屋久島への思いが溢れて止まらない2-前編
旅の2日目の話をします。
1日目の記事はこちら↓
屋久島への思いが溢れて止まらない1(追記2018/09/09 0:35)|くも @kumovague|note(ノート)https://note.mu/kumovague/n/nafea99b85e3d
(2日目スタート時点での予定)
1日目 済
2日目 観光・登山に向けて買い出し
3日目 登山(白谷雲水峡〜 新高塚小屋泊)
4日目 登山(新高塚小屋〜淀川登山口)
5日目 移動
実は、1日目の晩に登山行程の予定変更もしました。宿のある地区宮之浦から淀川登山口への早朝のバスがなく、タクシー利用で12000円かかることが判明したためです。
(ちゃんと言うと、宮之浦から安房までのバス、安房から淀川登山口へのバスを乗り継ぎしないといけないし、朝5時半頃に歩き始めたかったけど、それに間に合うばすがなかったからタクシーしか選択肢がなかった。どっちのバスがなかったかとかそのへんは忘れた。)
言いたいことが上手くまとまらなくて悲しくなってきた。頑張れ私!
↑宿のあるエリアを青のマーカー、登山ルートを赤のマーカー、山中で宿泊予定の小屋のおおよその位置を紫の点で示しました。
要は、屋久島に来る前は下から上のルートで歩く予定だったけど、タクシー代ケチりたいから山では上から下に向かって歩こうとなったわけです。
ただ、変更後のルートだと帰りの最終バスの時間が14時50分で、登山口からバス停まで30分ほどかかるので、14時頃には降りてこないとまずいねって話をしました。
楽観的な我々ふたりは、まあいけるだろってことでとりあえず決定。予定は未定!
(Day2:2018/09/04)
この日は朝食が8時だったため、7時半に起床しました。
雨戸を閉めずに寝たため起きるなり朝日が部屋に入ってきて眩しかったです。
そう、台風一過!いい天気!!最高!!!!
起きて早々に気分が高まった我らは朝食をとったあと、レジャー系のなにかをしたいねって話になり調子に乗ってリバーカヤックの予約をしました。
(ここまでで、調べたとか予約したとか言ってますが、5日間のたいていのことは友人がやってくれました。私の功績じゃないことはここに述べておきます。こんなわたしを連れてきてくれてありがとう。)
リバーカヤックは13時からで10分前集合。安房の川の近くのカヌーセンター(ちがったかも)に来てくださいとのこと。宮之浦から安房までは車で30分程度だったかと思います。
この日リバーカヤックをすることだけ決めた我々は10時40分頃のバスに乗るために身支度をしました。
リバーカヤックは川の中に落ちるかもしれない大変リスキーなアクティビティ。したがって、服の下に水着を着て部屋を出ました。
(ほんとうはカヌーセンターにも更衣室あるけど、着いてから着替えるのが面倒だったから着ておいただけです。)
フロントで鍵を預けます。そこで宿のお姉様方にリバーカヤックをしてくる、と話したら、いつの間にかレンタカーを借りることになってました。
わたしは無免許だけど、友人はほぼペーパードライバー。運転も友人任せです。
レンタカー屋さんに電話をしてくれて、宿まで来てくれるから10分ぐらい待っててねとのこと。
レンタカー屋さんのおっちゃんが登場。車に乗せられて会社まで行き、契約書書いたり説明を受けたりしました。
料金は6時間で4000万円、5000万円札しかなかったので、1000万円のおつりをもらいます。(このやり取りが定番であることは屋久島行った人のブログで予習してたので、どぎまぎしつつもスムーズにやり取りできました◎)
そのおっちゃんは他の仕事もしているみたいで、昨晩は台風のために船を動かしたりしないといけなくて忙しかったとか、会社の窓から見える防波堤の手前の積まれたテトラポットの高さを超えて波が来ていたとか、話してくれた。
それから、レンタカーは6時間の契約だけど、時間ギリギリで急いで戻って事故起こすぐらいなら、1,2時間遅れても安全に戻ってきてくれるほうがwin-winだから、時間のことはあんまり気にしないでって言ってくれた。(この時おっちゃんはwin-winとかいう言葉は使ってない。)
(まったく関係ないですが、今回一緒に旅をした人とは別の高校の友人がwin-winの対義語としてlose-loseって言って使ってたの、すごく好き。)
最後に、おすすめのお茶屋さんを教えてくれて、そこでアイス食べるといいよって言ってくれました。
書き忘れてたけど、レンタカー会社にはなぜか20代後半ぐらいのかっこいいお兄さんもいて、その人はお茶屋さんの社長だとか。アイスただにしてあげるからよかったら寄って行ってねっておっちゃんが言ってくれた。
おっちゃんマジで親切だった。
安房へ向けてレッツゴー。久しぶりの運転に友人は緊張している様子。法定速度遵守マンとして頑張って運転してくれました。
坂道が多いから、ペーパードライバーには速度を一定に保つのが難しいって言ってました。それから、先頭を走ると後ろの車からの圧がこわいと。好きに走らせてくれや、法定速度守ってるから遅くても悪いのは私じゃない、とかも言ってた気がする。私も免許取らないと。
宮之浦の外れのレンタカー会社から屋久島空港のすぐ近くを通って安房に行くのですが、空港のあたりでふたりして、あれ、通り過ぎてない?って言ってたけどとりあえず法定速度遵守で走り続けました。
私は天才なので眼の前のカーナビに気づき、目的地を安房の適当なところにセットした。道なりに走り続けるで合っていた。
でも今思えばレンタカー屋のおっちゃんが安房まで30分ぐらいかかるって言ってたなあ。空港までなら半分でいけるから…。
そんな感じで楽しいドライブをしました。
安房に到着。道がわからなくて車でうろうろしていたらカヌーセンターを発見!ネットで調べても出てこなかったカヌーセンターは安房川に架かる大きな橋から急坂を降りたところにありました。
近くの駐車スペースに車を置いて昼食をとるために少々歩きました。近くにおしゃれなカッフェがあったけど、私はそういう気分じゃないんだ!屋久島でしか食べられないようなうまいものがいいんだ!って大きめの通りへ。
オバチャンがやってる感じの地元の定食屋って雰囲気のお店に入りました。12時前頃、先客がひとり。店員は厨房にいて出てこない。
さてどうしたもんか、とふたり玄関の中で立ち尽くしていたところ、先客のおっちゃんが入ればいいよって迷える子羊の我々を導いてくれました。ありがとう。
壁にはられているメニューは田舎の普通の定食屋の感じ。屋久島ならではというか、他で見たことないのはトビウオの焼き魚定食と唐揚げ定食のみ。
トビウオに心をうばわれた私は飽きずに唐揚げ定食を、友人は焼き魚定食を注文。店にはちらほら客が入ってきました。
1日目の晩に食べたトビウオよりおっきかった////
うまかったです。
1日目のトビウオよりも身がもっちりというかしっかりしてた気がします。より大きいトビウオだったせいかしら。
会計を済ませ、店を出るとどしゃ降りの雨でした。これが亜熱帯屋久島か!と、ふたりして感動しました。非日常ってテンション上がる。
持ってきていた折りたたみ傘を差して、カヌーセンターへ向かいます。
荷物を置くために車にいったん入ったとたんに雨がやみました。亜熱帯すごい!スコールか!と、またふたりして感動。
そうしていると坂の下から男性があらわれた!
リバーカヤックのインストラクター?で、「車を下に移動させましょうか〜。」とのこと。狭い急坂を車で、、?と、友人は不安でいっぱいになったことでしょう。私は励ますしかできません。
なんとか車を移動させることができました。私の友人は天才だ!そう確信しました。天才ペーパードライバーです。
で、車を降り、ウェットスーツの薄いバージョンみたいなラッシュガード、帽子、救命胴衣?(浮くやつ)、サンダルを貸してくれました。料金の支払いもします。
ネットで調べたときは6000円から学割で1000円引きって書かれてたけど、電話予約のときには10%オフ(すなわち5400円)と言われ、いざ支払うとなると端数はいいよと言われました。結局ネットに載ってた額を渡しました。おじさんにもてあそばれた。
着替えた。ラッシュガード貸してくれると思わなかったので山で着る長袖と短パンを持ってきていたけれど使わなかった。友人は持ってきていた衣類の上から着てたけど。
我々以外のお客さんは千葉から来た両親と息子夫婦と思われる4人組だった。
4人組が着ていた救命胴衣にはポケットがついていたけど、我々のにはついてなくて、スマホ持っていけなかった。
(つまり、リバーカヤックの写真はありません。以下想像力を働かせてお読み下さい。)
6人はインストラクターのゆるキャラみたいなおにいさんのまわりに集まり、準備運動をしたり、パドルの使い方や諸注意を受けます。
そして安房川にいざ入水。長くなったのでつづく!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
追記 2-1だったら、いくつまで続くかわかんないなって思ったので、前編に変更しました。(2018/09/13-10:59)