大好きな映画に1975年に公開された(日本では1986年です)「ピクニックatハンギング・ロック」(ピーター・ウィアー監督)というのがあります。美しい女子学生たちが巨石が集まった“古墳”のような不思議な場所で行方不明になるというお話です。ちなみに原作は「ピクニック(アット)ハンギングロック」なのに映画やテレビドラマ(ドラマ版もあるんですよ)は「ピクニック(at)ハンギングロック」のatアットなのかわかりません。
映画は女子学生たちを美しく幻想的に描いていて(その点が好きだったりします)、時間がゆっくりと流れていく不思議な感じなんです。
原作者のジョーン・リンジーは、これが実際に起きた事件をもとに書いたと言っていたようですが、同様事件に関する記録は何もないようです。それにしても、このお話は奇妙で美しく恐ろしいのです。
原作のお話はこうです。
映画版は少し違います。
ピクニックでの失踪事件のあとのお話が怖いんですね。
昔、DVD持っていたんですが、売っちゃったんですよ。残念。そのうちに配信サイトで配信されるのを期待しながら待ちます。
ハンギングロックというのは実際にオーストラリアにあって、オーストラリア先住民のアポリジニによる遺構のようです。
それは日本にもたくさんありますよね。天皇、豪族の墓地である古墳とかね。日本人は遺構なんて大事にしませんから古墳を住宅地にしたり罰当たりな行為を平気で行なっていますね。
この間、テレビで豪族の古墳(お墓ですよ)に平気で入って映像撮ったりしているのを観て、「こりゃダメだ」ってガッカリしちゃいましたよ。それに防空壕なんかもそうですよ。日本人は罰当たりばっかりですよ・・・。だからいつまでも天災地変に祟られるんですよね。なんてね。
僕も、こういう話を作ってみたいと思い、AI生成しているんですが、AIって集団になると生成された絵の顔が崩れて怖くなるんです。