音歌アンケートvol.7 雲に名前編
7/29(月)代々木バーバラにて雲に名前のレギュラーイベント『音心あれば歌心』vol.7を開催いたします。ライブをより楽しんでいただくため、出演者さんのバックボーンをのぞく事前アンケートを公開!
雲に名前
Q.1 もっと世界中の人が知るべきだ!と思うオススメの音楽を教えて下さい(自分のは除く)。
金子:イースタン・ユース
十代の頃からずっと好きで「音源が出たらとりあえず買う」というバンドはもうイースタンぐらいしか無い。
事務所やレコード会社やメンバーが変わってもその「型」を保てるバンドというのが、他に一体どれ程あるだろう?
九月の野音観に行きます。
滋野:林邦洋。気持ちの良いまっすぐな歌のうまさと、歌詞のひねくれ具合のバランスが絶妙。よく聴いている音源は15年~20年くらい前のものがほとんどだけど、未来から来た人の音楽のようで、何でも知っているお兄さんみたいなイメージ。
Q.2 あまり人には教えたくないけどすごく好きな音楽をこっそり教えて下さい。
金子:moools
十数年前に初めて聴いてからずっとmooolsの音楽に嫉妬している。
「都会的センチメンタリズム」というのは昔の村上春樹の売り文句だけど、ボーカル酒井さんの作る曲も歌詞もどこまでも天才的に都会的センチメンタリズムを表現していると思う(但しスタイリッシュさは皆無)。
それを支えるベースとドラムがまた素晴らしい。それぞれ演奏が上手いのはもちろんなのだけど、個々のテクではなく、繰り返されるパターンが気持ち良い。こんな単純なエイトビートなのに、こんなに飽きずにずーっと聴いていたくなる演奏はなかなか無い。
「いいなあー。こんなバンドやりてえなー」と羨ましがらずにはおれないのです。
滋野:教えたくないというか教える機会があまりないのが合唱曲かなあと思います。子供のころ、合唱団でソプラノをやっていた母に家での練習要員としてアルトパートをよく歌わされていました(嫌々ではなく歌うのは好きだった)。当時は「合唱」を好きかどうか改めて考えることもあまりなかったのですが、大人になり今のようなポップスをやるようになって、自分の歌の基礎の部分には合唱のハモりや歌い方が根付いているような気がしてきました。
Q.3 音楽以外で、もっと世界中の人が知るべきだ!と思うオススメのものを教えて下さい。
金子:「tokyosleepers」というインスタのアカウント。疲れてる時に見ると「ああ、皆疲れてんだなあ」と思って癒されます。
滋野:電子レンジ調理。カレー、シチュー、煮魚、ゴーヤーチャンプルー(好き)…などなど具を切って耐熱ボウルに入れてチンするだけでいろいろなメニューができます。(『(メニュー名) レンジ』で検索すれば大体出てくる)
今では自炊(?)はほぼ100%電子レンジ調理。時間もかからないし、お肉や野菜も柔らかくなるし、失敗もほぼしないので料理が手間(得意じゃない)だけど栄養・金銭的に自炊したい人にとてもおすすめです。最近いちばん簡単で美味しかったのは牡蠣の下に昆布をしいて酒をぶっかけてチンする牡蠣の酒蒸し。
Q.4 あまり人には教えたくないけど実はハマっているコトをこっそり教えて下さい。
金子:最近やってないけど、深夜に酔っ払いながら散歩するのが好き。いつもコンビニでウイスキーの小瓶とペットボトルの強炭酸水を買ってハイボールを拵えながら歩いてます。
去年終電無くなった新宿から、自宅のある北区まで歩いたのはとても楽しかった。ベロベロになりながら深夜の新大久保を歩くと日本語と英語と韓国語が混ぜこぜに目に飛び込んできて何処の国でもない風景に見えるのです。
まあでもこんな事続けてると、いつ車に跳ね飛ばされても文句は言えないし、運転手さんが気の毒なのでやらない方がいいと思います。
滋野:筋トレ。プロテインを飲んだりはしませんが簡単な腹筋、背筋、スクワットを最近やっています。テキストは『別冊 NHK今日の健康 "筋力アップ"で健康』という本。
Q.5 『歌心』という言葉には、本来「和歌を詠もうとする風流な心持ち」(大辞林第三版)という意味があります。7月29日に向けたあなたの意気込みを一句。(季語はなくても構いません)
金子:今日もまた 美味しいビールが 飲みたいな 良い音溢れる 代々木バーバラ
滋野:ステージに 慣れずにいつも まっさらで
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