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【神奈川旅行④】1日目➡2日目 神之川キャンプ場

4.【13:40】宮ケ瀬ダム▶▶▶【14:50】神之川キャンプ場

 さて、私はキャンプのおともに観光をするというスタンスをとっています。そのため、キャンプの比重は全体的に下がってしまうものの、やはり寝る場所でもあるので、重要イベント。そもそもバイクに乗せた荷物はすべてキャンプのためなのだから、ある意味一大イベントといえましょう。
 宮ケ瀬ダムから直接行く前にまずは買い物へ。
 向かった先は【たからやフレッサ 半原店】。地元だときいたことのないスーパーなのですが、このあたりだとメジャーなスーパーなのでしょうか。
 今日は焼き肉をしようと思っていたので、牛タンと霜降りのお肉を。ちょっとした贅沢をしたくて買ってみたのです。ご飯もありますし、質の良い肉は少量でもお腹膨れるし、これくらいで大丈夫でしょう。お酒も買って、いざキャンプ場へ!

 道中は段々と山の度合いが強くなっていくので道は空いてきます。そのため、運転のストレスは少ないのですが、雲行きが怪しい……そう思っていたら降ってきた! ざあざあ降りではないのですが、ぽつぽつとした感じです。
 日はでている感じでもあるので天気雨な模様。狐さん、せめて結婚式は私がキャンプ場に到着してテントの設営ができてからしてくれ……! と叫ばずにはいられませんでした。
 風も吹いてきていよいよ嫌な予感を抱えながらもキャンプ場に到着しました。
 受付で一旦バイクを止めて手続きをします。
 「雨降ってきちゃったねぇ」と気さくな感じの管理人さん。
 この時期12月、1月は人も少ないため、本来翌日のチェックアウトが午前中くらいであるところ、17時くらいまでゆっくりできるのだとか。早起きをしなくて済むというのはとてもありがたい! といっても、明日も観光予定があるので、どのみち午前中にはでてしまいますが……でも、1日目はゆっくり料理して、翌日は時間まで釣りをする、というのもおつなものですよねぇ。ここはマス釣りもできるようなので釣り好きな方にとってはゆっくり過ごせるキャンプ場なのかもしれません。
 また、便宜上区画は人との距離が遠めになるように設定してくれていますが、もし別の場所が良いという場合には相談に乗ってくれるそうです。この時期だからこその便宜ですねぇ。
 金額は入場料800円、区画2600円の税込3740円でした。

$${\bold{\underline{メモ}}}$$
・12月~1月は翌日チェックアウトが17時までにサービスされる。
・マス釣りができる。
・広葉樹は1束700円
・車は区画内に乗り入れ可能
・電波は良好(楽天モバイルでの確認)

 車はそのまま乗り入れができるため、ゆっくりと目的の場所まで移動。コテージや高床式のバンガローもあるようでした。
 そ、し、て、ようやく到着!

写真.神之川キャンプ場区画

 目の前にはすぐ川もあり、景色も良好です。

写真.目の前に広がる川

 ただ、サイトは砂利なので、バイクで乗り入れるときは注意が必要です。私は翌日出発時に立ちごけしかけました……

 周囲を見渡すと、流石は広いキャンプ場だけあって開放感がすごかったです。

写真.神之川キャンプ場からの景色
写真.神之川キャンプ場からの景色②

 私の区画はゴミ捨て場こそ遠かったですが、炊事場とトイレは目の前だったので、とてもありがたかったです。

写真.炊事場とトイレ 十分に奇麗です。凍結対策で水は常流

 ……よし! と、テントを立てるのに時間がかかる私としてはいい加減テントを立て始めないとまずい。
 そう思って早速テントを立て始めることにしました。
 これまで私はワンポールテントを使ってきていたのですが、なかなか中心にポールを置くとスペースが狭く感じてしまっていたのですよね。三角形なのでこう、寝るとテントが鼻をかすめるというか……
 そんなわけで今回自立式のテントを買ってみました。つまり立てるのも初めてなもので試行錯誤しながらやっていくわけなのですが……

 $${\LARGE{風が、強い!!}}$$

 いや、ほんとに風が強い! どれくらい強いかといえば立てようと思った矢先にテントが吹っ飛ぶくらいには強い!
 おかげさまで、本当にテントを立てるのに時間がかかりました。
 そして16:45。やっと、やーっと、設営が完了しました。

写真.テントの設営完了

 ツカレタ……
 周囲はそろそろほの暗くなってきてもう間もなくご飯を作り始める必要もありそうです。
 今日は焼き肉とごはん。
 焼き肉はこれで焼いていきます。

写真.焼き肉グリル

 ゆるキャン△でみかけたメタル賽銭箱ですね。
 ずっとほしかったのですが、この前のブラックフライデーの時についかっちった。
 ご飯はメスティンと固定燃料といういつもの方法。
 作っている間に牛タンを焼いて待っています。

写真.焼き肉

 そしてご飯の時間がやってきました。……やってくる、予定でした。
 あろうことか、です。風が強くて火がうまく当たらなかったのか、見事に芯の残ったご飯もどきになってしまいました……写真にとれないほどにショックでした……
 仕方なく他のお肉を焼いたのですが、風が強くて肉は一枚落としてしまうし、ポールが風で吹っ飛んでたびたび前室が倒壊するし……ヌガァァアアア!!
 もう途中で前室は片づけて、焚き火も風でゆっくり楽しめず、仕方なく今日は早めにテントに入ることにしました。
 ぐすん、なんでこんな風が強いんですか……なぜぇ……
 そうはいっても仕方がないものは仕方がない。明日の朝に焚き火の続きを楽しめると信じて20時頃にシュラフに入り込みます。
 ただ、ここでひとつ、驚きなことがありました。というのも、こうして冬キャンプをするのは今回が初めてだったのですが、シュラフが思った以上に暖かったのです。
 軍用シュラフとして名のあるカリンシアのディフェンス4。いや、これが暖かいんです。正直コートを羽織ったりカイロを張らないとダメかなと思ったんですけど、必要ないという。
 後はエアーマットも新調したのですが、こちらもすごい。ものすごくコンパクトなのに、ものすごくやわらかいんです。つくりも無駄がないつくりで、エアーマットをしまう袋で空気の充填ができるのです。……まぁ、これについては途中で途方もない作業量になりそうだったので直接息でふくらましましたが。
 こちらもなんやかんや写真を撮り忘れてしまったので、商品URLだけ貼っておきます。

 旅の疲れも相まって、比較的早めに眠ることができました。
 ふと目を開けた時には風がテントを揺らしていませんでした。


 翌日7:30。
 ほんのりとした寒さに目が覚めます。
 気温を確認すると2℃。さすがにこのあたりになってくると少し足元が冷えるような感覚もあります。
 それでも、しっかり眠れた感じはあるので、耐寒性能はばっちしのようです。これは、どちらかというと寝ているときの発汗の影響もありそうです。
 外にでると、風はあまり吹いていません。
 よ、よかったぁ……
 本当は9時にはキャンプ場を出る予定だったのですが、予定を1時間後ろに倒してゆっくり過ごすことにします。
 やってみたかった焚き火とココアをしながらあたりが明るくなっていくのを感じます。

写真.焚き火とココア
写真.朝の景色①
写真.朝の景色②
写真.朝の景色③
写真.朝の景色④

 みての通り、ここは四方が山に囲まれているので日の入りは遅めなようです。ですが、この透明感のある朝、うーん、良きかな……

 そうして時間が経ち、今日の予定もあるので片づけを始めることにします。

写真.ゴミ捨て場①
写真.ゴミ捨て場②

 未使用の炭が残った場合はゴミ捨て場の青いドラム缶の近くにおいておけば良いようです。

 片付けも終わり、荷物のパッキングも終了。
 無事に出発準備が終わりました。
 そして10:50。キャンプ場を後にしました。
 お世話になりました!

$${\bold{\underline{メモ}}}$$
・キャンプをするときは天気に加え、風速もしっかり確認する。
・当日できることができなくなってしまったら明日の朝に予定を託す。


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