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夢の風景

僕の夢に現れる街。たいていは夜で、常に薄暗い。しかし、人はたくさんいて、静かな賑やかさがあるのだ。それは明るい幽霊が無言で歩いているといった雰囲気だ。

夢の街

街は森林に囲まれていて、その森林の上を鉄道が走っている。街中にも江ノ電のようなコンパクトな電車が走っていて、いくつかの駅もある。街には古くて大きな百貨店があり、その周囲には平屋建ての市場や商店街が連なっている。

昭和30年~40年代の懐かしい街並みである

街の中央には川が流れていて、それは街外れの湖に注がれている。湖までの途中の川沿いには古くて寂れた温泉街がある。

温泉街には狭っ苦しい階段があり、それが迷路のように上り下りして、食堂や模型店や駄菓子屋などが並んでいる。たまに穴蔵のようなところに思いがけない雑貨店を発見したりするのだ。

まぁ、そんな感じである。

こんなもんじゃないほどの階段が螺旋階段状や奇妙な階段群が穴蔵雑貨店への抜け道になっている。


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