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国枝史郎「神州纐纈城のイメージ」

国枝史郎の「神州纐纈城」は、伝奇文学の傑作です。
この伝奇小説を漫画化したのが漫画家の石川賢さん(甲府市のゴルフ場での宴会場で倒れ、急性心不全で死去、58歳没)でした。ちなみに神州纐纈城の舞台は甲府と富士山周辺なのです。

石川さんの漫画は、原作にはない、織田信長が船で陸上を攻め込んでくるという奇想天外さに驚いた記憶があります。

それはともかく、国枝史郎の小説は、読んでいて情景がイメージできるんです。僕も絵が描けたら描きたいのですが、技術的に無理なので、何とかならないかなぁなんて考えていたら、ああ、AIがあるじゃないか!って、またまたChatGPTに描いてもらったのです。

まず、本栖湖に浮かぶ纐纈城のイメージです。確か原作では湖水の中央部にあったと思いますが、僕は「湖水を自由に移動できる」という設定にしました。

纐纈城

続いて、纐纈城の城主をイメージしてもらいました。城主は病に冒されていて(当時は、これが問題となったのです)木綿布を巻いた姿としました。

纐纈城の城主

続いて、この城主が甲府の町に降りてきて、人々を襲うというイメージを描いてもらいました。

纐纈城主
纐纈城主

以上は僕のイメージ通りなので感心しました。不完全なGPT(DALL-E、Cosmic Dream)の絵でも、小説の挿絵であれば、それなりだなと思いました。

オマケは「纐纈城主と猪苗代城の妖怪・亀姫が見つめ合う」イメージです。

猪苗代城(会津)の妖怪・亀姫と纐纈城主

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