あをによし 大和の山と ほーほけきょ 【談山神社】新緑の多武峰 奈良
5月末に梅雨入りした近畿地方、それから梅雨らしい日が続きます。
そんな梅雨入り前ギリギリに訪れたのが、談山神社。
昨年も同じ時期に訪れ、とても新緑が美しい神社でしたので
今年も再訪。
近鉄桜井駅から談山神社行きのバスで30分ぐらい。
終点のバス停から、少し歩くと談山神社に着きます。
バスを降りた途端に \ ほーほけきょ/ が山に響いていました。
談山神社
藤原鎌足が祭神
中大兄皇子と鎌足がここの本殿の裏山で極秘の談合を行い
それが後の『乙巳の変』につながる。
この後、多武峰が談峯・談ら山・談所が森とやばれるようになり
談山神社の由来になったとのこと。
鎌足没後、長子、定慧が鎌足の遺骨の一部を多武峰山頂に
改葬し、十三重塔と講堂を建立し妙楽寺と称し
701年、方三丈の神殿を建て。鎌足の御神像を安置した。
談山神社パンフレットより抜粋
裏山の途中に、中大兄皇子と鎌足が密談したという
一角があります。
樹々のサワサワ揺れる音しかしない、密談にはうってつけ?!
言い伝えとはいえ、なんだかドキドキするような
古への想像を掻き立てられるような場所でした。
本殿は外廊下から周りの山を見渡せ、緑緑黄緑緑。。でした。
ほとんどの映像を動画で撮影してしまったので
写真が少なく残念!
ここは紅葉で有名ですが、ワタシはこの新緑の季節が大好きです。
青々とした若葉たちは、とても清々しく勇気、元気が湧きます!
前回はここから、多武峰を下って明日香まで歩きました。
ちょうど石舞台古墳に出てくる、山道ありのまあまあハードですが
多武峰からは下るだけなので歩けるコースです。
秋に歩きに行こうかな。
今回はバスで桜井まで戻った楽々コース(笑)
電車とバスと歩きで移動なので、名所などが離れている奈良では
どうしても一日一箇所をじっくり見るスタイルになります。
今回は、ここ談山神社をゆっくりのんびり鳥のさえずりを聞きながら
人も少なく静かで、新緑を満喫できた奈良散歩でした。
いただいたサポートは古道活動に使わせていただき、歩いた記録をお伝えしたいと思っております。よろしければよろしくお願いいたします。