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そうだ #読まれないnoteを書こう

読まれなくなったね
読めなくなってきた
最近よく聞くタイプの話
わりとよくあるタイプの君よ

最後の一文で気づいた方もいるだろう。
サザンオールスターズの「ミス・ブランニュー・デイ」だ。
70年から80年代のテレビっ子を地で行くわたしは、音楽番組を見るために生きていた。テレビ番組を羅列したいが、ここは全部すっ飛ばして次へいこう。

NHK BSプレミアム【The Covers】
名曲を実力派アーティストがカバーする番組。
LOVE PSYCHEDELICO がその歌をカバーしたのだ。
デビューしたときに受けた格好良さはそのままのKUMIとNAOKI。二人は青学(青山学院大学)の軽音楽部で出会い2000年にデビュー。瞬く間にファースト・アルバムが200万枚!あの頃のCDセールスは凄まじかった。

番組の中でカバーする曲「ミス・ブランニュー・デイ」について。

KUMI : イントロから高揚感があって、魔法がかかっちゃって、当時の高揚感も伝わってきつつ、でも今も同じ気持ちになる普遍性が曲にある。そういうとこが魅力かなと。ふつうはAメロから穏やかに始まってBメロでちょっと盛り上がってサビでばーんといくんだけれども、Aメロが一番音階で言うと高くって、サビになると一番低くなっていくっていう不思議な曲。

NAOKI : 今回カバーするにあたって、ミス・ブランニュー・デイのお祭りのように華やかな曲なんだけど、そのなかの桑田さんが当時持っていたシリアスな部分ていうのがすごいコード進行とかに残っている曲な気がして、いろんな方がカバーされてますけど一番シリアスなミス・ブランニュー・デイにしようと思ってカバーしました。

始まって最後まで、知っているけど別の曲だった。
こんなカバーがあるのってくらい好み。
NAOKIの言うシリアスで、KUMIがスタッカートで歌うミス・ブランニュー・デイの部分がすごくよかった。
称賛して終わるかとおもったあなた。
ここからなんですよ実は。

メロディーが秀逸なのは勿論、歌詞が否応なくズンズン迫る。
今のわたしにはここが残った。

誰のため本当の君を捨てるのcrazy
しなやかと軽さをはきちがえてる

ソングライター:Keisuke Kuwata

捨てなくていい本当のわたし。
数え切れないほどはき違えている軽さとしなやかさ。

軽やかなひとって気持ちいい
しなやかなひとって素敵
軽いのは荷物だけでいい
しなやかなカラダがほしい

本心なのだけれど、目指しているわけではない。それが本来のわたしだから。

よっこらしょと背負い過ぎてる。
だから何も持たずに旅にでる。
そこでまた背負って帰ってくる。
たぶん繰り返すエンドレス。

軽やかに見せる工夫はできる。
しなやかさはどうだろう。
読まれないのだから軽やかにこのまま終わろう。

ルミさん、ありがとう!


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泉
読んでくださりありがとうございます。