Birthday
『Birthday』という曲を作りました。
こもりっきりの家の中で自分たちでレコーディングして、さらにミュージックビデオもはりきって撮影しました。
(ちなみに音源はコーラスや鈴など含めてたしか10パートもあります、すごい録った!)
↑MVの撮影セットはこんな感じです…。
(見切れてますがこの三脚にスマホのカメラをつけて撮りました)
狭い部屋で少々動き激しめに演奏したり、歌ったり、結構長い時間撮ったのでなかなか疲れました。
けど、身体を動かしてコロナのことは結構忘れられました。
4/26が私のBirthdayでした。
何年か前、星座占いの本を読んでいて、誕生日というのは「自分が生まれた日と同じ星空が見える日」なんだと知りました。
地球は一年かけて太陽の周りを一周しているので、丸一年経つと同じ場所に戻ってきます。
誕生日は地球が生まれた日と同じ位置にある日、つまり地球から見える夜空の星が同じ日である、という訳です。
「(誕生日の)日付なんかに何の意味があるんだろう」と考えていた時期もありますが、占星術が太古の昔から存在したことや、1年・1ヶ月・1週間・1日という太陽や月などの天文に則った時間の捉え方が今でも当たり前に使われていること、小さな自分には計り知れない巨大な宇宙のことを考えると、生まれた日と同じ星空が見える「誕生日」には何かしら意味があるのではないかと思えてきます。
私は今年で27歳になりました。
「歳なんて何歳でもいいし関係ない」とも思うこともあるのですが、これも「地球に乗って太陽の周りを27周したんだ」と考えると、何かけっこう重要なことなんじゃないかという気がしてきます。
それにそう考えると、年上の人の凄さがますます分かるような気がします。
(太陽周回28周目の私は、60周や70周目の人にはちょっと色々敵わないなと思う)
27年の人生は、本当にとても長かったと感じます。
本で考えると「章」が多すぎてまとまりがなく、物語としては成り立たないものになるだろうなと思います。
60周70周目の人と比べたらまだまだ短い人生ですが、自分の体感としては長い長い時間、色んな場所、色んな自分で色んな事をして生きて来ました。
寂しいことにその全部を知っているのは自分だけですが、それぞれの時間や場所で関わり合って来た人たちのことを思い出すと、私はそのみんなに「全部覚えてるよ」と言いたいなと思います。
それから自分がもし誰かの「親」だったら、「君が生まれたときからの、全部のことを覚えてるよ」と言いたくなると思います。
2020/05/06 滋野
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