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勝手にやんばるPR #19/60|本部町、森の中の小さな菓子店
「キャロットケーキを買いに行こう」
姉に連れて行かれたお菓子屋さんは、道なき道を行くような森の中にありました。
「himbeere」さん。
「ヒムベーレ」と読み、ドイツ語で「ラズベリー」を意味するのだとか。
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大人気のレモンケーキ、ザッハトルテや冬ならシュトーレンなど、ドイツ・オーストリアの伝統菓子が並ぶお店。
沖縄の旬の素材も使っていらっしゃいます。
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ドイツ菓子というと大きくてドッシリしていて質実剛健?なイメージを持っていましたが(どんなイメージよ…)、こちらのお菓子はボリューム感はありながら可愛らしい、色とりどりで華やか、そんな印象の焼き菓子です。
レモンケーキはしっとりとした生地に甘酸っぱい皮付きレモンのシュガーコーティング。
食べ応え十分だけど、すぐにまた食べたくなる美味しさ!
友人へのプレゼント用に、サトウキビを使ったメレンゲの焼き菓子も買いました。
買い物を終えてしばし休憩。
森のエネルギーをいただけそうなお庭です。
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猫センパイが遊んでくれました。
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お店の門を出て右手側には、「千と千尋」の世界に迷い込んでしまいそうなトンネルも。
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やんばるの自然を体に受けながら、菓子屋を探して森に入り込む。
冒険に出たような不思議な体験。
時がゆっくりと流れる感覚も、やんばるの森ならでは。
自然の流れと自分の体内時計をシンクロできそうな場所です。