「緊張しぃ」を「盛り上げ上手」にする方法!
人前に立つと緊張する。
そういう人は世の中に沢山います。
今回のお話は、
緊張は視点を変えると
サービス精神に変わる!
というお話です。
ミュージシャンは当然、
人前に立つ種類の人ですよね。
むしろ、人前に立つために
存在していると言っても
過言ではないかもしれません。
では、ミュージシャン
とくにプロとして音楽を演奏している
人は緊張しないのでしょうか?
否!
僕は知りうる限りの
ミュージシャンの中で、
一番の緊張しぃ
(緊張しやすい人)
でした。
どれくらいかというと、
普段の練習を100%とすると
本番の演奏の出来は
平均で10%、
最高で30%のクオリティ
というぐらいです。
なぜそうなっていたのか?
答えは簡単。
自意識過剰だからです。
自分が人からどんな風に
見られているのか?
どんな風に評価されているのか?
気になって気になって
仕方がなかったんです。
ライブをやっても
自分のプレイに全く満足できず、
お客さんから「良かったよ!」
と言われても、心の中で
「何を言っているんだ、あんなプレイ
で満足するなんてセンスの無い」
と、
自分の不甲斐なさを相手のせいに
する始末。
当然パフォーマンスは最悪。
唯一の救いは、それでもお客さんが
僕の事を認めてくれたこと。
自分の事しか考えてない若造を
ちゃんと自分の感覚で評価してくれた
ことでした。
今となっては恥ずかしい思いですが、
それすらも今では僕のミュージシャン
としての糧になっています。
ではどうやって
極度の緊張から解放されて
ライブでも最高のパフォーマンスを
発揮できるようになったのか?
答えはとってもシンプルで
簡単なことだったんです!
※ここからは僕と同じ緊張しぃの人しか
理解できない内容ですので。もともと
緊張とは無縁の方はご退場ください(笑)
では、
同じ緊張しぃ仲間だけに
なったところで・・・(笑)
緊張とは
実はサービス精神の裏返し!
その場で自分に向かっている
厳しい批判の目を
お客さんの満足感を視る目に
変えれば良いんです!
緊張しやすい人は
常に自分に視線を向けています。
ステージで演奏する時、
人前で何かの話をする時、
人前に出た瞬間に、恐怖心から
相手ではなく、
自分の方に視線を向けてしまうのです。
そこから先はもう、
やってる最中の自分への批判で
頭の中はいっぱいです。
やりながら後悔したりします。
実はいっぱいいっぱいなようで
結構色んなこと考えながら
やってますよね?(笑)
僕もそうでした。
もちろん、
すぐに出来るようにはなりませんが、
「視点を変える」
という事を意識すること。
そして
「視点を変える為に
何をすればいいか?」
を考えるんです。
そうすれば、
本番までにちゃんと間違えないように
準備をしておくこと。
本番中に自分で自分の評価をしない
ように意識すること。
自分に向いていた意識を相手に向ける
努力をすること。
この3つのポイントが見えてきます。
自分を緊張させているのは自分
お客さんは
あなたみたいに、あなたの事を
批判的な目で見たりしていません。
間違いを責めたりしません。
その時点で期待もしていません。
だから、
お客さんが喜ぶかどうかは
あなたが何をするかにかかっています。
ということは、
お客さんの表情や雰囲気を見て
何をしたら喜ぶのか?
どうしたら楽しんでもらえるのか?
視点を変えて見てみる。
そして、一緒に楽しめるように
考えながら反応を見ながら
同じ空間を共有するのです!
もともとは相手がいるからこそ
起こる感情なので、
その自分への批判は
相手を満足させるための発想に変える
ことができます。
とはいえ、
いきなり明日からできる訳では
ありません。
緊張をとくためには
それなりの「場数」が必要です。
まずは視点を変えてみよう、
と、思ってください。
緊張しぃは想像力も豊かなので、
自分の頭の中で人前に立った時の
ことを想像して、
相手は何を考えているのかな?
仲間は何をやっているんだろう?
という風に
その時のことをシミュレーション
してみてください。
「相手のことを考える」
これが一番のポイントです。
あなたを緊張
させているのは
あなたです
あなたに向けられた
あなた自身の批判の目は
相手を満足させる為の
サービス精神の裏返し
なんですよね。
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