徒然雲 【絞り染めの世界】 《大阪日本民芸館》
本日は奈良を出て大阪遠征。
しかもなかなか遠いぞ。
先日入手した『絞り染めの世界』ー安藤宏子のまなざしー
という特別展をぜひ見たいと思い、
万博記念公園内の大阪日本民芸館へ行ってきました。
大阪、全く訪れたことありません。
一度ワクチンの職域接種でナントカというところへは行きましたが
その往復だけ。
今回の万博公園もだいぶ北側?になるのかな
アクセスを調べるとかなりややこしく、4回ぐらい乗り換える案内。
公園内に入っても15分ぐらい歩くとか。
ということで地図を見て、一番シンプルな「茨木駅」から歩くことに。
まっすぐ一本道、その名も「エキスポロード」
距離で3㌔ぐらいあったのかしら、でも全然歩ける距離でした。
ただ、暑い!
でもって、公園からがややこしかった。
歩行者用の案内がとにかくわかりにくく、ワタシにしては珍しく?!
窓口に一言申し上げました。「わかりにくい!」と
映像などではよく見たあれ。
ルートの関係上、後ろ姿しか見てません。
いや〜暑い暑い。
茹だりながらやっと目的地到着
千里万博公園の文化ゾーンにあります。
とてもいい建物!
東京駒場にある『日本民藝館』が大好きで、本当によく通いました。
『民藝』に関しては、また改めて綴ります。
その『日本民藝館』が万博の際に出展したパビリオンが元になっているとのことで、なるほど。
柳宗悦が提唱した民藝運動の西の拠点として、万博終了後に『大阪日本民芸館』として開館。
今回の特別展『絞り染めの世界』、大好きな藍とこれまた興味のある絞り染め。
年代物(江戸〜大正)の着物などがたくさん展示され、どれもとにかく鮮やか!
とても状態がよく、粋な柄がたくさん。
絞りの気の遠くなる手作業による、素朴だけど美しい柄が藍の濃淡あるブルーに映えます。
絞り染め作家の安藤宏子さんの作品は、とてもダイナミックでちょっとびっくり。
大胆な構図で、広い会場に見応えある作品達でした。
絞り染め、いいわ。
総絞りの涼しげな浴衣なんかが欲しくなるわ。
ミュージアムショップにも素敵な陶芸品やガラス工芸品などたくさん。
はるばる足を運んでよかった。
また次の企画展、チェックします。
そして外は。。。
灼熱。
それにしても大きな公園!
気候がよければ、ぐるっと歩いて回りたいところ。
もう少し近ければ。。。