

そういえば、クニさんは前々から「靴を買いたい」と言っていました。

普段のクニさんは基本的にビーチサンダル姿が多い印象があります。

ZOOMやコンサルで、画面上のクニさんを見ている人はひょっとして足元のことをあまり知らないかもしれませんね。

なんなら裸足の時も多いです。(バイロンの街では普通)

取材班の知っているクニさんはいつもラフな格好で仕事をしているけど、日本にいるときはスーツやジャケット、シャツ、そしてネクタイというちゃんとした格好をしていたらしいのです。

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2017年のクニさん。

いや、痩せとるな。

「もしかしたら体型が一番の変化なのではないか」と取材班が思ったのは秘密です。

「バイロンに来てからだらしな・・・自然体な服装をしているのは何か理由があるんですか?」

「【ちょっと成功した起業家はスーツを着る】みたいな定番があったんだけど、それは嫌だなと思ったんだよね。それなら俺はTシャツかパーカーにしよう。と思って」

「それで、足元も超だらしな・・・自然体なわけですね。髪を金髪にしたのはなぜなんですか?」

「ある人に、プロモーションには【カリスマ性】が必要ってことを言われたんだよね。俺の中でカリスマと言ったら松本仁志かビートたけしで、2人とも金髪だったからそうしたの。まあ、これもSNSでの差別化ってことだね。」

「外見や本だと表紙とかぱっと見に違いを出すっていうのは一番簡単で手早いプロモーションだからね」

クニさんは、言われたことを即実行したり、自分自身をコンサルするように魅せ方を客観的に考えるマーケティングの姿勢が一貫しています。

そして、今日のお店はサーファーの街バイロンにしては珍しく、シャツやジャケット、ハットなどが置いてあるところでした。

自粛要請が緩和されてすぐだったので、店内は貸切状態。

2人の女性の店員さんが可愛い笑顔で迎えてくれました。

クニさんは、入店から3秒で、お店の雰囲気を特に楽しむこともなく服を探し始めました。

「今回も何かテーマがあるんですか?」

「ヘンリー王子」

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「(・・・ヘンリー王子?)」

「今受けてる講座で、僕は『ヘンリー王子』をファッションのテーマにすることになったんだよね〜。これとかどう?」

「なるほど・・・。確かに王子っぽく見えないこともないですね

「なぜテーマがヘンリー王子になったんですか?」

「僕が今強みを使ってビジネスをしている中で起きている現象の一つとして、多くの人が集まってきたり、経済が動き始めたりしていることを『まるで国を作っているようだね』と言われたんだよね。それと、元々持っている気品だったり、破天荒なイメージが僕にあるから、王族の引退を表明したヘンリー王子がテーマとしていいねという話になった」

「そんな裏話があったんですね」

そして店員さんに話しかけるのも早い。

まだ入店して1分足らずです。

クニさんは自分では「コミュニケーションが得意じゃない」と言いますが、オーストラリアの現地の人とはよく軽快に喋っているところを見かけます。

英語ができないのに、です。

側から見るとペラペラと流暢に喋っているようにも見えますが、近づいてみるとそんなことはありません。

それなのにクニさんはいつも店員さんとフレンドリーな雰囲気で笑顔で喋っていて、一緒にいると、まるで「会話は心でするものだ!」なんて言われているように感じます。

「何で英語が喋れないのにコミュニケーションとれてるんですか?」

「え?だってこんなのコミュニケーションでも何でもないよ。本当のコミュニケーションっていうのは想いを伝えたりとかそういうことでしょ?だけどそんなことはしてないし、『調子どう?』とか『これください』とか、ただそれだけ。『コミュニケーションが必要ないからこそ成り立つコミュニケーション』だよね。それはできるでしょ?」

「(なんか深いこと言ってるけど)それができなくて困ってる人も結構いるんじゃないですかね?」

「そうなの?じゃ、これは強みかなw」

そしてすぐさま試着。

「昔は試着が面倒臭くて苦手だったんだよね〜。でもサイズ感って大事だよね。結局着なかったやつが結構あるもん」

(シャッ)

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「1回試しにズボンを試着してみたことがあってさ。明らかにピチピチなのに店員さんが『大丈夫です!似合ってます!』ってゴリ押しするから買ったことがあったけど、あれはどう考えてもパンパンだったんだよなー」

「試着してもしなくてもサイズは合わないってことですね・・・」

(シャッ)

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「ちょっと大きいかな」

なんか嬉しそう。

「こっちはいい感じ」

試着が終わったと思ったら色違いを3枚とって「色違い全部ください」と店員さんに在庫を確認。

もう終わりかと思ったら、「ベルトも欲しいな〜」と、30本はあるであろう、それぞれなにが違うかよくわからないベルトの中から10秒で1本を選びました。

からの、「靴忘れてた!これも買おう」ということで、上から下まで一式選ぶのにわずか12分(試着時間込み)というスピード勝負しているような買い物でした。

「クニさんはモノを買う時に悩んだりしないんですか?」

「これっていうのが決まってるから、あんまり悩まないね」

あっという間にお会計です。

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ここまでにかかった時間は、わずか13分。

「いつもこんなに早いんですか?」

「そうだね。買うもの決まってる時しか買い物は行かないからなー。ウィンドウショッピングはしませんよ」

そう答えながら颯爽と店を後にします。

ちょっとだけ嬉しそう。

購入したのはシャツ6枚、トレーナー3枚、靴1足、ベルト1個の計11点。

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合計1178.57豪ドル(約85000円)でした。

「早速着替えて撮影しますか?」

「お!いいね、そうしよう」

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ビーチサンダルから靴になるだけでグッと締まりますね。

別の日に同じお店で買ったシャツ。

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艶がある生地で一気におしゃれな雰囲気になっています。紺色が似合っていますね。

Tシャツやパーカー姿もバイロンの街に合っていましたが、シャツでパリッとしたクニさんも、爽やかな雰囲気になりました。

ちなみに、後日『ヘンリー王子』のテーマを決めた講座にZOOMで参加した時に「その茶色のセーター似合わないからやめよう」とみんなに言われ、その場で脱ぎ捨てたそうです。その後一度も着ていないとのことでした。

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「リサイクルショップに持って行こうかな・・・」

ちょっと悲しそう・・・。

どこまでも素直で、即行動のクニさんの買い物について行ってみたら、思わず成功の秘訣が見れた気がした日でした。

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