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【バージェストマ】作って遊んだデッキ6【遊戯王MD】

これは何?

 この記事は、遊戯王マスターデュエルで自分が使ってみて遊んだデッキのレシピと展開を備忘録として残しておくための記事です。
 今回は、2024年12月時点で使用可能なカードでの【バージェストマ】についての記事を残します。

※※以下、通常召喚:NS、特殊召喚:SSと表記します。

レシピ

デッキ(2024年12月)

・モンスター
『ドラゴンメイド・ラドリー』:2
『白銀の城の火吹炉』(ラビュリンス・ストービー):2
『悪魔嬢ロリス』:2
『迷宮城の白銀姫』(レディ・オブ・ザ・ラビュリンス):2
『オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン』:1

・魔法
『蟲惑の誘い』:2

・罠
『威嚇する咆哮』:2
『エレメンタルバースト』:1
『針虫の巣窟』:3
『バージェストマ・オレノイデス』:3
『バージェストマ・カナディア』:2
『バージェストマ・ディノミスクス』:3
『バージェストマ・マーレラ』:3
『バージェストマ・レアンコイリア』:3
『仁王立ち』:3
『次元障壁』:2
『トラップトリック』:3
『天龍雪獄』:2
『魔砲戦機ダルマ・カルマ』:2
『トランザクション・ロールバック』:3
『覇王天龍の魂』:2

・汎用枠(入れ替え候補)
『増殖するG』:3

・EXデッキ
『スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』:1
『覇王龍ズァーク』:1
『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』:1
『神騎セイントレア』:1
『バージェストマ・アノマロカリス』:1
『バージェストマ・オパビニア』:2
『No.29 マネキンキャット』:1
『ギガンティック・スプライト』:1
『ダウナード・マジシャン』:1
『天霆號アーゼウス』(ネガロギアアーゼウス):1
『厄災の星ティ・フォン』(ロギアステラティ・フォン):1
『覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』:1
『バージェストマ・カンブロラスター』:1
『スプライト・エルフ』:1

実際の動き

【バージェストマ】は展開系のテーマでは無く、決まった展開ルートというものはありません。

『バージェストマ・マーレラ』でデッキから選んだ罠カードを墓地へ送る、『ドラゴンメイド・ラドリー』や『針虫の巣窟』などを使ってデッキからランダムで墓地へ送るなどの方法で、多様な罠カードと【バージェストマ】罠モンスターを墓地に揃え、罠カードで相手に一番刺さる妨害を行います。

デッキの枚数を60枚にして『隣の芝刈り』や『名推理』や『モンスターゲート』を使って大量にデッキのカードを墓地へ送る方法が一般的なのだと思いますが、個人的になんとなくこの3枚は入れたくなかったので今回は不採用としました。

バージェストマとしての動き

【バージェストマ】罠モンスターは、墓地にあるとき、場で通常罠の発動に誘発されて墓地からモンスタートして蘇生するという共通効果を持ちます。

【バージェストマ】はモンスターとなったら、他のモンスター効果を受けないという強固な耐性があり、モンスター効果による除去は効きません。
 しかしステータスが攻撃力1200、守備力はゼロなので、戦闘破壊で簡単に除去されてしまうという欠点があります。
 そのため、『威嚇する咆哮』や『仁王立ち』といったカードで戦闘からも守ってあげる必要があります。

墓地にあるとき、自身を除外して、相手の攻撃対象を1体に限定できる。

【バージェストマ】のテーマとしてのプランは、場に【バージェストマ】モンスターと、他のレベル2のモンスターを並べて、『バージェストマ・オパビニア』をエクシーズ召喚。
『バージェストマ・オパビニア』の効果で素材のバージェストマ罠モンスターを墓地に送りつつバージェストマカードをデッキから手札にサーチ、
手札からサーチしたカードを使い、更に墓地からバージェストマをモンスターとして蘇生する、という流れです。

『バージェストマ・アノマロカリス』は唯一【バージェストマ】で攻めに向いた効果を持っていますが、出すのに3体のモンスターが必要なためあまりにもコスパが悪く、出すことにさえ苦労します。
『バージェストマ・カンブロラスター』は相手がセットカードを使用しないと出す意味が薄いので、こちらもあまり使いません。

トランザクション・ロールバック

 昨今の罠デッキに共通する点として、『トランザクション・ロールバック』によって、強力な罠カードを使いまわせるという点があります。

場で発動する効果は使い辛いので、積極的に墓地に送りたい。

 他の罠デッキにない【バージェストマ】固有の強みとして、『バージェストマ・マーレラ』が好きな罠カードを墓地に送ることが出来、『バージェストマ・レアンコイリア』が除外ゾーンから墓地へカードを戻す効果があるので、何度も『トランザクション・ロールバック』を使いまわすことが出来るという点があります。

トランザクション・ロールバックを再度使いまわす

『トランザクション・ロールバック』は、墓地にあるとき、自身を除外して、他の墓地にある罠カードの効果をコピーすることが出来ます。
 これの強力な点は、一度使った罠を再び使いまわせること、そして発動に必要なコストを無視出来ることにあります。

 ただ、分かりにくいのですが、発動コストは無視出来るものの、発動条件は無視できないことです。
 罠カードに書かれた「〜とき発動できる」「〜して発動する」のテキストが、条件なのか、コストなのか正直かなり微妙で、一読しただけで分かるのはかなりの遊戯王上級者だと思います。

『トランザクション・ロールバック』で発動したい罠カード

①エレメンタルバースト

「自分のフィールドの地・水・炎・風属性のモンスターを1体ずつリリースして発動」のテキストは、一見すると発動条件のようにも思いますが、発動するためのコスト指定の扱いです。
 そのため、『トランザクション・ロールバック』でコピーすれば無視して相手フィールドの全破壊を狙えます。

②覇王天龍の魂

 発動するためのコストである「フィールドの元々の攻撃力が2500の魔法使い族Pモンスター1体をリリース」を無視して使えます。
 デッキにドラゴン族のペンデュラムモンスターを入れなければいけないですが、『覇王龍ズァーク』を出して相手フィールドを全破壊するのは強いので見合う価値はあると思います。

攻撃力4000かつ、出たときに相手フィールド全破壊

※※このカードを使うために、EXデッキに『スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン』と『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』と『覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』を入れていますが、ここはドラゴン族であれば何でもいいので同じにする必要はありません。

ラビュリンスカード

『迷宮城の白銀姫』は、打点が低い【バージェストマ】モンスターの打点を補うだけでなく、罠カード発動時にデッキから新たな罠カードを供給出来ます。
 あっという間に手札や場の罠を消費する【バージェストマ】にとってありがたいのですが、「~時、~できる」というテキストのため罠カードの発動に直接チェーンして発動しなければなりません。
【バージェストマ】罠モンスターを蘇生するか、新たな罠カードをセットするかはそのときの状況を見て考える必要があります。

いわゆる「タイミングを逃す」効果

 また、『白銀の城の火吹炉』はレベルが2であるため【バージェストマ】罠モンスターや『ドラゴンメイド・ラドリー』とエクシーズが狙えるためシナジーが高いです。

『白銀の城のラビュリンス』は手札に来てしまったときにかなり辛いのと、『ウェルカム・ラビュリンス』は使用すると悪魔族しかSS出来ない縛りが付くため、今回は不採用としています。

通常罠

採用候補:『積み上げる幸福』、『迷い風』、『嗤う黒山羊』、『キャッチ・コピー』、『和睦の使者』、『デビル・コメディアン』など

その他採用カード

『覇王天龍の魂』や『エレメンタルバースト』、『トランザクション・ロールバック』といった手札に来てしまったときどうしようもないカードが多いので、『蟲惑の誘い』で積極的に墓地へ送れるようにしています。

『悪魔嬢ロリス』は除外状態・墓地の通常罠カードをデッキに戻しつつ更にドローも出来るため、長期戦になった場合にリソース回復が出来ます。
 余裕があるときは『No.29 マネキンキャット』からのリクルートも狙います。

大概うららで止められる

未来へ……

 罠モンスターデッキを使ってみたいと思い組んでみましたが、独特な挙動や、普段使わない罠カードへの知識が増えたので良かったです。

 TCGの方ではリシドのモンスターがリメイクされるそうなので、今後の罠モンスターの発展に期待したいです。

 以上。


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