パルミーパーソナルコーチ体験感想レポ
初めまして、くもにかです。
今回パルミーさんで月毎に募集されているパーソナルコーチで半年間ほどお世話になったので感想と一緒に紹介させていただこうと思います。
(※2023/10/5追記 こちらの内容はプロモーションが含まれます)
きっかけ
独学で絵を描いてきたのですが徐々に限界を感じ始めてきたのでこれを機に学びを得たいと思い始めた事と自分の作品に自信を持ちたい事が主な理由です。
それから私自身描く事は好きでも計画性を持って勉強する事が苦手な上理解するのにも時間がかかるタイプだった為、そういった面をサポートしてもらいたいなぁなんて所もありました。
申し込む前に
パーソナルコーチのサービスを利用するには月謝制の会員登録が必要な上、別途で料金がかかります。
面談を終えた後であれば私自身価格に関して妥当かなと思いますが、当時ネットで調べた時は体験レポなども少なく、こういったサービスを利用する身としては不安な面もあり申し込み期間が来るまでかなり悩みました。
また、面談をするにはDiscordのアプリが必須となります。
顔出しの必要はありませんが、コーチ側の画面を共有しながらの面談となるので準備可能ならスマホよりもPCやiPadなど画面が大きくて見やすいものがオススメです。
既に月謝会員で気になるけど中々踏み出せない方もいるかと思いますが、有難い事に1回30分と本来の面談よりも短く申し込み条件も何点かありますがパーソナルコーチ無料体験も募集しているので是非試してみてください!(※場合によって募集が終了している可能性もありますのでご注意ください)
初回ヒアリングシート
申し込みも無事終わって後は待つだけ!という訳ではなく、事前にパルミーさんからリンクで送られてくる初回ヒアリングシートに回答しておかないと日程どころか初日の面談もままならなくなりますのでメール内容の見落としに注意です!
ちなみに質問内容の一つで自分で最近描いたイラストを提出する項目があるので、特にまだ絵を描いた経験が無い方は何枚か好きなものを描いて気に入ったものを選んでおくといいかと思います。(※時間に制限があるので2、3枚が個人的にはベストかと)
他の記入できる質問に関しても書けるだけ書いておいた方が面談の方向性も決めやすくなるので遠慮せず正直に書いてしまいましょう!
私が半年間お世話になったパーソナルコーチ
今回私のパーソナルコーチを担当してくださったYコーチです!(※画像は許可を得て使用しています)
学習内で分からない部分も理解できるまで何度も繰り返し教えてくれたり、噛み砕いて分かりやすくしてくださったりと面談中はお世話になりっぱなしでしたが、本当に楽しく学べて未だに名残惜しいです…!
ちなみにコーチは指名制ではなく悩みや傾向に合わせてパルミーさん側が選んでくれますが、面談を受けてあわないなと感じたらお問合せからコーチ変更も出来るそうなので気になる方は確認してみてください。
面談初日
1回目の面談は、パーソナルコーチに関する説明と提出したヒアリングシート内容などがまとめられたスライドを見ながら具体的な学習方針を決めていくカウンセリング形式でした。
私が希望したのは自分がどの部分に悩んでいるのか知りたかったので細部まで積極的なアドバイスや改善アイデア提案と自分に合った講座学習と作品作りをバランス良く取り組めるようにしてもらいました。
コーチによって対応できる範囲が変わるかと思いますが、学習方針を変更したくなった場合次回面談以降いつでも調整してくれるので安心して学習に取り組めます。
成長過程の振り返りとしてヒアリングシートで提出した面談を受ける前のイラストがこちらです↓
パーソナルコーチ前半期間
前半期間はまずは人体の構造を学びながらのキャラクター線画や、陰影を意識しながらの塗りの練習を行いました。
この期間で一番大変だったのは「面を捉える事」です。
正直今でも難しくて分からなくなってしまう部分の1つですが、学んだことによって体の一部を「箱、円柱、球」の三つを意識出来る様になったのは塗りのみならず立体感を捉えやすくなったなと感じました。
この時提出したカラーイラスト(右)とコーチから頂いた添削兼アドバイス(左)が下の画像になります。(※掲載許可済)
塗っている時は暗い部分に影をしっかりつけなければ!と考えてしまいとりあえず暗い配色を置いていましたが、影の部分にも反射した光が入り明るめの色が入ったり、隣接する色に影響を受けると聞き、「原色だけじゃなかったんだ…」と目から鱗状態でした。この辺の詳しい内容はマイページの学習状況にあるコース進捗で紹介されている講座でも分かりやすく説明されているのでまだの方はぜひ受講してみてください。
またこの他にシチュエーションを考えながらの構図作りや骨格と筋肉を意識しながらのスタイルアップした素体クロッキー練習などまずは基礎を中心に応用学習も交えつつ学習していきました。
上の構図ラフは宿題で提出した内の一枚です。
この絵を選んだ理由は面談内で特に苦戦したアイレベルの位置やパースが一番ごちゃごちゃしていた為です。
なので中期以降からは透視法などのパース学習も取り組む様になりました。
もうすでに答えは出てしまっていますが、どの部分を指摘されたのかは腕試し程度に探してみてください。
パーソナルコーチ中期
この時期から色々質問したいのに面談時間が足りないなぁと感じ始めていた為チケットを2枚消費して「1回50分」から「1回100分」に変更してもらいましたが、今度はチケットが少なってしまったのでパーソナルコーチを受講している生徒限定のリピートプランに申し込みを入れました。このプランは通常料金から10%OFF(2022年3月時点)になるので余裕のある人はコーチに確認してみてください。
改めて、中期は前半期に出ていた課題を継続しながら背景の描き方やカラーデッサンなどにも取り組むようになりました。
前半期同様にカラーイラストの課題も勿論ありましたが、中期の間はとにかくパースへの理解を深める為にフィルムスタディでアイレベルを見つける!課題が中心でした。
講座内でも紹介されているフィルムスタディの様に模写をするというよりは、物やキャラクターを図形化してアイレベルと消失点を見つけるといった内容でした。
…が、考えれば考える程ドツボにハマり頭を抱える事となりました。
一番悩んだ期間ではあったものの、知識をつければつけるだけ絵で表現できる幅が広がっていく楽しさを知れた良いきっかけとなりました。
この時期に課題で出したカラーイラスト(下)は初めて背景も意識して描いたものになります。
このイラストでは手やキャラクターの位置によって魅せられる演出のアドバイスを貰えました。
パーソナルコーチ後半期
後半期は今まで学んできた課題のアウトプットをひたすら繰り返しながら、修了作品に向けてのカラーラフをどんどん描いていきました。
修了作品は描きたい要素がありすぎてカラーラフを何枚も提出してしまいましたが、何とか完成に持ってこれたイラストがこちらです。
普段キャラクターのみのイラストしか描いてこなかったので挑戦も込めて背景込みで描いたものの、アイレベルを考えずに描きたい部分だけ詰め込んでしまったのでここから更にコーチのアドバイスを参考に修正を入れていきます。
まずはアイレベルをしっかりと決め、全体のパースを修正していきました。
特に遠目にあるからと全て描き込んでしまったビルに関しての資料集めをし直す事になり、カラーラフ設計の甘さを痛感しました。
2度目の修正版がこちらです。
かなり描きたい要素が表現できる様になりましたが、建物に関する知識不足で細かいディテールが詰められなかった所や三点透視図法の扱いが難しくて歪んでしまった所など出来なかった事や完成に向けて細かい部分をコーチに相談しながら最終修正を進めていきました。
この後も進めてもらったパルミー講座を受講しながらひたすらディテールを詰めていきながら全体の確認を繰り返していった結果出来た完成作品がこちらです。
正直完成しないのではないかと思っていた絵を完成まで持ってこれた時の達成感と自分の目標でもあった自信をしっかりつける事ができました。
まとめ
始める前までは不安だったパーソナルコーチでしたが、全体を通してかなり満足できる内容でした!
面談内容も個人に合わせた内容になるのでかなりザックリと紹介しましたが、サポート面も厚く、中期のあたりで苦手な部分で苦戦してしまっていた時もこちらが理解できるまでしっかりと向き合ってくれた事が本当に嬉しかったです。
何よりもプロの方からワンツーマンで指導してもらえる場は中々ないと思ます。
最後に
凄く良いプランだったのに感想レポが少なかったので勢い任せに書き殴ってしまいましたが、パーソナルコーチに興味のある方に向けて少しでも力になれたらなと思っています。
長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました!