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【神奈川旅行⑤】2日目 七ツ淵

5.【10:50】神之川キャンプ場▶▶▶【11:40】七ツ淵

 神奈川旅行、2日目の始まりです。とはいえ、2日目は疲れてしまうと帰宅が危険になってしまうので、観光はほどほどにする予定です。
 神之川キャンプ場をでて目指すのは【七ツ淵】と呼ばれる観光地。道中結構くねくねした道にひやひやした思いを抱えつつも到着。
 多分駐車場はここ、のはず……正直私有地だったらどうしようという思いもあるのですが、止めるところもここしかなく、止めさせていただきました。もし違ってたらすみません……

写真.七ツ淵駐車場(?)

 さてもさても、とりあえず観光の準備は整いました。
 当然というか観光客は0人。多分マイナーな観光地ですし、ですよねー……
 入口はこんな感じ。

写真.七ツ淵入口
写真.入り口前のベンチ

 この入口にある大きな切り株、何かしら人々から想われていたのだろうなというのが感じるのですよね。だからこそ、こうして残っている訳でしょうし。でも、軽く調べてみら限りでは特に情報もでてきませんでした。

写真.切り株の根元に添えられた花瓶

 このようにお供えもありますし。それとも、自然信仰の中で、人々がこの木に神性を感じることになったのでしょうか。

 入口には七ツ淵の案内版があります。どうやらこの七ツ淵は照手姫という女性とかかわりが深いようです。

$${\bold{\underline{照手姫ものがたり要約}}}$$
・照手姫は美しい娘であり、七ツ淵で豊かな髪を梳く姿は若者を魅了した。
・両親が不幸にも亡くなった後、照手姫は里から姿を消した。
・数奇な運命を辿り小栗判官満重と劇的な出会いを果たす。
・最終的に2人は末永く暮らした。 

 写真.照手姫ものがたり ハッピーエンドは珍しい印象

 そうすると、当時はここは生活の場として里にとっては大事なところだったのかもしれませんね。
 そんな思いを抱えつつ、七ツ淵を見に行きます。
 入口を通り進んでいくと、最低限舗装された道が続きます。

写真.道なり 写真だとわかりづらいですが幅は60cmほど
写真.道中の橋 昔は使われていたのでしょうか。橋を渡る必要はないです。
写真.七ツ淵の看板

 さらに幅も減ってきて、足を揃えて立つと限界くらいの幅になりました。そこから先は右側にスロープがあるので、それをつかみながら歩くことになります。
 そうして歩いて、歩い、て……?

写真.七ツ淵の舗装された道の推定最奥

 ……あれ、七ツ淵は?
 と、思い、振り返り、もしかしてと。
 カメラだと遠近感がわかりにくいので説明しづらいのですが、川をみると七つほど段差みたいなのがあるのですよね。

写真.七ツ淵① わかりにくいですが川に段差があります。
写真.七ツ淵② わかりにくいですが川に段差があります。
写真.七ツ淵③ わかりにくいですが川に段差があります。
写真.七ツ淵④ わかりにくいですが川に段差があります。
写真.頂上からみる七ツ淵 こんな感じの段差が7つほどあります

 多分、おそらく、きっと、看板の位置的にも、これが七ツ淵なのでしょう。
 こう、なんといいますが、まぁ、確かにばばーん! とした感じではないですね……
 落ち葉が多い季節にしまったせいもあるのでしょうか。それぞれの段差に落ち葉が溜まって、その、ここで髪を洗ったらキタナいえ何でもないです。
 いや、当然当時とは様相が違うのでしょうから仕方のないことですが、マイナーな観光地というのは確かにそうかもという光景でした。
 ですが、この7つの淵があるというのは珍しい光景なのは事実なもので。
 もし近くを通ることになるようだったら、一度寄ってみてもよいのかもしれないと思いました。

 そんなこんなで七ツ淵の観光も終わり、次の目的地へと出発することにしました。

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