見出し画像

夢日記「年下の上司」2022/5/19

薄暗く古めかしい駅から電車に乗る。
電車は琴平線を走る3000形300号のような古い電車だ。
電車のドアが開くが乗る人は少ない。
後続の電車に乗るのだろうか?
僕は行く先不明なその電車に乗ってしまう。
どうせ狭い街の電車だから間違ってもすぐに修正できるさと思う。
電車の中を見渡すと席が少なく、その椅子は昔の固くて疲れる木の椅子だ。
そこに上司が座っている。
彼は僕より年下で、当初は頼りにしていたが、退社する際に意地が悪くなった。
当時から出版業界は不況であり、僕が思うように数字上げられなかったからだ。
上司はたくさんのカバンを膝の上にのせている。
似つかわしくない子ども用の柄のものだ。
子ども用のコートを持っている。
上司は僕の顔を見て笑った。
驚いたことに意地の悪い顔をしていなかった。
「アッチが空いたから座ろう」と言うので、彼の指さす方を見たら席が空きそうだ。
急いで座ろうと思うが、そこに座っていたふたりがノロノロしていて、その席を別なふたりが狙って近くに立っている。
強制的に座ろうとすると、突然隔壁ドアが現れて上司が持っていた子ども用のコートがドアに挟まってしまう。
慌ててドアをゆっくりと開いてコートを回収しようとする。
コートはドアの油で汚れてしまう。

目が覚めた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?