第二種電気工事士試験の筆記試験突破したので、勉強法を晒します
人気の資格、第二種電気工事士。
DIYが趣味の私もできることの幅を広げようと試験を受けることにしました。
といっても、電気工事についてはまったくのド素人。
筆記試験突破できるか不安でしたが、無事通過できたので、私が思う効率的な勉強の仕方をお伝えします。
筆記試験の概要
筆記試験の合格率はだいたい50%くらいのようです。そこまで難しくなさそうですよね。
出題は4択(イ,ロ,ハ,ニ)から選ぶマークシート方式。答えが分からなくても運で25%の確率で当たります。
50問出題されて、そのうち30問正解できれば、筆記試験合格です。
1問2点と考えれば100点満点中60点正解したらOKってことです。
私は44問正解で88点だったので、危なげなく通過したと言えます。
ちなみに筆記試験のあとに技能試験もあります。今回の記事は筆記試験のみを対象にしていますのでご注意ください。
どのくらい勉強したらOK?
電気工事士の資格に関するサイトを見ると相場の勉強時間は「40時間」とされています。
逆にYoutubeの攻めてる動画だと「一夜漬け」とかもあったりします。
かなり差がありますが、目的は「試験に合格すること」ではなくその先の「安全に電気工事ができる状態になること」なので、私はしっかりと勉強することにしました。
といっても40時間かけずとも、ちゃんと知識としてインストールしつつ試験突破は可能です。
具体的には半分の20時間。
1日2時間の勉強を10日間行ったら筆記試験を通過できます。
どんな勉強したらOK?
本腰入れて机に向かう時間ももちろん必要ですが、トイレ時間とか通勤通学の移動中とかのいわゆる「スキマ時間」を無駄にしないのがとても重要です。
なぜなら第二種電気工事士の筆記試験は「暗記してたら答えられる問題」が中心だから。
暗記系は「忘れては覚えて」を繰り返すことで脳に定着するので、本腰入れた時間に一気に覚えようとするよりも、スキマ時間の度に「思い出し直す」のが記憶が進んで良いと思います。
では、早速今から「スキマ時間の活用も含めた勉強法」で私が最強だと思う方法をお伝えします。
まず下記の2冊の本を購入してください。他の本は不要です。
(この2冊は毎年新しい年度バージョンになって発売されるようなので最新版を買いましょう)
なぜ2冊買うかというと、下記のような順番で勉強していくのにぴったりだから。
テキストを一通り読んで知識を浅く取り入れる
試しに過去問のテストを1回分受けて実力と弱みを知る
徹底的に過去問を解き、分からないところをテキストで再勉強
過去問のテストを2~3回分解く
※上と並行してスキマ時間の暗記も行う
このうち1と2と4、そして「スキマ時間の暗記」を、1冊目に紹介した「すい~っと合格」の本で行います。「すい~っと合格」本は下の3つが収録されていまして、
出題範囲を網羅したテキスト
過去4回分の試験問題(実際のマークダウン方式)
覚えておくべき暗記情報をまとめた別冊付録「丸暗記ノート」
要は、テキストで学び、過去試験で実力を知り、丸暗記ノートでスキマ時間を徹底活用する、という一石三鳥に使い倒しできる良本なのです。
2冊目の表紙が赤い「筆記試験の過去問題集」は名前の通り過去問がぎっしり詰まっています。
勉強の流れの「3. 徹底的に過去問を解き、分からないところをテキストで再勉強」はこの1冊があれば十分です。700ページ分過去問が収録されています。
ちなみに第二種電気工事士の筆記試験において、過去問対策は超重要です。なぜなら筆記試験で出題されるのは「以前の試験で出された問題」か「以前の試験で出された問題をちょびっと変えた問題」が多いからです。過去問をたくさん解いておくことで、その傾向をしっかり押さえておくことが出来ます。
勉強の流れ1~4はだいたい20時間くらいあればすべて実施できます。
時間配分は
テキストを一通り読んで知識を浅く取り入れる → 5時間
試しに過去問のテストを1回分受けて実力と弱みを知る → 2時間
徹底的に過去問を解き、分からないところをテキストで再勉強 → 7~8時間
3を合間に挟みながら過去問のテストを2~3回分解く → 3時間
プラス、スキマ時間の暗記 → 3時間
といった感じです。これで難なく筆記試験を突破できるはずです。
最後に
以上が私のおすすめの勉強法です。
みなさんの参考になれば幸いです。
最後にスキマ時間の暗記に活用できるWebサイトをご紹介します。
「電気の資格とお勉強」というサイトです。
会社のトイレとか休憩中などなかなか教材を触れないときに、こちらのサイトの暗記系のページを読むのがおすすめです。
では、試験合格に向けてがんばってください!