精一杯の仕事 役立つことが喜び
松浦弥太郎さんの新刊案内を新聞に見ました。
『人生を豊かにしてくれる「お金」と「仕事」の育て方』
”松浦弥太郎”という
字面に懐かしさを感じ、書評を読み進めました。
私の記憶では、作家というよりもデザイナーという認識が強かったです、勝手に。
遠い、記憶です。。
時に、その字面に度々いろいろな場所で出会いました。
文章を読んで、「あっ、いいな。」と思うとその人の名前がありました。
かといって、御本を読んだことはなかったです。デザイナーだとおもっていたので、その立ち位置で発言されていると思っていました。
書籍を出している作家という知識がなかった、本の中で出会うというよりも通りすがりの文章で出会っていたのです。
何十年ぶりかに目にしたその字面に、懐かしさとともにとても美しい印象がくっついてきました。松浦弥太郎=美しい文章を書かれる人。
以下、書評より抜粋
「お金や時間に人格があると仮定して、『そういうふうに使ってくれてありがとう』といってもらえるような使い方を僕はしたい」
「たくさん失敗して、迷惑をかけたこともあるが、そんな僕を信用し必要としてくれる人がいた。それに応えるため、精一杯努力して一生懸命やってきた。(中略)僕は学歴も経験もないけど、真剣さや精いっぱいさでは誰にも負けていなかったと思う」
自分なりの精一杯を大事にし、世の中の人の感情に詳しくなることを心がけ、困っている人に寄り添う。
以上
今、目の前のことに精いっぱい取り組む!
これ以外、人生ですることなんてないんじゃないかな〜
と、最近とみに思っていたので
”そうだよ”って言われたような気がしました。
自分なりの精いっぱい
とてもいい言葉だと思います。
目頭が熱くなりました。
皆さまはいかがでしょうか?
「ぼくが考える仕事とは、困っている人を助けること。(中略)困っている人が、喜んでお金を払ってくれるものを生み出すことで報酬をいただけることもあるが、自分の仕事が社会の中で役に立つことが何よりうれしいんです」
困っている人、それは、思い切って言っちゃえば自分自身なんじゃないかなと思うんです。
困っている人の向こうに自分がいる。
困っている自分を助ける。
自分でも気がついていない”困っている気持ち”を仕事を通して助ける。
仕事を精一杯することで、
社会の中で役に立つ。
そのことで自分がうれしくて、
気がついていなかった自分の中の”困っている気持ち”が喜びで埋まる。
そんなふうに仕事ができたらいいなと思います。
松浦弥太郎さんはもちろんですが、この書評を書かれた平沢裕子さんの文章もまた、それに心を動かされて、これを書いているわけですから!
ちょっとずれちゃったけれど、
今日の私が何を言いたいのかといえば、
「文章の力はすごい!!」
ということ。
人を感動させる大きな大きな力があります。
文芸というだけあって、文章はやっぱりARTですね\(^o^)/
ライターのひよっ子ですが、やる気がみなぎります。
人の心・自分の心を躍動させる文章が書けるように精一杯仕事をしようと思いました。
チャオ
PS
そして、
興奮して同様の話をオットにしたところ・・・
「あっ、本があるかも」
と2階に走り、得意げにホラッと差し出されたものを見ると、
『センス入門』松浦弥太郎
爆
これは、オットを知らない人は笑えないのですが^^
PPS
松浦弥太郎さんで調べてみたら、
それはそれはたくさんの書籍を出されていて
超超有名な方でした。
肩書きは、エッセイスト・クリエイティブディレクターとあります。
18年から9年間「暮らしの手帖」の編集長もされていて、スッパリやめて次へ、、、
もしやと思い誕生日を見ると”Dネイタル”
やっぱり!!