災害の多様性「日本航空516便」
昨日(2024年1月1日)、「令和6年能登半島地震」によって大きな被害が発生したと思ったら、本日(2023年1月2日)は、日航機と海保飛行機が衝突して大炎上しています。テレビニュースの燃え上がる日航機の映像を観ながら、「今年はどうなっているのだろう?これだけでは済まないだろうな・・・」と背筋が寒くなりました。だって、正月ですよ、元旦ですよ。それに今日はめでたい僕の誕生日なんですよ(T^T)ったく・・・。
2日の午後5時55分頃、羽田空港C滑走路で、航空機が炎上したと東京消防庁に通報があった。同庁などによると、滑走路上で日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突しました。
航空機は新千歳(北海道)発羽田行き日本航空516便で、午後4時29分頃に出発し、同5時46分に羽田に到着する予定でした。日本航空関係者によると、乗員12人、乗客367人の計379人は全員脱出(午後6時41分時点での報道)し、少なくとも17人が負傷しました(午後10時15分現在までの報道)。
日本の航空機事故というと、松本清張さんが書いた「風の息」の「日航機301便もくせい号」(1952年。3乗員乗客7人全員が死亡)が有名ですね。これはGHQの何者かが同機に搭乗していた女性のダイヤモンドを狙った・・・という説がある事故でした。それ以降も、1958年に起きた「全日空機 下田沖墜落事故(33名死亡)」、「日航機 ばんだい号 横津岳事故(68名死亡)」(1971年)、「日航機 JA8012 ニューデリー事故(86名が死亡)」(1972年)、「日航機 JA8040 モスクワ事故(62名死亡)」(1972年)と、事故は続きます。
今回同様の事故も起きています。Wikipedia「全日空の航空事故およびインシデント」を参照しました。
1960年3月16日、全日空25便ダグラスDC-3型機 (JA5018) が小牧空港へ着陸した直後の滑走中、同じ滑走路上で離陸滑走を始めていた航空自衛隊第3航空団所属のF-86D戦闘機と衝突、両機ともに大破・全損しました。全日空機の乗員1名、乗客2名が死亡。原因は全日空機が滑走路を走行中なのにもかかわらず、管制官が自衛隊機に離陸許可を与えたためでした。
今回は何が要因なのでしょう?
今では航空機が市民の足となるほどに安全な乗りものと化しましたが(ちなみに僕は旅客機恐怖症で、人生で国内1回、海外1回しか乗ったことがありません)それに伴って航空機の安全度は向上したようですが・・・。
昭和57年(1982)の「日航機350便墜落事故(意図的な逆噴射事件)」(乗員乗客174人中24人が死亡し149人が負傷)、昭和60年(1985)の「日航機123便墜落事故」(乗客乗員524名のうち死亡者数は520名、生存者は4名で、単独機の航空事故の死亡者数として過去最多で、世界最悪の事故でした)までは、さほど大きな事故が起きていませんでした。
最後にChatGPTに聞いてみました。
質問:飛行機事故は何故起きるのでしょう?
ChatGPTの回答
飛行機事故が起きる原因は様々ですが、主な理由は以下の通りです:
パイロットエラー: 人間の過誤は飛行機事故の最も一般的な原因の一つです。これには、不適切な判断、操作ミス、疲労や訓練不足などが含まれます。
機械的故障: 航空機のシステムや部品の故障も事故の原因となります。エンジンの不具合、電気系統の故障、構造上の問題などがこれに該当します。
気象条件: 悪天候は飛行中のリスクを高める重要な要因です。濃霧、強風、雷雨、積乱雲などが飛行の安全を脅かします。
空港のインフラストラクチャ: 空港の滑走路や航空管制システムの不備も事故の原因になることがあります。
鳥の衝突: 飛行中の航空機が鳥と衝突することも事故の原因となり得ます。
テロ行為や破壊活動: 過激なテロ行為や破壊活動も、まれにですが、航空事故の原因となることがあります。
その他の要因: これには、整備不良、通信の不具合、空中衝突などが含まれます。
航空産業ではこれらのリスクを最小限に抑えるために厳格な安全基準が設けられています。航空機は非常に高い安全基準で運用されており、他の交通手段と比較しても事故率は低いです。しかし、あらゆるリスクを完全に排除することは困難であり、事故が発生する可能性は常に存在します。
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