25年の軌跡 ~ポルノグラフィティと私~ その6
どうも、銀尾です。
両親から「口から生まれた」とか言われるくらい おしゃべりが好きな私ですが、歌うのも好きなんですよ。学生時代は友人たちとカラオケ三昧。社会人の今は一人カラオケで4~5時間は歌いっぱなしになることもザラ。
一人カラオケは良いですね…。すぐ自分の番が回ってくる。歌っても歌っても自分の番(それはそう)
喉を温めて しっかり開きさえすれば、本当に何時間でも歌える。適度に汗もかくし、いいトレーニングだと思ってます。
祖父母との二世帯同居で演歌や時代劇に慣れ親しんで育った私は、小さい頃の(それこそ幼稚園とか)好きな歌手と言えば美空ひばりだった。その頃から歌うのが好きで、しょっちゅうテレビの前で一緒に歌ってたらしいです。
言わば正統派の音を聴いて育った感じなんだけど、後日dispatchersで「昭仁さんの声質が ひばりさんと同じ」ってやってるのを見て、本当に驚いたのよ(戸惑いながら笑う絵文字)
後付けに見えるかも知れないし、他にも似た声質の歌手がいるかもしれないけど、この話は本当。「あぁ、やっぱり好きな声(落ち着く声?)なんだな」って長年の謎が解けた気がした。
REUNION NOW、明かされる謎。
そんな歌い手の「音」をライブで全身に浴びちゃったら……。
もうわかるね???
※ポルノファンの回顧録です
※ダメだと思ったらリターン推奨
episode12 新しい景色が見たい。そう願うなら… ~古沼の住人~
と言うことで、2022年末。人生初ライブ「ライブサーキット 暁」を終え。夢のような一夜を過ごした、こじらせヲタク。
ライブってのはね、ウォータースライダーみたいなもんだと思ったわけです。高いところから水の勢いに任せて一気に滑り落ちるイメージ。
「ウワァアア何だ何だ前後不覚なりウォオオ右往左往で候イエェエ上がったり下がったりキャアアドッパァザッパァアアア!!!!!(着水)」
↓
「ハァハァ……今のは何だったんだ……? もう憶えてない……。よくわかんないけど、すっげぇ楽しかった! もう一回! もう一回!(階段を登ってスタート地点に戻る)」
ってやつよ。
好きな曲でアガるのはもちろんだけど、舞台の演出やアレンジ、生演奏、そしてポルノのライブだと「会場の一体感」がクセになる。
一気にライブの虜になってしまった旅のキツネである。
素敵すぎてしまった夜の後に来るのは、罰みたいな暗闇。
あれほど「昭仁さんを直視できない」とかバタバタやってたのに、ライブの楽しさを知ってしまった今、もう戻れない。寝ても覚めても考えることは同じ。
「次のライブに早く行きたい」
「ステージ上のお二人に逢いたい」
人生わかんないもんですね。
あれほど「昭仁さんを直視できない」とかバタバタやってたのに(大事なので二回言いました)
かくして、次なる光を求めてファンクラブのドアを叩いた。曲がりくねったマイワイディングロード、20年越しの出会い。初めましてラバッパーの私。
正直なところ。怒られるのを覚悟で書くと。
ファンクラブに入ることの利点って「ライブのチケットが取りやすい」の一点だと思っていた。CD音源での曲研究とカラオケでの歌い込み(+精神安定剤)を主軸としていた私の場合、音源が買えれば+雑誌等での特集を読めれば十分なわけで、ファンクラブに入る必要性を感じていなかったってわけ。
完全にナメていた。
月額料金を払うだけで、お二人の あーんな顔や こーんな顔、ライブの裏側やレポートに触れることができるなんて! 曲作りの背景を細かく知ることが出来るなんて!
オマケにチケット先行にも応募できるなんて!
ファンクラブに入った直後は友人に「ファンクラブ入ってよかった!!!」って吹聴して回っていた。
そして
「え!? どこからどう見てもポルノファンのお前が!?」
「カラオケでポルノしか歌わないお前が!?」
「銀尾と言えばポルノ、なお前が!?」
「「「非会員だった……だと……!?」」」
と驚愕されまくるまでがセット。
友人たちは私がボーカルとギターとベース、誰担なのかまでは知らなかったようだが、私は よくよく考えなくても ずっと昭仁担です(なお無自覚)
オートフォーカス機能ついてたからね、直視できないくせして(痛い)
さて。
ライブ参加直後の私のツイートを見ると見事にポルノグラフィティのことばっかりで、なんかこう……抑えつけていたマグマが一気に噴き出したみたいになってる。歴史と旅アカウントで長らくやってきたのに、フォロワーの皆さんは大層驚かれたことと思う。反省はしてない(お前)
伊達に25年も並走してない(※途中ちょっとサボった)から、各曲への思い入れと言うか、一朝一夕で身に着いたものじゃなく、付け焼刃ではないのは確かなので。
失われし時間を取り戻すため、ここぞとばかりメンバーについての逸話を調べ始め、曲の逸話なども丁寧に読み出してみたが、
「知ってるゥ! それ知ってるゥ!(何故知ってるかは知らん)」
でした。気持ち悪ゥ。
昔々にテレビとかラジオで見たり聞いたり、特集を読んだりしたものを覚えていたんだと思うんですけど……気持ち悪ゥ(二回目)
なんかこう、「寿司屋に行くと ついついマグロ頼んで食べていたけど、あぁ私、マグロ大好きだったんだ!自覚なかった!部位も良く知ってる!」みたいな。
大好きじゃねーか(他人面)
だがしかし、ライブ参戦前と後とでメンバーの印象が変わったことは記しておこうと思う。
・まずはボーカル! おかのあきひとくーん。
「可愛い」と「カッコイイ」の両極を音速で行ったり来たりする昭仁さん、その姿はさながらwataridori。ずいぶん前から知っているようだよ。いま全てが輝きだしたんだ。
動力源がどうなっているのか、走り出したら止まらないし。2メートルくらい跳ぶし。すっごい元気じゃん!?(語彙力)
こんなこと言うと失礼だけど、愚直なほど前のめりで、どこか危なっかしくて可愛らしい人なんだなって思いました(作文)
まぁ、ヤンチャで危なっかしいのは若い頃からだけどさ……言動とか数々の奇行とか(待て)
まさか憧れのカッコいいロックミュージシャンにして、歌の師匠と仰ぐ人に「可愛い」って感情が湧くとは思わなかったわ(チベスナ顔)
これまで心のダンジョンの一等部屋に「バストアップで切り抜かれた姿」で飾られていたイマジナリー昭仁さんに初めて血が通った気がした。
ただ、勝手な理想でガチガチに固めてたわりには、さほど乖離がなくて自分でも安心したかな。見かけだけ追うんじゃなく、それなりに本質を見つめることが出来てたようです。物理的には見つめられてなかったけど(激痛)
ライブで御姿を網膜に焼き付けたおかげで「直視できない症候群」は完全に克服しました(相変わらずヤバい字面)
今や
「ファンサください!あきひとぉお!!!(絶叫)」
「やったぜ!こっち見てくれた!(思い込み)」
「パフォーマンス最高!ずっと見てられる!(※動きが疾過ぎて見失う)」
ってド健全なファンやってる(ド健全かどうかは知らん)
・続いて、オォオン ギター! 新藤晴一!
「カッコイイ」が服を着て歩いているみたいな晴一先生からは、ファン全員が通るだろう洗礼を受けた。
「先生、声……、たっ……かいな……」(失礼)
え、そんな感じ? そんな感じですか。
笑顔が素敵ですね!?
誰だ、無口で硬派で全然笑わないって思ってた奴は!(※私です)
トークも上手いし、博識でボケもツッコミもお手の物。おちゃめでケタケタよく笑う。それが新藤晴一と言う男だった。
When I met for the first time,he had a cute voice and smile.
こと晴一先生に関しては印象が真逆になったのを否定できない。今はカフェイレ(※晴一先生がパーソナリティのラジオ)を聴いてるからわかるけれども、ライブで相方をイジり倒すドSな様子、観客に絡む姿は新鮮だった。
なお、晴一先生、演奏している最中は文句なしにバチバチにイケメンで、色気が溢れていて、足が長くて、ギターが吼えていて泣いていて猛っていて歌っていて、うわぁああカッコイイイイイ!!!でした。
何この温度差 風邪ひく。
晴一先生を作家だと認識していた私には
「作家の性格や人間性は作品に無関係ではないけれど、それはさておき作品第一。ビジュアルは二の次(清潔感はあったほうがよい)」
という概念があったので、愛すべきいたずらっ子気質や顔面偏差値の高さに目が行っていなかったんだと思う。
貴様の目は節穴なんですか???(疑惑)
そもそも晴一先生は歌詞に自身を投影する傾向が薄い気はしているけど、さておき
「ぶちくそカッコいいし御茶目だし、何この人すっげぇ魅力的じゃん!」
が素直な感想です。
貴様の目は節穴ですね???(確信)
その魅力たるや昭仁さんが長年一緒に居るだけあるってもんよ(誰目線)
ちょっとね、ホント。「新藤晴一先生」が「新藤カッコイイ晴一先生」に格上げ(格上げ?)するくらいにはグラグラしてる。まぁ、お二人とも別属性・別ベクトルでそれぞれカッコいいし魅力的なので、もはや好みの問題だろうとは言っておくけども……。
ともあれ。
ポルノグラフィティの曲が日常の一部になりすぎて、特に言及することもなく過ごしてきたので「昭仁さんのここが好き!」とか「晴一先生のここがすごい!」とかコンスタントにアウトプットしてこなかったツケが一気に回ってきた感じはしてる。同質の熱量で語り合えるポルノファンも周りにいなかったからね。
探せば一人くらいいたんだろうけど、ポルノファンのステルス性能の高さは異常だからさぁ。見つからんの。ホント。マジで。
さて、その後の私が何をしたかと言うと。
まず、シングルCDを収集し始めた。もう慣れ親しんだ曲ばかりだし、今やサブスクで全部聴けるから無駄だと言われればそうなんだけど、やっぱり手元にCDを置いておきたかった。
前述の通りアルバムは全て揃えていたがシングルはアゲハ蝶とジョバイロと他数枚、最近買ったVSやテーマソングくらいしかなく、カップリング曲は壊れたMDに取り残され、さらには未履修のシングルCDも数曲(「瞬く星の下で」「あなたがここにいたら」他)あることが判明したからだ。
ついでにライブDVDも集め始めた。「暁」のDVDはちゃんとリアタイで買ったけど、その他は1枚も持っ……。……いや、持ってるぞ!
初回盤の付属DVDを!
アルバムや最近の曲は毎回 初回盤を買っているからなァ!!!
※なお、「昭仁さんを直視できない症候群」のため、初回盤を持っていてもDVDを観たことが一切無かった(最重要項目)
え?DVDを観(れ)ないのに何故高価いDVD付きの初回盤を買っていたか?
初回盤を買うのはファンとしての責務だと思っているからです。
(めんどくせぇヲタク)(買ってた当初はラバッパーじゃなかった)
ネットで注文したCDやDVDが自宅に届けられる度、「ポルノCD」「ポルノDVD」って記された一見するといかがわしすぎる伝票を慌てて引っぺがしていた。
これはポルノファンなら誰もが通りゆく道なんだろう…(深い森に迷い込む絵文字) 本棚が埋まっていくにつれ、過ぎて行った時間が戻ってくるようで、ドキドキと確かな鼓動が聞こえました(好きな音しかない森)
episode13 ポルノグラフィティは一日にしてならず ~そして解放区へ~
晴れてラバッパーになった私は、ポルノのお二人に逢いたくて人生初のフェス(ロッキン、ラブシャ)に参加した。ラブシャでは「野外ライブでの突発的雷雨」を経験したが、これでもポルノファンの端くれ。雨対策をしっかりしていったので1ミリも濡れなかった(勝ち誇った顔)
続くワズビルでは名古屋・仙台・埼玉・広島・徳島・静岡・東京7ヶ所8公演を飛び回った。信じられるか、本当の話なんだぜ…。
正直に白状しよう。当初は
「いやァ……1回だけ行ければ良いんです。セトリも同じでしょうから、贅沢は言いません。3~4公演くらい申し込んで、1つでも当たれば御の字でさぁ……。へへへ……」
って思っていた。本当だ。信じて欲しい。
旅人なので どの地方の公演でもサクッと参加可能だったが、神奈川から遠征するにあたり
埼玉(両日)、静岡、広島、東京(オーラスのみ)
にエントリーし、どれか1つでも当たればいい、と思っていた。埼玉両日は、比較的動員数の多い会場だったので「どちらは当たるだろう」と踏んだから。しかも念には念をと、埼玉初日はステージから遠いだろうが視野を確保されている+倍率が低そうな「着席指定」での申し込みだった。
(※そして異質感を放つ広島)
「暁のチケット、全然取れなかったもんな。ポルノって人気あるもん、取れなくても仕方ないよね」
↑これである。
何せ初陣の席が「2階席最後方」。ここで泣くほど楽しんだんだから、どこの席が当たっても満足度は100%を超えるに決まっている。どこでもいい。一度でもいいから会場に行ければそれでいい。
そんな風に思っていたのだが。
一般で戦って惨敗した苦い記憶は、ファンクラブの偉大なる力によって覆される。ドキドキしながら当落を見たら、まさかの全部当選。チケットを ご用意してもらえてて「ファンクラブすっげぇえ!!!」ってなった(チョロい) 尤も、ファンクラブでも落ちる時は落ちるから、本当にありがてぇ話だった。
まぁ、想定以上の当選で、予算が頭を過ったのは本当。ウン万円が確定しましたからね、この時点で。
……待って。
公演数が合わない? 3つほど少なくないか、って?
あぁ、お気付きですか。
初日の名古屋は行くつもりはなかったんです。いくら社会人でカネがあると言っても(クソ)むやみやたら推し活に つぎ込むわけにも行かない。ファンクラブ先行でポルノTシャツ買っちゃったし、節約も大事だよ?
自制心はある。大人なので。
でも、ライブの日が近づくにつれ、いてもたってもいられなくなった(おや……???銀尾の様子が……)
公式から撮影可の曲があるとアナウンスを受け、逡巡してスマートフォンを新しく買い替えるなどしてしまった(怒涛の行動力)
こうなると止まらない。
こうと決めたら一直線、行動あるのみ! アグレッシブなラテン系獅子座女の本領発揮である。
全力で仕留めにかかりますよ、マジで。
旅人人生で培ったフットワークの軽さと各地の土地勘が強い味方になってくれた。名古屋ァ? その気になれば日帰りだって出来らァ! 安心しろ、金ならあるゥ!(リセール申し込み)
ライオンが吼える。これ何てライトアップサファリ。
かくして、名古屋初日を皮切りに各地を回り、仙台初日のリセール、徳島に至っては当日券で申し込み、東奔西走する2024年の幕開けになった。
席としてはリセールはスタンド後方で、自名義はスタンド前方とアリーナ半々くらい。広島公演がアリーナ前方で一番近かったけど、ワズビルの場合はスタンドから見渡した方が花道の演出が良く見えて満足度は高かったかな。個人的に。花道の前方まで来てくれたので、さほど距離は感じませんでした。
スタンドだろうがアリーナだろうが、昭仁さんの圧倒的声量からは逃れられないし、どこの席からでもステージが見えるように配置とか演出とかすごく配慮されてて、結論としてポルノのライブはどこでも良席だなって思いました(作文)
初日は参加して本当に良かったと思う。解放区の初披露と、リアル天使を浴びれたから(笑うところ)
さっき、ライブはウォータースライダーだって言ったけど。
「同じ内容なのに何度も参加する意味ってあるの?」って聞いてくる人は一定数いる。別に怒りも何にも感じないけど、質問には「ある」って答えてる。日替わりの曲云々以前に、ライブは見る度に新しい発見があって、同じものは二度とないって ようやく知ったから。
映画だって複数回見て、見る度に新しい発見があったりするじゃん。それと同じ。「一回だけ見れれば御の字」とか言ってた私はもうどこにもいなかった。
まぁ、私が席を埋めてしまうとチケットを取れない人が出てくる可能性があるわけで、
「一人でも多くのご新規さんにポルノのライブを浴びて欲しいから欲張ってチケット取らない方が良いかも?」
って思う気持ちがあるのも本当。でも、行ける範囲でたくさんのライブに行きたいと強く感じたのも本当。なかなか気持ちとしては複雑ですが、それはそれとして。
ポルノグラフィティのライブは本当にいいぞ(本日の主張)
ワズビルオーラスで、因島横浜ロマンスポルノ「解放区」の開催が発表された。ライブ後に即座に福山の宿を押さえる手際の良さ(笑)は旅人スキルの賜物だったね。
地元横浜での開催に「これが噂のロマンスポルノ……! 一定以上の年齢の人から訝しまれるネーミングのやつ!」って心躍らせていました(お前)
解放区は因島2日目と横浜両日へ参戦。因島へは、いわゆる「北陸周りで広島へ向かった関東勢」の一人です。イレギュラーな旅程対応に慣れた旅人としてもなかなか稀有な経験だったので、別記事で記録に残しておこうと思ってます。フットワークだけは軽い、トラブルに強い。それが旅人のスキル。これからも役立つことと思います。
episode14 生き生きと、活発に ~奏で続けるメロディ~
と言うことで、ポルノ遍歴の衝撃の後半戦でしたけれども。
ラバッパーになって、ものの数年でこのライブ参戦数。行動力の凄まじさに周囲からドン引きされている。未だに「えっ?ファンクラブ入ってなかったの!?」って言われるが気にしない。まぁまぁ……ファン歴自体は長いからさ……、はは。
これまで「CDさえ聴ければ良い」と思っていたのに、ライブ参戦して価値観が変わってしまった。あなたたちの音楽に逢えたそれだけで良かった。CDを聴けるだけでよかったのに、ライブ会場で逢いたいと願ってしまって、世界が変わっちゃった。
「もっと早くライブに行ってれば」と思うこともあるけど、それはそれ。常に全盛期のポルノグラフィティだもの。いつハマってもえぇんやで。
ここまで急激に行動パターンが変わると、冷めるのも一瞬なんじゃないかと自分でも不安になることがなくもない。実際、多趣味な私は掌返しみたいに急に飽きて見向きもしなくなることがある。
もともとライブに行かなくても全然平気なファンだったから、余計にそんな危機感があるのだけれど。
昭仁さんも言ってたけど「時間って有限」だから。何かに熱中すると、他のことをするのが時間的にも金銭的にも難しくなることもある。もちろん、全てに意味を見出す必要はありはしないけれども、今「好きだ」って思えることは素直に好きだと自覚して、ちゃんと大事にしていきたいと思っているわけですよ。こればっかりは、自分と向き合うしかないなって。
晴一先生も言ってた。未来の自分のために何を頑張るか、それは「楽しかった」と言えるようにすること(意訳)、って。
言い訳なんて後で良いんですよ。ポルノグラフィティが好きなんだから、大好きだ!って言って、ライブに通って、音を楽しめばいいじゃん。
いつでも前のめりなアタイ、夏生まれの獅子座の女。
まぁ、もし目を覚ましそうになったら、晴一先生に夢を見続けてもらうのと同じように、昭仁さんに物理でブン殴ってもらえば良いし(何一つ良くない)
これまでも「ポルノが解散するかも知れない」「不仲⁉」「あれ?活動休止?」って、ほんのりした恐さを経験しつつ、見て見ぬふりをして、まったくの杞憂に終わり、共に歩いて25年。
お二人も節目の年齢を迎え、ライフステージや心身の変化もあるでしょう。
変化していくことは必ずしも悪いことばかりじゃない。頭ではわかっちゃいるけど、年数を重ねれば、私含めファンたちは「いつまで活動してくださるんだろう」って「いつか来るだろう終わり」に意識を向ける刹那もあって。
それで漠然とした不安を覚えてしまうんだろうけど、今はただ、これまでと同じように自分のペースで応援して行けたらなと思っている。
でもまぁ、節目ってだけで お二人ともまだ50歳でしょ? 全然若い若い。これからよ、これから。
経験を重ねた今の年齢だからこそ表現できるものって、きっとあるからね。
きっと皆さん、言わないだけで不安の中を葛藤してるよね。
推しには心身ともに健やかでいて欲しい反面、これまでと変わらずにいつまでもそばに居て欲しいと願ってしまうものだと思うので。
そういう類のツイート(ポスト)を最近ちょくちょく見ることがあって、あー、みんな同じ気持ちなんだなーってなってます。
みんな本当、一生懸命、愛しているね。
個人的にはね、生涯現役でいて欲しいとは思ってるよ。輝いてる姿をいつまでも見ていたいので。どんな幕引きであっても、最期までファンでいたいな。
ちょっとしんみりしちゃった?
大丈夫、見ろよ。しっかりと道は続いてるから。
願わくば30周年も、40周年も、その先の景色も一緒に見れたら幸せだなぁ、と。それだけは、しっかり書いておく。
お二人は「熟年夫婦」「夫婦漫才」と言われるくらい絶妙な距離感なことに定評がありますよね。
信頼しあって、言わずとも通じ合える仲……互いに過ちを赦し合える仲なのが、ファンとして見ていて本当に嬉しいし、安心する。何があっても力を合わせて乗り越えてくれる、そんな気がします。
そんで、わしらラバッパーは全力で追い風になって背中を押すんだ。知ってる。
この国は終わらない。私とお前が、ここにいる限り。
今も昔も、これからもずっと、ポルノグラフィティが大好きです。
お二人が奏でるメロディ、次はどんな色だろう。
と言うことで、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
銀尾でした。