見出し画像

東京万景 新宿再会

妹は昨年12月25日に無事リハビリを終えて退院。一方、かみさんは、乳がん術中のリンパ節および全摘乳房からのがん細胞検査の結果、転移なしとの判定。昨年末の突然の生命の危険騒動から一転して好転しているように見えます。

しかし、油断してはいけません。この世は世界的に見れば不幸の連続です。いたるところで戦争や虐殺が行なわれている現状を見りゃわかりますよね。一般市民はそんな不幸に巻き込まれるんです。それだけじゃない、戦争や虐殺だけじゃない、よからぬ輩によって突然の不幸に見舞われたり、温和に争い事なく普通に生きていても、身体の調子が変だからつって病院に行くと突然「余命」を告げられて、末期の病に恐怖したりするんです。それに日本人より外人の方が多くなってしまった気がしてしまう我が国では、毎年のようにコロナだインフルだ新しい感染症だってうるさく報じるメディアの真贋は置いておいて、まあまあの数の感染症が流行しちゃうんですね。

と書き始めて放置しているうちに数日が経ちました。昨日は寝ぼけてベッドから後ろ向きに落っこちて頭部を強打しました。妹のこと(くも膜下出血に脳梗塞)を思い出して恐怖しましたが、結局、何てことはないようです。

1月21日には、妹の脳外科検診に同行しました。その検診の前に妹とかみさんのために願掛けした成子天神社様に、妹とかみさんを連れてお礼に伺ったのです。ちなみに妹は千円札1枚をお礼として賽銭箱に投入していました。僕とかみさんは百円ずつです(笑)。

それから医大病院の駐車場棟にあるコ●ダ珈琲で、妹に卵サンドとカツパンを驕ってもらってから病院に向いました。

入院と外来は同じ棟にあるのですが、外来階は低層階にあります。今回初めて入ってみると、昔、かみさんの子宮癌検診に通った有明の癌研病院のような感じです。もの凄い広いというか広大で、大型清浄器があるのか空気も違います。

検診では「妹が会社に復帰できるか? 復帰が可能であれば、テレワークの時間を増やしてもらいたいなど・・・それを診断してもらいたい」という希望を担当医師にお伺いをたてるのです。さらにそれを診断書として書いてもらうのですね。ところがこの担当医師というのが僕に「妹は死んじゃう洗脳」をかけた意地悪な医師ですから少し難しいのです。案の定、妹がこいつに診断をお願いしたら「あなたの会社の産業医と相談して」という回答。

本当にイヤな奴です(笑)。若くて自惚れているんでしょうが、今回は妹の命を救ってくれた恩人ですから我慢しておきました。いずれにしても妹は定年退職後に嘱託として働いているのです。今回の件で彼女がそれなりの高齢者で、表現は良くありませんが、いつ死んでもおかしくない位置に存在しているということが判明したでしょうからね。妹が言うには「アタシは今年で解雇だよ」なんて言っています。

僕としては会社に行ってくれていた方が今回のように発見が早くなりますから生命の危機を脱することができるのですよね。何かあればね・・・。

ま、兄としての僕は、たった一人きりの肉親としての妹の様子を見守るしかないのです。

*最近はnoteを書く気にならなくてボーッとして過ごしていました。上記の短文も1月の初めに書きだしたのですが、何だか集中できなくなっています。結局、アップしたのは今日になってしまいました。


いいなと思ったら応援しよう!