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東京万景「東中野DEN GALLERY」2024/7/19

https://www.randolphdenweb.com/

東中野 DEN GALLERY 南北展

東中野から徒歩5分のDEN GALLERY(デンギャラリー)で、旧友の南谷明雄さんと北京一さんの2人展が明日の7月22日まで行なわれている。金曜日に行ってきたのだ。旧友に会うのは実に40年以上ぶりだ。僕が働いていた池袋西武百貨店の画材売り場にアルバイトとして入ってきたのが彼だった。

はじめはとっつきにくく、へたをすれば何もしないのに食ってかかってくるほどの野良犬のような雰囲気もあったが、それから一緒に仕事をしているうちに実際はそれほどでもなく、人間的な優しい人間だというのがわかった。

そういえば、昨日、こんなことを言っていた。40年前から少しも変わらぬ生意気な表情で「人と話しててさ、俺の話を理解できない奴が多いんだよ。そういうときにはもう話すことをやめる。話していても時間も無駄だからさ。でも、理解できるとわかれば」一見(一聴)すると、“俺が一番”的で、イヤな奴に思えるが、決してそうではないのだ。

北京一さんの作品 面白いのは開いたところにプチプチを貼ってあるところ

僕の旧友・南谷明雄くんと一緒に作品を展示しているのは、北京一さん。ゼンジー北京に師事、漫才コンビ北京一・京二を結成、その後、ソウルファンクバンドのソー・バッド・レビューのヴォーカルとして活躍した人だ。

昨日(20日)は、金子マリさんとのライブがあったようだ。そのメンバーがいいね。ギターは四人囃子の森園勝敏さんなんだね。随分、ライブハウスに行ってないね。お金がないからね(笑)。

南谷明雄さんのライブアート
「抽象的な絵というのは始まりと終りがわからないんだけど」と言うと「始まりはどうでもいいんだけど、終りは天から“もう終りだ”ってお告げがあるのさ」と答える。「そうやって筆を柄って絵の具を塗りたくっていって、失敗したってことはないのかね?」と聞くと「失敗なんてあるはずがない、失敗したなんて思うのは、そりゃ絵を描くのをやめた方がいいよ」と本気で言うのだ。

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