モーニングショーを観ていたら「令和6年能登半島地震」の住宅被害について数字が出ていました。「確認できているだけで合計183棟」(3日午後3時時点の数字)ということでした。
金沢市:全壊4棟
七尾市:全壊102棟
羽咋市:全壊15棟
志賀町:全壊8棟
半壊15棟
ただし、震源地周辺の輪島市、珠洲市、能登町では倒壊家屋が多数で全容把握できていないということでした。
珠洲市長によれば、「住宅の全壊は1000棟ほど出ているのではないか?という感触がある」(2日の朝日新聞)同市では「対応できていない救助要請が72件ある」(3日時点)という現状です。
東日本大震災と異なる今回の津波に関しては、逆断層タイプの地震であったことから「津波が発生しやすい」条件でした。日本海がロシア側と朝鮮半島によって「閉ざされた海域」になっているので津波が大陸にぶつかって跳ね返り、日本列島に何度も押し寄せるという構造が生まれたということです。日本海沿岸は浅い海域が多く、「波は浅い場所を進む性質」があり、日本海沿岸に沿って伝播していったということでした。
お風呂に水を張って波を作るとバスタブに波がぶつかって、なかなか波が止まらないのと同じです。
映画「日本沈没」(1973年版)でも、日本海側で巨大な津波が発生した場面が描かれていましたね。
それにしても、災害時に動かなければならないのは政府と石川県と近隣自治体ですが、何をしているのでしょうか? ニュース映像を観ると、自衛隊も警察も動いていないように見えます(動いているのなら申し訳ない)。ああ、被災地までの交通路が遮断されているかもしれないという報道を聞きました。
被災後の防犯体制も十分ではないようで、そのせいか被災地のコソ泥やブルーシートなどの必要器具を高額で販売する反社会的業者もいるようです。
信頼できぬ政治屋と金に執着する経済界の人間たちに権力を握らせていては、未来の日本は終りです。
最後にChatGPTによる令和6年能登半島地震の発生分析を挙げておきます。