『ホーム・アローン2』感想。
先日、ディズニープラスで毎週配信されていた『ワンダヴィジョン』が最終話を向かえ、ディズニープラスに加入しておく理由が1つなくなった私…。
まだ見たことのない映画をとりあえず見てみようと、『ホーム・アローン2』に手を伸ばしてみた次第でございます✨
今度の舞台はニューヨーク!
場所もお仕置きもスケールアップして帰ってきた!!
2度目の泥棒退治に主人公、ケビンが挑む!!
(ソフトのパッケージ裏風にまとめたら、だいたいこんなお話🐧)
【“悪いことをしてしまったら、良いことをしよう”・“他者を恐れずに心を開いて行こう”】
これがこの作品のテーマになっています。
セリフでも語ってくれているので、間違いないと思います。
『ホーム・アローン』シリーズは、1&2しか見ていませんので、3作品目以降がどうなっているのかはわからないのですが…
毎回、人生に傷を負った人・他者に触れるのを恐れている人が登場する作品になっています。
記憶に残りやすいのは、主人公ケビンの泥棒退治のドタバタ場面ですが、そこが肝の作品じゃないのです。
2の中盤ぐらいのタイミングで登場する『鳩をまとったホームレスの女性』がそうです。
ケビンが彼女の『見た目』を怖がってしまい逃げてしまうシーンがありますが、これも後程伏線だったとわかります。(正直、見ている最中はケビン失礼すぎやぞ!とは思ってしまいましたが…😅)
彼女は昔、愛した男性に捨てられ、逃げられた過去があり、その後、人を愛するチャンスがあっても怖くて逃げ出すようになったとケビンに語ります。
人と接して傷つくことが怖くなった彼女は、ホームレスという殻に閉じこもることで、自分から人と距離を取るようになったんでしょう。
今作品での『ケビン』と『鳩をまとった女性』の関係は、お互いがお互いに対して、カウンセリングをしていくような関係に見えました。
ちょっと生意気で、同年代の子供たちの中では賢いほうであるだろう、ケビン。彼は少しひねくれていて、自分を取り巻く世界を達観視している節があります。
ですが、そんな『大人と子供の境目』にいるケビンだからこそ、『鳩をまとった女性』のような、『傷ついた大人』たちに優しい言葉をかけてあげられるんだろうな…と感じました。
と、ここまで語ってきましたが、この年齢になってから見てみると、泥棒退治のシーンは面白くないことは無いんですが、
『ケビンがガチで泥棒たちを殺しにかかっている』ようにしか見えないので、
そのアンバランスさというか、時代性というか…どうしても気になる所ではありました!
でも、カートゥーンアニメの表現を実写に落とし込んでいると思えばそこまでノイズではないかもしれません!(笑)
子供も大人も楽しめる、最高のクリスマスムービーだと思います!✨
こんな風に、気が向いた時や新しく映画を鑑賞したときなどに『映画感想』は書いていこうと思いますので、もしよろしければ、一緒に映画人生を楽しんで行きましょう!✨
ではまた!👋
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