Days 4
(一色海岸・葉山)
海が好き。
夏の海も好きだし冬の海も好き。
何時間も海岸に座って海を見ていられる。
打ち寄せる波が、嫌なことを連れていってくれる気がする。
ずっと一人でいると、二人でいた日々を振り返ることがある。
誰だって、もちろん、自分が全てだと思う。
それでいいと思う。
例え付き合ってる人だろうが、相手に今、何が起きているかなんて見えないもんね。
まぁ、万が一。
何か起きている事は分かってても、
それが相手にとってどれだけのことかはまでは、
分からないよね。
相手のキモチを想像してみればいいんだろうけどさ。
もしかしたら、相手がギリギリのところで踏ん張っていて辛い状況かもしれないけど分からない。
ボクもそうだけれど、できるだけ、
そう見せないようにしていたりする。
残念ながら心のない一言や心のない表情って、
伝わってしまうんだ。
自分が言いたかったから、自分の都合でしておきたいから…たった一言が、踏ん張っていた相手を壊してしまうことを当人は知らない。
ちょっとの心使いでいいのに、それをしない。
その人が、それを知る時は、大事なものを失っている時なんじゃないかな。
で、結局は人って、わからないから動くんだと思う。
波打ち際で、裸足になって立ってみる。
打ち寄せる波が、ココロのモヤモヤを
洗い流して持ち去っていくようだ
少しでも軽くなったカラダで
今からまた進んでいく
裸足で砂や水、土や草の感覚を感じながら
歩いてく。
☆
ボクはボク
誰のモノでもなくて
ボクだけの人生を生きている
たった1回きりの自分の物語を
完成させるために歩いてる
Kumu
©HONEY MUSTARD 1999・2019
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