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かたの機織り教室作品展 河内木綿の伝承 【大阪府交野市】

先日、大阪の八尾市で機織りをされている友人から
やはり大阪の交野市の機織り教室の作品展の案内をもらいました。

LINEできたポスターの写真がとても素敵でした!
ワタシの大好きな藍で染めた糸で織られた着物。
ぜひ見に行きたいと思い、先週見学してきました。

交野。。交野どころか大阪にまともに訪れたことがありませんでした。
西側の山の向こうが大阪になるのですが
車を持たないので、移動は電車。
調べると、早、楽、安ルートが新田辺でJRの京田辺に乗り換えるのでした。
つまり奈良→京都→大阪。
津田という駅で下車。
どれも初めての駅ばかりで新鮮(乗り鉄です笑)。

駅から15分ぐらい歩いたところにある、倉治図書館が会場でした。

八尾やこのエリアは河内木綿が有名な土地です。
河内木綿、気になっていたところ。
こちらの教室では、昔、交野地方で織られていた織機を復元し
綿の栽培、木綿糸作り、染色、織りと当時の技術を復活
そしてそれを伝承する活動をされています。
それが20周年という記念の展覧会になります。

展示会場には、反物から着物に仕上げられたものなど
色もデザインも様々の作品が見ることができました。

すぐポスターの着物が目に入りました(冒頭の写真の)
藍で染めた糸の濃淡がとても美しく、とても丁寧に織られたていて
一見カジュアルなチェック柄が、とてもエレガントに見えます。

木綿ならでは素朴だけど味のある織り、ワタシの大好きなテキスタイルたち!


格子と縦縞の粋な組み合わせ!



絣もすてき!


とても自由な作品制作スタイルを感じました。
いいなぁ。
こういう活動したいと思っていたところ!

しかし。。。ここは交野市民だけに限定の教室とのこと。
引っ越すか?
いやいや、奈良がワタシの活動場所。
でもこのような環境はなかなかないですわ。
いいなぁ。


来場記念にいただきました 栞


隣の歴史民俗記念館の二階が教室になっていまして
そこで綿の繰りや紡ぎの体験ができました。

素敵な織物たちに出会った満足感と
どうにかここに潜り込めないか。。。ふるさと納税じゃダメかな?!
とか、いろいろ考えながら会場を後にしました。


その帰り、来る途中に気になっていた
『機物神社』とやらに寄り道。


七夕伝説発祥の地 天棚機比売大神は織姫


なになに、まさしく機織りの神社ではありませんか!?
どうか、いい織物活動ができますように。。。



いただいたサポートは古道活動に使わせていただき、歩いた記録をお伝えしたいと思っております。よろしければよろしくお願いいたします。