中国からの黄砂が海を越えて飛来しています。
環境省が制作した黄砂に関する小冊子(Web上からPDFで閲覧、ダウンロード可能)があります。以下に部分転載します。
https://www.env.go.jp/chemi/%E5%B9%B3%E6%88%9030%E5%B9%B4%E5%BA%A6%E3%80%8C%E9%BB%84%E7%A0%82%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%81%A5%E5%BA%B7%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%8D%E5%B0%8F%E5%86%8A%E5%AD%90.pdf
↑ 上記URLからPDFがダウンロードできます。
呼吸器疾患に循環器疾患・・・?
黄砂と花粉がぶつかると花粉に亀裂が入り、そこに水分が加わると膨張して「花粉爆発」が発生します。すると粉砕された花粉粒の大きさが微細になります。通常の花粉の大きさは直径約30μmで、一般の不織布サージカルマスク等で充分に防ぐことができますが、花粉が“爆発”すると、文字通り花粉粒が破砕されるとともに、花粉中に含まれているアレルゲン物質も微細化して、鼻や喉を通り抜けて気管支や肺に到達してしまうのですね。
そこでN95マスクというのがあるんです。このマスクは製造業の作業時の防塵マスクとして用いられていましたが、その微粒子を通さないという性能から医療用として用いられています。新型コロナパンデミック時に医療従事者が装着していましたし、僕も遠方への外出時には数少ない手持ちの中からN95マスクをして出かけていました。2009年の新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)パンデミック時に大量購入して備蓄していたのです。しかし、2009年から10年経っていますから、効果は減衰していると思われます。N95マスクの使用期限は、5年だそうです。
現在、2009年からのN95マスクの備蓄が100枚ほどありますが、使用期限切れですね(T^T)でも、もったいないから装着しますけれどね(笑)。
ちなみにN95マスクを再利用しようとして、アルコール除菌すると、効果はかなり落ちてしまうそうです。
防塵マスクも黄砂には効果があると思われます。何にしてもマスクせずに済む社会に戻してもらいたいですね。
現在、票集めのための目眩ましに「花粉症対策」を打ち出している政府ですが、無視していいです。現政権に何を言われても無視するに限ります。
政府が「マスクをするな」と言えば「マスクをしろ」ということですから、彼らの言うことをいちいち聞いていては無駄な時間を費やすだけです。自分で考える力をつけることが重要ですよね。