Chat GPT4「DALL-Eに絵を描いてもらう」その1
「GPT4の画像作成機能DALL-E」
GPT4(月額20ドル 3000円)にアップしたので、GPT4で可能になった画像作成機能を使ってみます。
僕が個人的に切望していたAIに絵を描いてもらうという機能です。それがDALL-E(ダリー)という機能です。この名称は、サルバドール・ダリと映画『ウォーリー』の主人公ロボットの名前を組み合わせたものだそうです。
さて、早速ダリーに「女子高生を描いて」と依頼してみます。あ、僕ってロリコンっぽいのかもしれませんね・・・というか僕は女性全般的に好きです(笑)。
DALL-Eは、GPT上で実行します。下記のイラストが出てきました。「オリジナル作者は存在するのか?」と聞いたら・・・。
という答えが返ってきました。でも、どこかで見たことがあるな?というようなイラストですよね。
この女子高生を「不良っぽくしてください」と依頼したら・・・下のイラストが現れました。うーん・・・イメージが変わっちゃった。「最近、流行のCGイラスト風」のイラストになっちゃいましたね。
GPT4に、こちらの意図がうまく伝わらなかったようですね。イラストの下には以下のコメントがありました。
前のアニメ的な女子高生のイラストと違うので、再度「前のアニメっぽい女子高生のイラストを不良っぽくして下さい」と依頼すると、以下のイラストが現れました。
今度は良い雰囲気ですね。
僕のように絵を描く基本となる「デッサンができていない者」には、上記のような絵は描けませんから自分が描いた絵とは絶対に言えませんが、「自分が撮影した写真」から絵を描いてもらえば、“自分が描いた絵”に近くなるのです。
「写真をイラスト化してみる」
そこで、「僕が撮影した写真をイラスト化して下さい」とGPTに依頼すると、以下のイラストが現れました。
いいですね。小学生が女子中学生?高校生?になりましたが、地面からアオッた構図も理想的です。元の写真がモノクロですからモノクロになりました。「これをカラー化して下さい」と依頼すると、
元の写真がモノクロであればカラーにはできないようです。当たり前ですが、GPT4でも「与えられた情報でしか処理できない」のですね。
別途、同じ情報でカラーイラスト2点を以下に作ってもらいました。
注意点がひとつあります。「はっきりと顔が映っている人物写真」は、セキュリティが効いてイラスト化してくれません。
自分が撮影した家族の写真でもダメなようです。では、顔が映っていない写真はどうでしょう?
DALL-Eに写真のイラスト化を依頼すると、杖をついた僕は“お婆さん”になっています(笑)。構図も普通になり、ちょいとどうかなぁ~と思います。AIでも疲れるのかな?
もうひとつ、僕が撮影した写真(6分の1サイズのアメリカ軍用バイクに乗った同サイズのフィギュア)をイラスト化してもらいました。注意してもらいたいのはフィギュアが置かれているのは机の上で、周囲は筆記具などが散らかっているところです。
これです。筆記具などが散らかった机の上に載せたフィギュアが『イラストレーターの机の上で描かれているイラスト』になっています。
これは驚きました。僕が知らない画材も机上にあります。GPTの情報量は凄いですね。
続けて、僕が撮影した風景写真をイラスト化してもらいます。
いいけど、この2点はちょっと僕のイメージと違いますね。しかし、雰囲気は良いので、写真よりいいじゃんと思う人もいるんでしょうね。
ここで「ん?」と疑問。少女のモノクロ写真はカラー化できなかったのに風景のモノクロ写真は頼んでもいないのにカラー化しています。変ですね。
漢字は出鱈目なのに、自国のコーラ製品に関しては正確に描いていますね。漢字も正確に描いてもらいたいですよね。
次に東京駅を描いてもらいます。
だいぶ違いますね。色感も何だかね。構図は俯瞰の方が良いという判断だったのでしょうね。
僕はデッサン力がないので、代わりにDALL-Eに「僕の撮影した写真を元に漫画を描いてもらいたい」と思っているのですが、うまくいきますかね?
つづく